テーブルが空くまでの少しの間、広場に立っていた。それは、マイナスイオンを浴びるためでもあった。
この臥龍に来て私は初めてマイナスイオンのパワーの物凄さを実感した。
天気はやや曇りで空気はひんやりしている。周りは聳え立つ山に囲まれてパンダ繁育研究中心がある。山々は濃い緑の樹木に覆われていて、そこからちょっと開けた広場へ向かってシャワーのようにマイナスイオンが降り注いでいるようだった。長時間座りっぱなしで、ハデに揺られてかなり疲れていたことは事実。
でも、車を降りたとたんにシャワーのようにサァ~~っとしたものが全身で感じられて、す~っと疲れが抜けていった。母と「これがマイナスイオンのパワー」というものなのかと改めて実感した。上手く例えるのが難しいのだけれど、それはまるで霧雨が降りかかるかのように感じられた。こんなのは東京では決して感じられない現象なのである。ここにいれば、多分ストレスもさほど感じず、身体の疲れも癒されるのだろう。だからパンダもスクスクと育つのかもしれない。
ともかく、周りの木々が生きているって感じが肌で感じたし、TVなどで言っていたマイナスイオンというものがどういうものか、ホントに今回肌で感じることが出来たのだ。
臥龍から帰ってきて、東京でも私は「木が生きている、ノビノビと息をしている」という感じをなんとなく感じられるようになった。地元でも、自転車に乗りながらや、ウォーキングをしていると、肌で感じるようになったのだ。これも臥龍へ行ってきた効能かもしれない(笑)