こんにちは!
初めましての方はこちら
心と体の仕組みを理解すれば
親子関係はもっと楽になる
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最近よく聞かれるのが
HPVワクチンの話
HPV(ヒトパピローマウイルス)は
女性の子宮頚癌や、男性の中咽頭癌などの原因になります。
その感染を予防するワクチン
世界の多くの国では、
対象者の8割接種が当たり前。
若いお母さんの命を奪うがんであるため、日本でも
産婦人科医や小児科医を中心に推奨されはじめています。
妊娠がわかったと同時に子宮頚癌の宣告、
天国から地獄です。
その生まれた子が主人公の
漫画『コウノドリ』
10/7までの1週間の限定公開
40話と41話の
219ページが無料!!
賛成派も反対派も、いろんな立場の人がいます。
でもウイルスが原因で、撲滅できるがんは他にはない。
副作用を大きく報道したメディアが、
正しい情報を出さないのがいちばんの問題。
ここに詳しい情報があります。
簡単に抜粋します。
HPVワクチンは何のため?
HPVワクチンはHPV感染を予防するものです。
子宮頸部がんのリスクを下げます。
性交渉する前、17歳以下で接種した方が
効果が高いと言われています。
HPVワクチンいつするの?
無料で打てるのは『小6~高1の女の子』
3回打ちます。無料期間を過ぎても、(自費約5万円)でできます。
- 2価ワクチンは、初回接種から1ヶ月後、6ヶ月後の3回
- 4価・9価ワクチンは、初回接種から2ヶ月後、6ヶ月後の3回
HPVワクチンを無料で接種し終わるためには、
全3回の接種を、高校1年生の3月までに打ちおわる必要があります。
HPVワクチンは3種類
2価(サーバリックス)で予防できるのは、子宮頸がんの原因として最もハイリスクのHPV 16, 18型で、子宮頸がんの約6~7割を予防できます。
4価(ガーダシル)は、HPV 16, 18型と、尖圭コンジローマの原因となるHPV 6, 11型の感染を予防できます。
9価は、4価に加えて、子宮頸がんの原因となりうるHPV型をさらに5種類予防できるため、子宮頸がんの約9割を予防できるといわれています。
2価と4価は、定期予防接種でうつことができ、
定期予防接種であればほとんどの自治体で無料で接種できます。
自費で接種する場合も、2価と4価は同じ価格で、3回合計で約5~6万円です。
9価は2020年7月に承認されたばかりでまだ価格は決まっておらず、定期予防接種で打てるようになるかどうかもまだわかりません。
HPVワクチンは副作用が怖いんでしょ?
HPVワクチン接種後に、接種部位以外の体の痛み(筋肉痛や関節痛)や脱力、しびれなどの症状が出たとの例が報告されています。
これまでの研究で、これらはワクチンとの因果関係がないことが分かっています。
その症状に悩む方に対応できる、協力医療機関が全国に設置されています。
自費で接種した、20代の女性たちに聞いてみました。
「ものすごく痛かった」
「知らずに注射したら、3回は耐えられないかもしれない」
「ちゃんと必要なものだと覚悟して、受けて欲しい」
「でも、必要なものだと思ったから受けた」
自分で納得して、受けた方が良さそうですね
やっぱり性教育が必要
うちの子にはいつ説明しようかしら
予防効果は高いけど、
子宮頚癌検診も必要だよ
20歳以降は、2年ごとの検診が推奨されます。
性行為未経験の方はHPVの感染リスクは低いので
婦人科診察がショックになることもあり、
私は必要ないと思う。
自分で選びましょうね。
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