超新未来神学 

永遠の謎だった聖句

出エジプト記「血の花婿」最新版

続編です。

 

続編は、個人的に一部の人にはお話していまして

他の人には非公開にしようと思っていました。

 

でも、、まぁ、、主題がモーセの妻チッポラの

真実の愛だった事を考えると公開する事が

大切なんだと思い返しました。

 

分かち合う大切さも、忘れてはいけない事なのですからね。

 

 

ここでもう一度あの謎だった聖文を読んでみましょう。

 

出エジプト記/ 4章 24節 ~26節


さて、(エジプトへ帰る)その途中、宿泊地でのことで

あった。主はモーセと出会い、彼を殺そうとした。

ツィポラは(鋭い)火打ち石を取って、

その息子(ゲルショム)

の包皮を切り、

それをモーセの両足に付けて言った。

「私にとってあなたは血の花婿です。」

すると主はモーセを放された。
 

彼女はその時、割礼のゆえに

「血の花婿」

と言ったのである。 

以上聖文。

前回のおさらいを簡単にしておきます。

 

神様がモーセを殺そうとしたのは、息子の割礼を

していなかったからでした。

 

ヘブライ語の息子は単数形でしたので長男のゲルショムを

聖書記者は示唆したのですが、割礼は男子は全員すべき掟です。長男のゲルショムが無割礼なら次男のエリエゼルも無割礼なのです。

 

割礼の責任は親であるモーセでしたから。

後少しでモーセは殺される間際に

妻のチッポラは機転をきかし、

息子の割礼を施しその包皮を

モーセの両足に付けました。

 

両足に包皮を付けたというのですから、二つの包皮が

必要です。そうです、つまりふたりの息子共々割礼したのです。

 

それで割礼はされた事になって、

加えてチッポラの鬼気迫るその行為で

神様はチッポラを憐れみモーセから離れたのです。

 

鬼気迫るとは、私が割礼をしましたそれはモーセがした事として認めて下さい、もしそれが受け入れられないなら、

私チッポラをモーセの代わりに殺しても良いです!

という事です。モーセへの愛ですね、、。

 

血の花婿の意味は血族の意味でした。

 

チッポラは夫モーセとアブラハム以来、同じ血族にあるので

自分チッポラはモーセと結婚するにふさわしいという事でした。

 

詳しくは前記事を読んで下さい。

 

 

 

それで今回は、

 

モーセの兄アロンと姉ミディアムが

モーセを非難していた事についてです。

 

ミディアムはその後、神様によって皮膚病になります。

 

聖書を読んでみましょう。

途中、途中で重要な事を私が言及します。

これも世界初の事を言っております。

 

民数記/ 12章 1節~14節
ミリアムはアロンと共に、モーセが妻にしたクシュ人の女のことで彼を非難し、「モーセはクシュの女を妻にした」と言った。

 

クシュとは一般に肌の色が浅黒いまたは褐色?の

エチオピア人を指します。

 

でもモーセの妻はミディアン人だと他の聖句には

記録されています。

 

ミディアン人のチッポラは子供のころから水汲みしたり

羊の世話をしていたので多少は陽に焼けていたかもしれません。日本人も陽によく当たれば女の子でも意外に

浅黒い子がいます、。

 

聖書学者はこの部分を真面目に考えて一生懸命に

分析しています。

ミディアン人でクシュ人?それは何だ!?と。

この謎の答えは今だにみつかっていません。

 

 

フフフ、私、笑います。

見つかるはずが無いのです。

 

理由は以下。

 

ミリアムはアロンと共に、モーセが妻にしたクシュ人の女のことで彼を非難し、「モーセはクシュの女を妻にした」と言った。の聖文をまともに受け取っているなら、永遠に

謎は解けないのです。

 

この場合、ミリアムとアロンはモーセを貶める事が

目的なのです。

 

モーセだけでなく私たち(ミリアムとアロン)も

神様の言葉を受けて

モーセのように偉い立場になりたかったのです。

だから次の聖句につながります。


二人は「主はただモーセとのみ語られたのか。我々とも語られたのではないか」と言った。主はこれを聞かれた。

二人とはミリアムとアロンの事でふたりは、

モーセを妬んでいたのです。

 

 

ですから、クシュ人というのは、妬みから出た、

出まかせの言葉だったのですよ。

 

 

今の人だって喧嘩した時、有りもしない事を言って

相手を誹謗したり、、。

 

ここ重要ですので重ねて言います。

モーセの妻はミディアン人であるのにミリアムとアロンは

チッポラをクシュ人だと、出まかせ(ウソ)を

言ったのです。

この事を言及したのは、世界でこの記事だけです。

 

 

 

 

え?!聖書が嘘?

