2006 四川省成都・臥龍 パンダの旅 その33 ~9月2日 子パンダ達は大暴れ?~ | Dreams Come True ~私の旅行記~

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私達が出てきた後の子パンダ園は…というと、相変わらず眠り続けている子もいたけれど、殆どは起き出して、それぞれ好き勝手に行動を始めていた。

ゴロゴロしてる子パンダ

寝返りを打ってみたり、現地のカメラマンの男性を見つけて、甘えてじゃれる子、2匹で組んず解れつの取っ組み合いが始まっていたり、もう、しっちゃかめっちゃか、好き勝手し放題。

寝続ける子

カメラマンにじゃれている子パンダを見て思ったのだけれど、子パンダ達にとって、「人間=遊んでくれる人」って事なのかもしれない。カメラマンの方も慣れているらしく、カメラを気にしつつも、洋服の袖に噛み付いて離れない子パンダを優しく外していた。あんな風に甘えられたら、ホントにたまらないと思う。

取っ組み合いをやっている子パンダ達は、その後も逃げていく相手を追いかけてまでやっている。

傍に居た別の子パンダは巻き添えを食わないように?木を伝わって地面に降りていった。

また、その降りたときのポーズがなんとも言えず可愛いの!も~、どうしてそんなに可愛いポーズを取るの?って感じ。もしかして、写真写るのを意識している?ってくらいに可愛くカメラ目線をしたりするし…

地面に降りた子を見ているうちに、取っ組み合いは更にエスカレート。前足に噛み付いて完全に組み伏せている状態。やられている子パンダは、助けを求めるように手を挙げてジタバタ。う~ん、可哀想だけれども、どうしてやることも出来ず…。

 

奥のほうで背中を向けて座っていた子パンダに視線を移すと、耳だけはこちら側に向けているけど、どうやら眠っているらしい。段々左の方に倒れ掛かっていっている(笑)。その状態を見ていると、電車の中で隣の人にもたれ掛って眠っている人を連想させる(笑)。

更に…なんとなくだけれど、酔っているオヤジを連想させるようなポーズ(ホラ、駅のベンチに居るでしょ?こんな人って感じで)。

 

更にその奥の竹の塀には2頭の子パンダが頭を下にしてぶら下がっていた。ホラ、子供の頃鉄棒にお腹で支えてぶら下がるあのポーズ、まさにその格好でぶら下がってじゃれていた。そのうち、片方が別の1頭を突き落としてしまった。う~ん、君はパンダ園のいじめっ子?そしてぶら下がったまま、下に落とした子パンダにちょっかいを出していた。

面白いのでこれも連写で撮影していたのだけれど、「驕れるものは久しからず」はパンダの世界にも通用するらしい。ぶら下がっている子パンダが、身を乗り出しすぎてバランスを崩したのだ!

必死になって、片方の手で壁に掴まろうとしているのが見て取れた。

そして…人間の世界にもいるけれど、状況が見えずに自ら災難に飛び込んでしまって、巻き添えを食うタイプは、パンダの世界にも居た突き落とされた子パンダは、ちょっかいを出していたパンダの傍に近寄った途端に…掴まっていた手が外れて、上からパンダが降ってきたのである…(左から3枚連続)

Mamma miaOh my god!まるでその様子はマンガを見ているかのようで面白かった(爆)!(このときの写真はこちらへ

 

そして、その傍らでは、静かに水を飲み続けている子パンダや、相変わらずうたた寝状態の子パンダも。。壁から落ちた子パンダ達のところへはいつの間にか係りの人が寄っていった。その竹の塀は、実は扉になっていたので、開けて子パンダ達をまた最初に居たほうへと誘導していっていた。

取っ組み合いの子パンダ達は、その後どうなったかと言うと…いつの間にか形勢逆転していて、組み伏せられていた方の子パンダが、上に乗っかっり、更にギュ~っと踏みつけていた。それでどうやら騒ぎは(取りあえずは)、収まったらしい。パンダの重ね餅状態(笑)


子パンダ達とも遊んだし、写真もかなり撮ったので、そろそろ帰路に着くことにした。なんせ、あの悪路だし、帰りもどのくらい時間がかかるかは予測がつかない。あの道路には街灯などは無いので、せめて途中の舗装してある道路に明るいうちに入ったほうが間違いなく安全だと思う。そのため、少しずつまた別のパンダ達を見て写真を撮りながら、入ってきた道を戻っていった。

 

帰りは私の中で余裕が出来たのか、行きには気がつかなかった場所にパンダ達の住処があった。住処はいくつかに区切られていて、それぞれにパンダ達が居た。腕を組んでまるで考え事をしているかのようなパンダ、パンダのおやつの建物の向かいには、ちょっと年配のパンダも居た。

パンダも年を取ると白い毛の部分は薄汚れて茶色くなり、黒い部分は…白髪になる!って事はなく、そのままだけれど、全体的にやや薄毛になって、顔も間延びした感じにも見えた。これは結構年配のパンダらしい。ちょっとエロいポーズなので一部隠したけど。

それから…パンダ苑のトイレは、かなりキレイで、扉もしっかりとしていた。やはり世界中から観光客が来るので、それなりにきちんとしているのだろう。帰る前には、必ず入ってから車に乗り込むことをオススメする。

パンダ苑の中にはお土産のコーナーもあったけれど、中国にしては珍しくのんびりしていると言うのか、なんて言うか…。店員さんの姿が無し。これにはちょっと驚き。だって、中国人=商魂逞しいってイメージがあったのだから。中に入って見ていると、全さんが呼んできたのか?店員さんがやって来た。

 

母は友人一家にパンダのぬいぐるみを選んでいた。私は…自分の持ってきたぬいぐるみの方が可愛いので、ストラップを幾つか購入。最近使い始めたUSBメモリーにくっつけようかと思っている。会計をする際に店員さんが私のぬいぐるみに気がついて、「可愛いので、ちょっと貸して欲しい」と言ってきた。頷いて差し出すと、すぐに手を入れてパクパク。そしてにんまりとしている。パペット・タイプのぬいぐるみはお土産のコーナーには無かったのだけれど、もしかしたら、数ヶ月先には並んでいるようになるかもしれない。なんせ(違法)コピー大好きな国だし。