「Via S. Gregorio Armeno」通りと「Via Benedetto Croce」通りの角に小さな教会がありました。
了解を得て中に入ると、5人がカンタータを電子ピアノの伴奏で歌っていました。
入口にいた人に、明日の日曜礼拝のための練習ですか、と聞くと、そうですと教えてくれました。
(行ったのは土曜日です)
了解を得て写真を撮らせてもらいました。
この教会は入口に「PARROCCHIA DEI SS. PIETRO E PAOLO MURATORI」と書いてありました。
そのまま直訳すると「聖ペトロと石工のパウロの教区」となります。
聖書の素養が全くないので「石工のパウロ」がどんな人か全くわかりません。
今から40~50年前、日曜日にNHK-FMからよくバッハのカンタータが流れていました。
その時は理解できなかった音楽が、こうして教会で聴くと理解できるような気がしました。
「Via S. Gregorio Armeno」通りを歩いていると小さな広場がありました。
広場は「Piazza S. Gaetano」と思われます。
広場にはコーヒーショップのテーブルが並べられていました。
ところで、イタリアでコーヒーといえばエスプレッソ。
食事はすべてローカルフードと決めていましたが、エスプレッソだけは、苦い、量が少ないで
口に合いません。
普段は砂糖もミルクも使わないのでカプチーノやカフェラテも、もう一つでした。
コーヒーショップでメニューを見せてもらうと、「アメリカン」と書いてあるのを見つけました。
試しに飲んでみると、これが普段飲んでいるのに近いコーヒーでした。
マルチーズが不思議な顔をしてアメリカンコーヒーを眺めていました。
プレゼーピオの店員
店の前でプレゼーピオを眺めていると、すぐに「ボンジョルノ」と言って寄ってくる。
広場「Piazza S. Domenico Maggiore」に戻る時、後ろから音楽が聞こえてきます。
広場で立ち止まると、音楽隊が通り過ぎて行きました。
まるでナポリに祝福されているようでした。
音楽は広場からも、通りからも流れていました。