聖書の中の人物が嘘をいうのはあります。

聖書はそのままを記録しただけ。

たとえば、

イエス様への言及でも、イエス様をキチガイだと言う

人がいた事、悪霊の頭だと言う人がいた事、

他にもたくさんありますけど、、ただの人間が言った

事実ではない事も

そのまま記録されています。

 

ミディアムとアロンの事に話をもどします。

 

クシュ人は肌の色が黒っぽく、イスラエルとは信仰は

違うし、性を拝したりして不品行で軽蔑に値する人々だとする思考がモーセやその民に共通認識が有った。

 

それでモーセがそんなクシュの女性を妻にするなら、

モーセも指導者としての資格が無い!と

イスラエルの民に訴えていたのです。

 

 

ミディアン人のチッポラも薄暗い肌だったのでしょう。

それでチッポラとクシュ人を重ねてウソを言っていたのです。

 

それは、誹謗するための出鱈目な事でした。

 

アロンはこの後、モーセがシナイ山に登っている

内に民の要請から偶像である金の子牛を造ってしまいます。

それは罪です。

アロンといえども、結構失敗しています。

 

 

 

ここで、真面目にクシュの件を研究している方、

真面目なのは良い事ですけど、

この件では無意味です。

ウソを研究しても答えはでません。

 

聖句に戻ります。

 

モーセは、この地上の誰よりも謙遜な人であった。

主は突然、モーセとアロンとミリアムに「あなたがた三人は会見の幕屋のところに出なさい」と言われた。三人が進み出ると、

主が雲の柱の内にあって降り、幕屋の入り口に立ち、

「アロン、ミリアム」と呼ばれた。二人が進み出ると、

主はこう言われた。/「聞け、私の言葉を。/あなたがたの間に預言者がいるなら/主なる私は幻によって自らを示し/夢によって彼と語る。

私の僕モーセとはそうではない。/彼は私の家全体の中で

忠実である。

口から口へ、私は彼と語る。/あらわに、謎によらずに。/彼は主の姿を仰ぎ見る。/あなたがたはなぜ/私の僕モーセを恐れもせず非難するのか。」

主の怒りが彼らに対して燃え上がり、主は去られた。

 

主、、神様はアロンとミリアムに怒ったのですね。



雲は幕屋の上を離れた。その時、ミリアムは規定の病にかかり、雪のように白くなっていた。アロンが振り向くと、ミリアムは規定の病にかかっていた。

 

ミリアムは神様の怒りにふれ、肌が白くなる病になりました。

 

 

ここで神様がたぶん思った事。

 

ミリアムよ、チッポラの黒い肌がそんなに悪い事か?

白色なら良いのか?

 

それでは、あなたの肌を雪の様に白くさせよう。

 

結果は肌の病気になりました。

 



アロンはモーセに言った。「わが主人よ。どうか、私たちが愚かにも犯した罪の罰を私たちに負わせないでください。

モーセ批判の首謀者はミリアムだったけれど、同調した

アロンも罪があります。

だから、罪を認め弁明して赦しを請うている。

 

認めたのですね。

有りもしない事をもってきて

モーセとチッポラを批判した事を、、。

 



どうか彼女を、肉が半分損なわれて母の胎から出て来た死者のようにしないでください。」

モーセは「神よ、どうか彼女を癒やしてください」と主に叫び求めたが、

主はモーセに言われた。「彼女の父親が彼女の顔に唾を吐きかけたとしても、彼女は七日間、恥を負うではないか。
彼女を七日間、宿営の外に隔離しなさい。その後、彼女は癒やされる。」

 

