2012年のロンドンオリンピックからちょうど2年。
白熱の競技に沸いたあの会場は、
「クィーンエリザベス オリンピックパ-ク」として、
この春、全面再オープン、一般に開放されています。
イギリスの一番いい季節、お天気も良かったので、先日行ってきました。
日光浴やピクニックをする人、噴水や遊具で遊ぶ子供たち。
和やかな都心の公園へと生まれ変わっていました。
でも、やはり、イギリスであることを再認識させるのは、その庭。
ガーデニング王国の底力を感じさせます。
私の目を一番楽しませたのは、園内の「2012 GARDENS」
現代の園芸と植栽を記念したこの庭は、
ヨーロッパ、 北アメリカ、南半球、そしてアジアのボーダー(花壇)からなります。
なんともエレガントでロマンティックな色合い、
そして、ふわふわとした動きもあります。
こちらは「北アメリカ」。
「2012GARDENS」全体が野草からインスピレーションを得ています。
「北アメリカ」の植栽はそれが特に感じられました。
向こうに見えるのは水泳競技などが行われた
「アクアティック センター」。
オリンピックゴールドをイメージしたメドウ(野草の草地)も健在。
メドウはここ数年、イギリスのガーデニングのキーワードの一つです。
オリンピックスタジアムとアルセロールミッタル オービット(展望塔)も見えますね。
メドウを前に、ベビーカーに乗った赤ちゃんとお父さんが一休み。
幸せな光景・・・。
オリンピックパークは今、時間がゆっくり流れるロンドンの安らぎの場。
そして、素晴らしい庭を楽しめる贅沢な場所。
また違う季節に来てみたい。
佐藤 ゆかりでした。