ようこそ。
このブログは心臓サルコイドーシス（心機能1/2)と診断された私の日記です。
ＮＨＫクローズアップ現代
食品の値上げと 低栄養の内容だった。
偶然 視聴したテレビ番組。
内容にざらざらきてたので、この記事を書きかけていた。ツイッターなどでの反響も大きかったようだ。
ツイッターの中身をツラツラ見てみたけれど、
あまり 同感できる内容がなくて、
ちょっとがっかりした。
NHKを叩きたい人は 話題を逸らさないで欲しいし、
結論が違う！内容のまとめが！ と言う人は
NHKの番組作成者は 為政者じゃないので、
税金下げます、とか お金をばらまきます、とか
言えるわけがない＝解決する道筋を示すのが番組の目的ではないと言いたいな。
この番組で 私なりに気づきが多かったので、今日も書いてみた。
サ症（サルコイドーシス）発覚前の生活
私は５６歳まで 正社員で仕事してました。
倒れるまで普通に仕事をしていました。
５６歳で転職しましたが、
そんな年齢で転職した理由は、職場でのパワハラが辛かったからです。
身体に変調をきたすほど、実はこたえていました。
それ以外にいろいろと 私生活の変化も重なった事もあります。
今、私の病は 心臓サルコイドーシス疑いですが、
ずっと過去から体の変調はあったものの、
それまでは致命的に酷くはならず、
ある日 心臓発作（不整脈→頻脈→失神）で倒れるまで
病気に気づくこともなく、
なんとか生きていたのです。
なんか 人より発熱が多いな、とか、
他人より下痢が多いな、
他人より 風邪を引きやすいな、
自分は神経質だな、
ちょっと 体が弱いかも。
そんな風に思ってました。
そんな中で
５２歳 次女が学生になって、私は一人暮らしになり、
５５歳 一向に止まらない職場のパワハラ（むしろ加速）
５６歳 実の母の看病と葬儀。
５６歳 転職したが新職場は激務。
もっと早く転職すればよかったかもしれないけれど、
「辛抱が足りない」と思われると、我慢しました。
（どこにでも反りが合わない人はいるものです）
（社長も職場の全員もパワハラを知ってるのに）
さらに、学生次女の仕送りがあるので、
私は無職になるわけにはいかなかった。
何より 母の件で施設から連絡あれば飛んでいかねばならないし、そこだけは何とか 急な休みに対応してくれる職場だったことが 長く居座った理由です。
母が亡くなり、その職場にいる理由も無くなりました。
おざなりの食事
一人暮らしになって、
自分のご飯の準備が億劫になった。
食べなくてもいいや、と思ったり、
スナックのようなもので食事にしたり。
塩分やカフェインのとり過ぎはもう、酷かった。
週末に 娘のアパートに遠出するのが楽しみだった。
往復に４～５時間かかり、
行った先で ショッピングや冷蔵庫をパンパンにして、夕飯を作って帰る。
もちろん 自宅に帰ってくるともうくたくたでした。
自分のご飯は、
車の中で おむすび頬張って、
水だけ飲んでも 平気だった。
交通費と買い物で 一回につき数万円かかるから、
その分は 自分の食費を減らした。
ダイエットになって いいかも！なんて思ってたくらい。
思えば これらの繰り返しが、
体調悪化のスパイラルでした。
動いているうちは 異様なテンションの高さでした。
「私が頑張れば 家族が笑顔になる」
と信じていた私。
私は私の体を大切にしていませんでした。
頑張れば、何とか体はついてくる、と疲れた体のサインを無視しました。
生活を丁寧にしていませんでした。
これは、そんな生活の末、体を壊した人間からの反省の弁です。
おかあさんは 差し出す
クロ現に出ていた低栄養のおかあさんの気持ちは、すごくよくわかります。
なんなら、私は今もそういう生活してます。
子供が育ち盛りでなくても同じです。
レシピで見るお料理は
最近は大抵２人分の量。
スーパーの肉、魚、調味料なども
２人分にちょうど良い量で売られている事が多いものです。
１パック300ｇの肉
１枚の鶏むね肉
６個の卵
二人分の肉をカゴに入れながら、
うちは３人だから・・・ と
倍量の食材を買うか？
でもそうすれば １人分多くて余すし、
２パック買ったら もう１０００円です。
そこで１パックだけ買う。
当然 一人分足りません・・・・
そこで、おかあさん（おばあちゃん）が我慢するのです。
作る人は我慢する人にもなってる。
足らぬ足らぬは工夫が足らぬ
献立は 工夫次第で安くなる。
これしか対策は無いの？
とも 思いますが、
今あるもので 今日も明日も生きていかねばなりません。
こんな日本に誰がした？とか、
為政者の無能が！
などという考えも暇もなく、
毎日の食事の準備に追われます。
あと１時間で 昼ごはんの準備です。
すぐ、次のご飯がくる。
少しでも いっぱい美味しいものを食べさせたい！
現在、働かずに生活している私は
「わたしさえ 頑張れば！」という考えは無くなりましたが、工夫が無いから足らぬのでは？という別の脅迫感があります。
大切な事は、
どの人も同じように食べ、
健康であることが
生活の基盤なのです。
日々の食事を侮らず
健康を過信してはいけない！
今 がんばっているお母さんたちへ。
自分自身も 「健康」でいることに
もっと、もっと
注意を払って欲しい。
体は大丈夫だと、過信しないで。
生活費がぎりぎりで 頑張ってる方たちへ
好き嫌いで食べるのではなく、
値段で安いから！という理由でもなく、
簡単に満腹出来れば、とりあえずokでもなく、
栄養学の知識も持って、
もっと真剣に食事と向き合って！
私は クロ現の伝えたい事は
これだったんじゃないか！と思うのです。
今夜のクローズアップ現代は、
私の無能ゆえの「不足」じゃない、
みんな世の中苦労しているよ！
と 教えてくれた番組でした。
今日も明日も 私の生活は変わりませんが、
みんな、頑張ろう！って 思えました。
「人生って難しい」
長女の身辺に変化がありました。
あまり ぼやかない長女が
ぽつんと 一言。
「人生って難しい」
一緒に私も不安になっていましたが、
なぜか そのときの私は
「大丈夫！ なるようになる！
あなたは きっと大丈夫！」
と確信しました。
そう伝えました。
生活の心配が無い方には、
今回の記事は大げさな内容だったかもしれません。
みなが同じように暮らせたらいいのに。
今日はここまで。
※ 書き直しの多い私です。
読むたびに 内容が変わっていたら悪しからず。