こんにちは
地方で中古住宅住まいのブログです
今日の本はこちら📖
著者の本間浩輔さんの別の著書を
図書館で検索したら
この本しかなかったのですが、
読んでみたら経歴も異色でおもしろく、
早速ほかの本は5のつく日ということで
ポチりました🎏
中原先生との共著も
第1章 「週休三日制」は楽じゃない
勤務制度を選べる代わりに
「ヤフーの社員さんはこれから大変になりますね」
社員は自由な働き方を選べる代わりに、自律して成果を出さなければならない。モチベーションを上げるのも自分の責任
・成果で評価することを徹底せずに働き方改革を進めるとフリーライダーが発生
・拘束時間で管理、給料を払うとモラルハザードを生む
➡️トヨタの事例
創造性と生産性を高めるための戦略
第2章 ヤフー流・「幸せな会社」の作り方
・「ワークとライフのバランスを取る」とはおかしな表現、ライフの方がワークよりも大事に決まっている
・本間さんは社内説明の際に
「人生には仕事よりも大切なことがある、それを諦めないでほしい」
と呼びかける
コロナ以前から
・週休3日制
・リモートワーク🏠
・1on1
・フリーアドレス
・副業制度
・サバティカル制度
・新幹線通勤🚄
などを取り入れ、社員にとって
「パフォーマンスが上がる場所は自分で見つける」
と改革されてきた本間さん。
なぜなら「自分の専門家は自分」であり、上司や人事からではないから。
鉄道ファンの社員が都心から立川の電車(←ライナーかな??)の乗車時間中に資料を仕上げるエピソードが紹介されていました。行き1時間、帰り1時間で🚆
第3章 部下の「努力」を評価してはいけない時代
・日本企業は成果主義と言いつつ、実際には時間などの「インプット」で評価する傾向が強い
・成果の定義が曖昧で目標管理制度が機能しづらく儀式化
➡️「あいつは頑張っているから、高い評価を与えておこう」という印象評価に。「頑張り」もアウトカム(成果)ではなくインプットである
見返り主義の弊害
頑張れば必ず報われると思っている人は、見返りを得られているうちは頑張るが、見返りが得られないとわかると頑張らなくなる
こちらのエピソードが紹介されていました。
「自律する」とは
働き方改革の文脈で考えれば、
「自分の価値観やキャリア哲学に基づいて、
時間とお金を能動的にコントロールすること」
第4章 現場の人事力を磨く
・マネージャーに求められる能力、勇気、胆力
必要な能力
①観察力
②FB力:気づいたことがあればすぐに指摘する。相手にとっての鏡になって、「あなたはこう見えているよ」と教えてあげれば良い
・部下の側も、FBを受ける勇気も必要
・人生100年時代に長く働き続けるためには、やはり学ぶこと。自分の好きな領域を見定めておいて、その中で能力や知恵を少しずつ積み上げ、状況に応じながら長いキャリアを生き抜いていくのが現実的な学び
終章 30年後、私たちはどう働くか
・将来に備えて知識やスキルを身につけるよりも、「今、必要な知識やスキルを一気に身につける」学びが必要。その場その場の状況に応じて新たな知識やスキルを学び切る瞬発力。カンニングありのズル賢い学びこそが、順応力を培う
・大切なのは、自分と向き合い、自分の価値観を明らかにして、自分に正直に生きていくこと。自分と向き合うためには、振り返りが大事
・30年後、いいコミュニティに入りいい仲間を作れているかどうかは、それまでの生き方にもかかっている