名酒場発見! 東京大塚「江戸一」 | ライター&挑戦者マイケルオズの気まぐれトーク

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フリーランスライターの私マイケルオズが、ウオーキング、健康、生活設計、仕事、ひとり旅、飲み歩き、大相撲のほか、世間話や時事、雑感などざっくばらんに語っています

まずはホームページ「ひとり旅で一人酒」より転載です。

 

 池袋から山手線で1駅の大塚。下町っぽさと庶民的な雰囲気が漂うまちで、立ち飲みや居酒屋も多く、飲み歩きには苦労しません。そんな大塚に王道とも言えるような酒場を見つけました。

 東京三大酒場とまで言われている「江戸一」。この店は平凡な居酒屋とは一線を画し、コの字カウンターを配した店内は落ち着いた雰囲気で酒を楽しむ中年から年配の方々で埋まっています。

 日本酒とビールのみという潔さ、肴は日本酒向きのものが多く、それを少量ずつ出しています。携帯電話も写真もNGですがそれも当然と思えるほど。一人酒にはこれほど居心地のいい酒場はありません。

 

 付け加えるなら、ワイワイガヤガヤとは無縁の店内で、スマホをいじっている人すらいません。お勘定は女将さんがそろばんをはじいて計算しています。若い男性客は「なんだか緊張しました」と言いながら店を出ようとしましたが、隣の常連さんに「またおいでよ」と笑顔を返されていました。まさに、客が作る名酒場の典型といえます。