正直な話、なんで俺が対象なのかとも思ったが、
社命とあれば、是非もなく参加させてもらった。
一緒に参加した同僚は40,30代のまさに中堅社員なので、
彼らには意義ある研修になったと思う。
研修内容は、今までそう思っていたことの裏付けと、
「そういう視点もあったのか」という気づきと、
両面があって面白く、私自身にはためになったと思う。
これを仕事でどう生かしていくのか、という点は、
定かではない面もないことはないのだが・・・
一方で、研修に参加した多くの方が、
社命により、スキルアップを目的に送り込まれた感じ。
ある面、経営者に期待された人材の方々である。
逆に言うと、会社にはそうでない人々も多いはずで、
それらの人材をどう使っていけるかがカギとなる。
中堅社員たる者の真価とは何かと言うなら、
上から目線ではなく、下から経営者を突き上げる目線、
経営者の期待から外れた声なき声を拾い上げる、
そして、その声を建設的な立場で訴えていく、
それが求められる姿ではないだろうか。
ただ、こういう中堅社員は経営者から嫌われる。
社員の声に耳を傾ける度量が経営者にあるかどうか。
とどのつまり、社員がいくら研修を積んでも、
経営者の意識が変わらねば、会社はダメということ。
ならば、経営者の首を挿げ替えられればいいのだが(苦笑)