キュウリのピクルス、「ガーキン」。(gherkin)
ガーキンって、調べてみたら、日本語では「ニシインドコキュウリ(西インド小きゅうり)」。
酢のものが好き。特に暑いときには食べたくなりますね。
インドで作られたものですが、ふと瓶の裏を見たら、「Mizkan」。
見覚えのあるマークも。
「Fancy Meeting you here!(こんなところで会うとは[意外だ])」
瓶に向かってそんな言葉をかけたくなりました。
14年前、留学生でロンドンに初めてやってきた時、
お部屋を借りていた英国人大家さんのおじいさんが
同じ家の廊下でたまたま私と会ったとき、
ちょっと大げさにそして笑顔でよく言ってくれた言葉です。
英語の海でアップアップしながら、そんな風にして言葉を拾っていたなぁ・・・と。
海外に暮らしていれば、
自動的に英語が出来るということにはならない・・・残念ながら。
(そういう幸運な人もいるのかもしれないけど)
英国の子供だって勉強しますもの。
未だ拾ってますよ。
大家さんであってホストファミリーではなかったのですが
親切にしていただいて、ホストファミリーのような存在の老夫婦。
おしゃべり好きのおばあさんは、1度捕まると
自分の家族のことや、これまで住んでいた留学生のことやらを話してくれ
30分くらいは自分の部屋に戻れなかったけれど
いつも明るく元気で、「イギリスのお母さん」と呼んでいました。
まぁ、このお宅に辿りつくまでがまた波瀾万丈でしたけど・・・。
Mizkanの文字から、14年前へとタイムスリップしてしまった
佐藤 ゆかりでした。