「DRUM TAO 百花繚乱 日本ドラム絵巻」(5/29) | MY LIFE AS A PIG

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大分朝読書コミュニティBunDoku主宰/NPO法人NICE GWCコーディネーター/財務経営アドバイザー

TAOの公演に行ってきましたー。

「DRUM TAO 百花繚乱 日本ドラム絵巻」(@iichikoグランシアタ)

大分生活3年目にして、初TAO。
今のフルタイムの仕事がない身としては、ちょっとチケット代もお高くはあったのですが、やっぱり行って良かったです。

「TAOは太鼓を演奏する団体ではなく、太鼓を使ったアートパフォーマンス集団である。」

との言葉通り、演奏でもミュージカルでもない、ライブのアートパフォーマンス。
大分からの、「世界で通用するエンターテイメント」。

今回はけっこう急に「観に行こう!」と思い立って行ったのですが、それは今後を冷静に考えたとき、自分が大分に居れるのってきっとあと2年なんだなと気付いて。そして来年はさすがに忙しいだろうと思うと、こうして大分(あるいは九州)のあれこれを観たり聞いたり吸収したりできるのって、きっと今しかないんです。
だから大分にいるうちに大分のものを、というのが今回急遽TAOを観ようと思った一番の動機ではあったのですが、TAOは、「大分の~」以上の何かを感じる舞台でした。
今回は宮本亜門(ミュージカル界トップの演出家)とコシノジュンコ(世界のファッションデザイナー)とのコラボという超豪華舞台でもあったのですが、それを差し置いても十分行く価値のある公演でした。

やっぱり、日常の節々にこうして音楽や芸術や感動があるというのは良いものです。
今の生活スタイルでは、どうしても頭でっかちになりがちだもの。

札幌に住んでた頃は、札響の定期演奏会やPMFに行ったり、ジャズフェスや映画フェスもあったりして、
鹿児島で働いてたのはごく短期間だったけど、それでもコンサートに行く機会もあって、
福岡で働いてたときは、ちょっとだけだけどミュージカルにはまって博多座に出入りしたりして…。
大分に来て2年が過ぎて、ようやく「本」と「映画」に関しては潤いが出てきているので、あともう一歩、今の日常から踏み出せたらいいなと思います。

ミュージカルもまた観に行きたいし、今度東京に行ったら宝塚とか歌舞伎とかも観に行きたい。
来年のアルゲリッチはちゃんと事前にチケット確保しておこう。
それ以外にも、多少お金はかかるけど、行けるときに行けるだけ行っておきたい。

TAOを観て、今ふつふつとそんな気持ちが湧いています。