こんにちは。横山光昭です。
帰省時に子どもがお小遣いをもらったら…ということを昨日書いたのですが、そもそも、皆さんのご家庭では、お子さんにどのようにお小遣いを渡していますか？
- 毎月500円とか1000円とか決まった金額を渡す「定額制」
- お手伝いをしたら渡す「報酬制」
- 必要な時に必要額渡す「随時制」
- 1年分渡して管理させる「年俸制」
こんな感じに分かれるのではないかと思います。
定額制は、毎月決まった金額の中でやりくりすることを覚えられます。自分が自由に使える金額の範囲を意識できますし、教え方次第では、使い方も意識するようになります。
報酬制も「働く」ということを知るという意味ではよいのですが、お金をくれないとお手伝いしないとなりかねません。実際お客様の中に「お金を払わないと、子どもがお手伝いをしなくなった」とおっしゃる方がおり、それでは”家族”としてのバランスが悪いなと感じます。
随時制は、つい、おこづかいが多くなりがちで、家計の負担になりやすくなります。どのくらいの金額を渡せるか、制限をかけられなければ、やめた方が良いように思います。子どもが「言えばお金をもらえる」と思っても、よくありません。
年俸制は、普通のこづかいで買えないような、大きな金額のものを購入するときにはうれしいですが、もしかすると管理が難しいのかも…とも思ってしまいます。
考え方はご家族なりだと思いますし、目的があればどれも間違いではないと思いますが、私がおススメするのは断然「定額制」。毎月の収入の中でやりくりするわけですから、支出のコントロールを考えるようになります。そして臨時収入で作る年俸制も取り入れ、管理させるのがよいと思っています。「お金の使い方」をよく考えるようになりますから。
こづかいについては、渡し方だけでなく、その後の接し方も大切です。お金の使い方を時々話題にして、子どもがどういう小遣いの使い方をしているのか、把握しておきましょう。時には買い物やお金の扱い方に失敗しているかもしれません。そういう時に、防止策や改善策などを話し合うということを繰り返していくことが、金銭教育になっていくのです。
お金を貯めて購入しようとか、やりくりの工夫もできるようになっていくと思います。
長々となってしまいましたが、子どもの金銭教育は、身近なお金が一番の教材です。
お金の使い方について、親子でよく話し合うことができれば、それは素晴らしい金銭教育だと思います。
迷う方、悩む方、やっていることに間違いはないと思います。継続していけば、お子さんはきっと、お金のk十を身に着けてくれると思います。
では、今日はこの辺で