上の七日間の事はレビ記の下敷きになっています。

隔離の事、。

レビ記/ 13章 3節
祭司がその皮膚の患部を調べて、その患部の毛が白く変わり、皮膚の下まで及んでいるなら、それは規定の病である。祭司はそれを確認したら、その人を汚れていると言い渡す。
レビ記/ 13章 4節
皮膚に白い斑点があっても、皮膚の下までは及んでおらず、その毛も白く変わっていなければ、祭司は患者を七日間隔離する。

 

 

以上はミリアムが皮膚病になった経緯です。

 

肌の色を問題にしてウソを交えて誹謗したので、罰として

肌の色であがなう事になった、、のです。

 

律法は死には死、目には目、、とか等倍の贖いが基本です。

 

 

それからモーセとチッポラの血統ですけど、

意外に近いです、そんな思うほど遠くはありません。

モーセから遡るとアムラン、ケハテ、レビ、

ヤコブ(イスラエル)、イサク、アブラハムです。

 

ミディアン人の祭司エトロ(イテロ)の娘チッポラの祖は、

アブラハムのそば女ケトラが産んだミディアンです。

 

 

これはお話していませんでした。

 

「包皮を切り、
それをモーセの両足に付けて言った。」

 

どうして息子の包皮をモーセの足に付けた理由です。

本来父母がいれば割礼をするのは父ですから

モーセがするのですけど、この時は妻のチッポラが

しました。チッポラはモーセの足に付ける事により

父モーセが息子の割礼をしたということに、

したかったのです。

 

神様、、これで、どうでしょうか?と。

 

ここにチッポラの凄まじさがあります。

 

でもそれは、愛ゆえだったのです。

 

自分を犠牲にしてでも、夫:モーセを守るという、、。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ここまでたどり着いた方、おめでとうございます。

 

上記に掲載した出エジプト記/ 4章 24節 ~26節

には、謎と秘密がまだあります。

 

子供の割礼を妻のチッポラが行いましたけど、

 

なぜ!モーセがしなかったのか?

です。

 

神様がモーセを殺しに来た時もですが、

息子が生まれた時、8日めに割礼をする時間は

あったはずです。

 

なぜモーセはアブラハム契約の中の条件である

割礼をしなかったのか?

 

それは未だ未解決です。

 

これについてを今から

お話します。

 

まず、モーセの人生。

 

簡単に話します。

 

イスラエル(ヘブライ)人モーセが生まれた当時、

時の支配者エジプトのファラオの命令があった。

 

ファラオは増えすぎたイスラエル人に危惧を覚えたので、

新生児を殺害せよという命令。

 

モーセの母は何とかモーセが生き延びる事を願って

パピルスの籠に入れて、泣く泣くナイル川に流した。

その時、ファラオの王女が見つけ川から拾い上げ

自分の子として育てる事にした。

 

それを観ていた、姉のミディアムは王女に近寄り

お世話をする女を連れて来ましょうと言い、

秘密裡に、実の母ヨケベドを連れて来た。

 

王女はヨケベドを雇う事にした。

ヨケベドは実質乳母になる。

 

この事で、モーセの教育は実の母からも受けていた。

 

だから、モーセは本当の出自、イスラエルの

法、慣習、を内緒の事として学んでいた。

 

エジプト王女の子としては、

エジプト人から当時最高の学問を学んだ。

軍事、星座、数学、、他。

 

しかし、モーセ40歳の時、事件が起こった。

 

エジプト人がヘブライ人を虐待いているのを

見てヘブライ人を助けようとしたところ、

エジプト人が死んでしまい、

その事でエジプトの王から追われる身となり

逃げる事になった。

 

逃げる途中でミディアンの祭司の娘たちが

井戸の所でいじめられていたのを助け、

それが縁で娘の家に入る事になり、

そこでしばらく働いて、祭司エトロの

承諾でチッポラと結婚。

 

そして、ある時、、燃える芝の中で神様と出会い、

 

苦しんでいるヘブライの民をエジプトから

助け出せ!との召命を受けた。

血の花婿の件は、召命を受けた時と実際にエジプトから民を出国させる前の期間に起こった事です。

 

モーセは実母の教育でアブラハム以来の契約や慣習も

知っていました。当然割礼の事もです。

 

 

でも、モーセは40年もエジプト人として、しかも王子として育ち生活していたので、アブラハム契約の祝福は自分には

及ばないと思っていたのです。

特別にイスラエルの神様が現れたという事もずっと

無かったし。

 

だから、チッポラと結婚して生まれた息子に割礼は

しなかった、、のです!

