インターネットを眺めていると、ジャニーズ会見についてのニュース、それも本筋とは全く関係のない「指名NGリスト」にまつわる話が相変わらず飛び交っています。いささか食傷気味ではありますが・・・
ヤフーニュースを読むと、どうしてもコメント欄にも目がいってしまいます。以前ほど誹謗中傷じみたコメントこそなくなりましたが、持論を展開される方がほとんどなので、コメントの意見に惑わされないよう注意しなければなりません。
もちろん、コメントの中には「自分も似たような意見だな」と感じるものもあります。だからといって、ヤフコメのような場にコメントを残そうという気はありません。せいぜい、Twitterにニュースを引用してつぶやきを書くくらいにしています
ジャニーズにまつわる話はこのへんでやめておき、もう一つの気になるニュースを。
秋場所後に退職届を出したと報道された大相撲三役格行司の木村玉治郎さんのことです。このニュースはその後、続報が出てきません。もっとも、スポーツ紙はジャニーズ会見の話題でそれどころではなのでしょうけど
仮にも行司序列第2位の三役格行司の退職届提出ですし、定年もそう遠くない方なので、協会として何らかのコメントがあってしかるべきと思っていましたが、この件に関しては沈黙したままです。
ならば、協会が慰留のために動いているのかと思って、改めて協会ホームページの協会員(行司)紹介を見てみたら・・・すでに木村玉治郎さんの名前は削除されていました
にもかかわらず、協会からのお知らせには「玉治郎さんの退職」について何も触れていません。
これはあまりと言えばあまりの仕打ちでしょう。幕下格以下の行司ならともかく、大相撲のために50年近くも貢献してきた人なのに、退職の事実すら伏せて、しらっと名簿から削除しているとは・・・
これでは、玉治郎さんと協会との間にわだかまりがあるためと勘繰られてしまいます。もっとも、41代式守伊之助が庄之助に昇格するのに、自分は立行司昇格を見送られたという不満があった、というのは衆目の一致するところでしょうが。
正式発表するまでは名簿に残すか、名簿から削除するならその旨を発表するか・・・日本相撲協会が公益財団法人であるならば、組織として当然、どちらかの対応を取るべきだと私は思います。
ちなみに、協会の内勤職員に対する懲戒処分も同時期に行われたとの報道がありましたが、これについても協会のホームページで発表されていません。いかがなものなのでしょうかねえ
木村玉治郎さん退職についての以前のブログ記事もよかったらご覧ください