ゴールデンウイークも残すところ2日となり、レジャーや帰省からUターンされる方も多いかと思います。渋滞や混雑は大変でしょうが、くれぐれもお気をつけて。
本日5月5日は「こどもの日」の祝日ですが、風物詩や歳時記で言い表してみましょう。
まず風物詩では、5月5日は端午の節句。「男の子のすこやかな成長を願う日」から転じて、祝日法では「こどもの人格を重んじ、こどもの幸福をはかるとともに、母に感謝する」日として、こどもの日の祝日となりました。
そもそも、節句というのは年に5つあるのをご存じでしょうか? 月と日が奇数同士で重なる日のことで、3月3日の上巳、7月7日の七夕、9月9日の重陽と、1月のみ1月7日の七草が充てられます。
端午の節句を代表する風物詩と言えば「しょうぶ湯」でしょう。菖蒲には薬効があるそうで、古くから薬湯として親しまれてきたようです。ちなみに菖蒲が「勝負」につながるから、というのは関係なさそうですね。
もうひとつ、今年は5月5日が二十四節気のひとつ「立夏」にあたりました。
暦の上では夏の始まりとされる日ですが、年によっては「こんなに肌寒いのに、夏か?」と思うようなこともあります。ただ、今年の場合は暦どおりの日になりそうですね
二十四節気は、今でこそあまり意識しなくなりましたが、新聞記者の頃は「季節ネタ」を探したものです。立夏だったら、この時期に諏訪地方で見ごろとなるフジやツツジなんかが題材になるでしょう。
地球温暖化の影響かは分かりませんが、だんだんと季節感がズレたり、暑さや寒さが極端になったりしています。だからこそ、季節の風物詩や歳時記は大切にしていきたいなと思いますね
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