カタツムリ、家に帰る | フリーアナウンサー佐藤 ゆかりの 私のニッポン、私のイギリス

フリーアナウンサー佐藤 ゆかりの 私のニッポン、私のイギリス

イギリス留学を経て2002年より、在英。暮らしてみて見えてきた私のイギリス、そして、そこから見えてきた私のニッポン。目に留まったこと、ココロに触れたこと、綴ってみます。よろしかったら、JOIN ME!(記事、写真等の転載はご遠慮下さい)

愛読書、王立園芸協会(RHS)のガーデニング雑誌「The Garden」。




届いたばかりの8月号を読んでいると、小さいながらも面白い記事が・・・。

Snails’ instinct to return home’

カタツムリの家に戻る本能・・・。このブログでも何度か書いていますが、


英国ではカタツムリはガーデナーにとって非常に大きな頭痛の種、いえ敵です。

私が日本(北海道)で見たものより、大きく獰猛?、数も圧倒的に多いです。殻の部分の直径は2センチ近くあり、しっかりしています。

大切に育てていた苗の茎の先端をパクッと食べられて、それまでの苦労が水の泡・・・ということも珍しくありませんし、庭を歩いていて、カシャッと何かを踏んだと思ったら、カタツムリだったとか、雨上がり歩道を歩いていたら、行く手を堂々と這っているとか・・・。

雨の日が多く、日本に比べ日照りも少ない英国の気候はカタツムリには天国なのでしょう・・・。

この記事では、庭でカタツムリを捕まえて、人為的に近距離のどこかに移動させても、またその庭に戻ってくるという調査結果。ただし、20m以上離れたところに持っていくと、この本能は機能しなくなるようだというもの。

ということは・・・、

あくまでも仮にですよ、お隣の庭にポイッなんてことしても、(ダメですよ)あなたのところに戻って来る。農薬を使わずに退治したいと思ったら、迷惑にならない20m以上離れた場所に持って行くということか・・・?

それもまた難しい・・・。

ガーデナーVSカタツムリ─

戦いは永遠に続く・・・。



佐藤 ゆかりでした。