Fancy meeting you here! | フリーアナウンサー佐藤 ゆかりの 私のニッポン、私のイギリス

フリーアナウンサー佐藤 ゆかりの 私のニッポン、私のイギリス

イギリス留学を経て2002年より、在英。暮らしてみて見えてきた私のイギリス、そして、そこから見えてきた私のニッポン。目に留まったこと、ココロに触れたこと、綴ってみます。よろしかったら、JOIN ME!(記事、写真等の転載はご遠慮下さい)

キュウリのピクルス、「ガーキン」。(gherkin)



ガーキンって、調べてみたら、日本語では「ニシインドコキュウリ(西インド小きゅうり)」。


酢のものが好き。特に暑いときには食べたくなりますね。

インドで作られたものですが、ふと瓶の裏を見たら、「Mizkan」。



見覚えのあるマークも。

Fancy Meeting you here!(こんなところで会うとは[意外だ])」

瓶に向かってそんな言葉をかけたくなりました。


14年前、留学生でロンドンに初めてやってきた時、

お部屋を借りていた英国人大家さんのおじいさんが

同じ家の廊下でたまたま私と会ったとき、

ちょっと大げさにそして笑顔でよく言ってくれた言葉です。


英語の海でアップアップしながら、そんな風にして言葉を拾っていたなぁ・・・と


海外に暮らしていれば、

自動的に英語が出来るということにはならない・・・残念ながら。

(そういう幸運な人もいるのかもしれないけど)

英国の子供だって勉強しますもの。

未だ拾ってますよ。


大家さんであってホストファミリーではなかったのですが

親切にしていただいて、ホストファミリーのような存在の老夫婦。


おしゃべり好きのおばあさんは、1度捕まると

自分の家族のことや、これまで住んでいた留学生のことやらを話してくれ

0分くらいは自分の部屋に戻れなかったけれど

いつも明るく元気で、「イギリスのお母さん」と呼んでいました。


まぁ、このお宅に辿りつくまでがまた波瀾万丈でしたけど・・・。


Mizkanの文字から、14年前へとタイムスリップしてしまった

佐藤 ゆかりでした。