全日本大学駅伝も駒沢大が圧勝、3冠へ王手 | ライター&挑戦者マイケルオズの気まぐれトーク

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全日本大学駅伝が行われ、駒澤大学が1区からトップに立ち、2区の後半以降は独走態勢を築いての完全優勝を果たしました。全日本は4連覇となり、2年連続3冠に王手をかけたのです。

 

それにしても、他校に比べて圧倒的な層の暑さがモノを言いましたね照れ

結果論から言えば、1区が全てだったのではないでしょうか。駒澤大学はトップと秒差でもいいという有利な状況のなかで、1区の赤津選手が競り合ってトップでタスキをつなぎました。これが大きかったです。

 

2区は全日本クラスの実力を持つ佐藤選手だったので、多少の出遅れでも挽回できたはずです。それが、スタートからトップを走ることができ、粘る早稲田の選手を振り切ってからは一気に差を広げる快走を見せました。

 

3区以降は、篠原選手、赤星選手、伊藤選手、安原選手とつないでいきます。そして、たすきをつなぐごとに2位との差をどんどんと広げていき、エース区間を前に圧倒的な大差をつけてしまいました。

 

駒沢大は仮に先行されていたとしても、7区にはキャプテンでエースの鈴木選手、8区にはロードと上りに強い山川選手が控えていました。その二人が勝負を意識せず、自分の力をしっかり出し切って走れたわけです。

 

2位争いはデッドヒートのなかで、青山学院大が2位に入り、3位には國學院大、4位は中央大となりました。いずれも駒澤を脅かすのではと言われた学校で、さすがに地力は見せましたが、駒澤には完敗でした。

 

そして、5位の城西大、6位の創価大は、出雲駅伝でトップ3に入った力を改めて見せつけ、7位には箱根駅伝予選会でトップだった大東文化大が入りました。3校とも箱根駅伝では台風の目になるかもしれません。

 

8位に入った東京国際大は、予選会の通過を果たせず、全日本がシーズン最後の大学駅伝となってしまったわけですが、意地を見せつけたといったところでしょう。来シーズンへの弾みになればと思います。

 

東海大はエースの石原選手抜きで9位だったのは健闘と言えるでしょう。早稲田大は長い距離に不安を残す10位。東京農大は、前半は上位でレースを進めており、とくに1年生の前田選手の活躍が目立ちました。

 

関東以外の大学は、残念ながらすべて繰り上げスタートになってしまう展開となり、力の差を改めて見せつけられた形です。来年以降、まずは「母校のたすきをつなぎきる」ことを目標にして頑張ってほしいです。

 

さあ、これで残すところ箱根駅伝だけとなりました。注目度がケタ違いなうえ、距離も1人20キロ以上、山登りと山下りという特殊区間も待ち受けています。今のところ、駒沢大の優位は動かないだろうと見ています。

 

それでも何が起こるか分からないのも駅伝の醍醐味。今からお正月がたのしみですねラブ

 

 

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