割礼はチッポラがしたのですが、上記の物的証拠として、

割礼に使った物は(鋭い)火打石でした。

もし割礼をする必要があり、するつもりならモーセは

割礼用の器具(刃物のようなもの)を所持していたはずです。しかしその器具はモーセ一家には無かった、

それがモーセが息子に割礼を元々するつもりが無かった

傍証となります。

 

ちなみに、

モーセが何を持っているか?は妻であるチッポラは

全て知っています。モーセはエジプト育ちの王子だった。

つまりおぼっちゃん、身の回りの世話は妻が全てしていたはず。その器具が無いのも知っていた。だから

代替器具として身近にある火打石をとっさに使った。

 

聖書でわざわざ火打石を使ったと記録された深い意味は、

割礼専用の器具または刃物をモーセ一家は持ち合わせていなかったという事です。

 

割礼についてミディアンの祭司の娘チッポラはモーセとは

認識が違っていましたね。

 

アブラハム以来の割礼の儀式はミディアンでは

行われていたのです。

 

しかし、夫モーセが息子に割礼をしない事を

ずっと黙認していた。

 

妻のチッポラは夫のすることに口をはさむような

女性では無かったからです。

 

しかし、夫モーセが神様に殺されようとされる

事件が起こりました。

 

チッポラは無割礼なら死だということを

知っていたのです、。

加えて、

神様と人の契約は一旦結んだら、人がどうで有っても

神様側では契約は続行しつづけるという事も知っていた。

 

一度契約したなら、それは永遠に続く事。

そうした神様の契約を片務契約といいます。

が、この包皮割礼はイエス様の時から

クリスチャンには変更がありました。

心の割礼にと。

 

モーセはアブラハムの子孫だから、

モーセにも永遠に契約は続いている、、。

 

だから、その時とっさに黙認していた事を

棄てて息子の割礼をした、、。

 

私はチッポラという女性は強い女性だと思いました!

日常的な事では差し出がましい事はしないけれど、

ここという一大事の時は、夫も子供も自分が

できる事で犠牲になってでも、守ろうとする人。

 

皆さま,想像してください。

自分の子供に刃物を当てる事は簡単ですか?

昔の人だから、、とか、神話のように思っては

いけません。

チッポラも今を生きている人間とそんなには

変らないです。でも、、覚悟という点で

凄い女性だった。

 

私はそんな女性がいたら一度会ってみたいです。

 

 

以上がモーセが、割礼をせず、

チッポラが息子に割礼をした

理由です。

 

 

モーセは燃える芝の所で神様が出現して

召命された時驚いたでしょう。

 

でも、うれしかった。

 

モーセはイスラエルの神様の祝福の外に居るものだと

思っていたけれど、神様は私モーセを忘れてはいなかった。

 

エジプトで育った自分だったけれど、

 

母や姉と同じようにイスラエル(ヘブライ)の民として

扱ってくれた。

 

でも割礼の事は元々するつもりが無かったから

すっかり忘れていた。

 

 

前記事、

超新未来神学 永遠の謎だった聖句、出エジプト記

「血の花婿」最新版
と、この記事、
続編・超新未来神学 永遠の謎だった聖句、出エジプト記「血の花婿」

をお読みなりました?

 

長かったですね。フフフ。

お疲れ様。

 

読まれた方はもう解っているでしょうけど。

 

超簡単に要約しておきます。

超簡単に、です。多少上記で書いていない事も、、。

 

