ウィンザーで思いつきピクニック | フリーアナウンサー佐藤 ゆかりの 私のニッポン、私のイギリス

フリーアナウンサー佐藤 ゆかりの 私のニッポン、私のイギリス

イギリス留学を経て2002年より、在英。暮らしてみて見えてきた私のイギリス、そして、そこから見えてきた私のニッポン。目に留まったこと、ココロに触れたこと、綴ってみます。よろしかったら、JOIN ME!(記事、写真等の転載はご遠慮下さい)

今朝、あまりにお天気が良く、家にいるのがもったいなく感じられ、

ピクニックに行きたくなりました。

 

とはいえ、まだピクニックには早い(寒い)か・・・。

夫が「着込んで行けば大丈夫」と言うので、それもそうだと、思いつきでウィンザーへ。

ロンドン近郊、エリザベス女王のお城、ウィンザー城は観光地としても知られています。

観光客で賑わうお城のメインエントランス。そこをを横目に、カフェやブティックが並ぶ通りを5分程歩くと、王室のウィンザー・グレイト・パーク。

その一部(といっても広大)は、一般の人も利用できるようになっています。

昼時、すでにピクニックを始めている人、芝に横になって日光浴をしている人、犬の散歩をする人などに混じり、若草色の葉が目吹き始めたマロニエの木の下で腰を下ろしました。

観光の方というより、この辺に住んでいる方が多いようです。

 

そこから見える景色。遠くにお城が見えます。

写真ではわからないとわからないと思いますが、女王がお城にいらっしゃることを示す旗も今日は揚がっていました。

ヒースロー空港からも遠くないので、飛行機もどこの航空会社のものかわかるくらいの距離で飛行するのが見えますが、音はそれほど気になりません。

 

思いつきのピクニック、ランチは近くのスーパーで好きなものを見繕って・・・。

準備なしの「手ぶらピクニック」が私は好きです。(楽だし、選ぶ楽しみがあるものねー)

じゃーん!これ、二人分です。(念のため。それでもかなりの量。笑)

 

私のサラダは「そばとブロッコリーのポン酢ドレッシング」

(Buckwheat noodle & Stem Broccoli with Ponzu Dressing)

日本食人気のせいか,こんなものも英国の普通のスーパーで買えるようになったのはありがたい。でも味は・・・とやや心配でしたが、おいしかったです!日本にもこんなのありそうです。

太めの千切りショウガのパンチが効いてます。一つだけ、日本ではたぶん入れないだろうと思うのは、カシューナッツかな。中華料理によく入ってますね。でも、合いますよ。

 

サンドイッチは「モロッコのスパイスファラフェル、赤キャベツの甘酢漬け・フェタチーズ ラップサンド」。(Morrocan Spiced Falafel with red cabbage, Feta」

ファラフェルは揚げた肉団子のようなものですが、肉ではなくてひよこ豆を使っています。味付けはヨーグルトとコリアンダーのドレッシング。モロッコとかトルコとかレバノンとかその辺のものが好きな私。

スパイス、ドレッシング、赤キャベツの酢漬け、フェタチーズ、生のほうれん草などバランスが取れていて、大当たり。この手のものは好きでもなかなか自分では作れません。おいしかった。

 

ランチを食べていると、お城の前でじっと立っているひとりの兵隊さん(赤い制服でおなじみ、バッキンガムパレスでも見かけます)の姿が遠目に見えます。直立不動で立っているのしか見たことがなかったのですが、数分だけ、あたりを行進している様子が見えました。何かの意味があるのかもしれませんが、意外。でも、ずーっと直立不動は大変。なんとなくほっとしたりして・・・。

 

時折、バグパイプの演奏もかすかに聞こえてきました。

バグパイプの音色も実は好きです。英国人の夫は「えーっ」と驚きますが・・・。(彼は好きではない)

 

菜の花も満開。

 

やはり、自然には癒される─。

 

おなかも心もハッピーにして帰路へ。お城の裏門?が近くなってきます。

 

門からパチリ。お城まではまだ100m以上あります。これ以上は入れない─。

 

久しぶりにゆっくり過ごし、リフレッシュ出来ました。

女王さま、またお邪魔しまーす!

 

新しい週、頑張ります。素敵なことがありますように。

 

佐藤 ゆかりでした。