2006 四川省成都・臥龍 パンダの旅 その43 ~9月3日 空港へ~ | Dreams Come True ~私の旅行記~

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車に乗ってすぐに全さんから「空港に行く前にお土産屋に寄らせてください。会社の決まりなのでごめんなさい」と物凄く恐縮した態度で謝られた。イヤ~、そんなのは判りきったことだから、全然なんとも思わないからいいのよ、と答えた。逆に2名だけなのでお土産屋に寄っても、大した買い物は出来ないし、するつもりもないのだし。

 

今回ほどお土産屋に引っ張りまわされることなく、のん気に観光できたのはツアーとしては珍しいことだった。これもひとえに、のほほんとした性格の全さんだからだと思う。

お土産屋もかなりきちんとしたところで、かつての中国にあった、いわゆる外国人向けの『友誼商店』という感じだった。中国の代表的なお土産が何から何まで揃っている感じで…。シルクや翡翠、陶芸品、掛け軸など所狭しと掛かっていた。

 

全さんは、お店からどこの旅行会社かチェックが入るようで、なんやらカードらしきものを見せていた。その後、私達親子のところに来て、ボソッと小声で「欲しくなければ買わなくてもいいんです。買い物終わったら教えてください。」と言ってくれた。まぁ、そんなことは言われなくても、当初から高いものなど買うつもりは無かった。持ち運びが楽で、そこそこのものを幾つか買ってそれで済ませた。

お土産屋を出て30分ほどで空港に到着。途中の道路も混雑していなくてスムーズだったので、思ったより早く着いてしまった。ドライバーの王さんとはここでお別れ。

 

全さんはチェックインが済むまでは仕事は終わりではないので、チェックイン時間までお喋りしていた。

成都の空港も他の国の空港とは違って、どちらかと言うとガランとしていた。お土産や、様々なサービスのカウンターも殆ど見当たらず。飲食店もあったかもしれないけれど、そんなに目立つようではなかった。私も母もチェックインが終わって中へ入ったら、何か買って食べればいいと思っていたので、あまり周りを見渡さなかったので気がつかなかったのかもしれない。