  • 神様がモーセを殺しに来た理由は息子の割礼を怠っていた事。
  • モーセが息子に割礼をしなかった理由は、生後3か月の時エジプトの王女に拾われ育てられ王子として、40年もエジプト人として暮らしていたのでアブラハム契約の外に居ると思っていたから。
  • ミディアンの祭司エトロ(レウエル)の娘チッポラが息子の割礼をしたのは、アブラハム契約の条件である割礼を知っていたからで、モーセが割礼をしなかった理由も妻として知っていた。
  • 血の花婿と言ったのは、モーセに対してあなたは祖先のアブラハム以来の同じ血族であり、待ちに待っていた夫だったのです。という事。チッポラは自分の夫になる男性をずっと待っていたのです。だから血の花婿というのは絶対にあなたモーセと何が有っても離れない!という永遠の愛の宣言でした。
  • アロンとミディアムの言った、クシュ人の事はモーセを貶めるための嘘でした。モーセ自体を批判できないので嫁のチッポラの悪口をいう事でモーセの権威を無くそうとするためでした。チッポラはクシュ人ではなくミディアンの祭司エトロの娘だと聖書ではきちんと記録されています。
  • これは書いていませんでしたが、モーセがミディアンに留まったのは、逃れの町の制度のような事。逃れの町というのは過失で人を殺した場合逃れの町に逃げ込む制度です。町から出るのは時の大祭司が死んだ後です。  モーセが神様に召命される前、聖書はモーセがエジプトに居た時のエジプトの王が死んだ事をわざわざ記録しています。(出エジプト記/ 2章 23節)。ファラオは古代エジプトの大祭司の役目もありました。という事はモーセがエジプト人を殺したのは過失という事。さらに言うならモーセに付いていた従者がやり過ぎて殺したのでモーセ自体が殺人者では無かった、、と私は思っています。もし本当の殺人をモーセが行っていたなら、モーセに罪は残るので召命されてなかったはずだからです。
最後に、。
 
聖書の出エジプト記4章 24節 ~26節、
この短い聖句ですけど、
チッポラの凄まじいまでの
モーセへ愛がひそんでいた事、、それを知って
私はとても感動を覚えました。
 
 
 

 

名曲です。

 

こちらは同曲のlive版

 

 

 

補足。

 

聖書の原文は今は存在しません。

ですから古い写本を元として各国語に訳しています。

 

昔ソフェリム(書士)という職種の人がいました。

ヘブライ語聖書を書き写す人たちです。

ソフェリムたちは、アロン家の祭司エズラの時代ぐらいから、イエス様の時代ぐらいまでの期間その人たちはいました。

彼らは書き写す時自分の所見を入れる事がありました。

つまり改変?または改悪、、。

 

例えば、ハバクク書/ 1章 12節。

三つの訳を比較します。

新共同訳 ハバクク書/ 1章 12節
主よ、あなたは永遠の昔から/わが神、わが聖なる方ではありませんか。
我々は死ぬことはありません。主よ、あなたは我々を裁くために/
彼らを備えられた。岩なる神よ、あなたは我々を懲らしめるため/彼らを立てられた。

口語訳 ハバクク書/ 1章 12節
わが神、主、わが聖者よ。あなたは永遠からいますかたではありませんか。
わたしたちは死んではならない。主よ、あなたは彼らをさばきのために備えられた。
岩よ、あなたは彼らを懲らしめのために立てられた。
 

新共同訳は我々となっています。

 

口語訳はわたしたちとなっています。

 

新改訂標準訳では?

ハバクク書/ 1章 12節

 Are you not from of old, O Lord my God, my Holy One? You shall not die. O Lord, you have marked them for judgment; and you, O Rock, have established them for punishment.

 

新改訂標準訳ではyouすなわちこの場合神様を

指しています。

あなた(神様)は死ぬことはありません。」です。

この違いはマソラ写本ではyouはWeなのだけど、

より古いヘブライ語写本ではyouなので、新改訂標準訳は

youを採用したようです。

 

だから本当は我々とか私たちでは無く あなた(神様)という訳が正しい。と私は思っている。

 

こうした元になる基本写本の写本の違い、その原因は?


上で紹介した職種の人ソフェリムでしょう。

自分達に与えられた特権故に、

いつしか、

自分の思考を入れて書き写す事があったからです。

 

それで、私が言いたいのは。

民数記/ 12章 1節
ミリアムはアロンと共に、モーセが妻にしたクシュ人の女のことで彼を非難し、
「モーセはクシュの女を妻にした」と言った。

の聖文は、元は、

ミリアムはアロンと共に、モーセが妻にしたのは

クシュ人の女らしいという事で彼を非難し、
「モーセはクシュの女を妻にした」と言った。

が、元々ではないか?

 

らしいという事という、不確定な言葉を省略したのでは

ないか。

 

以上です。