オリンピックパークは今・・・。 | フリーアナウンサー佐藤 ゆかりの 私のニッポン、私のイギリス

フリーアナウンサー佐藤 ゆかりの 私のニッポン、私のイギリス

イギリス留学を経て2002年より、在英。暮らしてみて見えてきた私のイギリス、そして、そこから見えてきた私のニッポン。目に留まったこと、ココロに触れたこと、綴ってみます。よろしかったら、JOIN ME!(記事、写真等の転載はご遠慮下さい)

2012年のロンドンオリンピックからちょうど2年。

白熱の競技に沸いたあの会場は、

「クィーンエリザベス オリンピックパ-ク」として、

この春、全面再オープン、一般に開放されています。


イギリスの一番いい季節、お天気も良かったので、先日行ってきました。


日光浴やピクニックをする人、噴水や遊具で遊ぶ子供たち。

和やかな都心の公園へと生まれ変わっていました。



でも、やはり、イギリスであることを再認識させるのは、その庭。

ガーデニング王国の底力を感じさせます。

私の目を一番楽しませたのは、園内の「2012 GARDENS」

現代の園芸と植栽を記念したこの庭は、

ヨーロッパ、 北アメリカ、南半球、そしてアジアのボーダー(花壇)からなります。




この時期、素敵だったのは、こちら「南半球」のボーダー。




なんともエレガントでロマンティックな色合い、

そして、ふわふわとした動きもあります。



こちらは「北アメリカ」。

「2012GARDENS」全体が野草からインスピレーションを得ています。

「北アメリカ」の植栽はそれが特に感じられました。

向こうに見えるのは水泳競技などが行われた

「アクアティック センター」。



オリンピックゴールドをイメージしたメドウ(野草の草地)も健在。

メドウはここ数年、イギリスのガーデニングのキーワードの一つです。

オリンピックスタジアムとアルセロールミッタル オービット(展望塔)も見えますね。



メドウを前に、ベビーカーに乗った赤ちゃんとお父さんが一休み。

幸せな光景・・・。


オリンピックパークは今、時間がゆっくり流れるロンドンの安らぎの場。


そして、素晴らしい庭を楽しめる贅沢な場所。


また違う季節に来てみたい。



佐藤 ゆかりでした。