二年前には『わたしのホルモン歴』を振り返るということで
トランス前からの女性化への迷いと言うか取り組みや
カウンセリングを受けるのに躊躇したり
その後のホルモン接種の変遷について書いていました
結果として
SRSの翌年からは、今の卵胞系パッチ剤である「エストラーナテープ」一本で
わたしの心身は正常に保たれています
元記事には
わたしのホルモン接取する直前の値から
昨年(2023)の8月までのホルモン値の推移を挙げてありますので
改めて今年(2024)の2月と8月の計測値も加えた
2017年以降のエストラーナテープの100%切り替えてからの
ホルモン値の表を掲載します
テストステロン エストラジオールE2 LH黄体
御覧の通りパッチ剤だけでも十分な値を維持しています
①パッチ剤は、デポ注と同じ様に錠剤よりも肝サイクルが一つ少なく
身体には優しいです
②なおかつ錠剤と同じ様に日々の接取ですから
デポ注よりもホルモン値が平準化されます
③そしてなんといっても、接種にクリニックに行くわけではないので
接取タイミングのコントロールがしやすいです
もちろんホルモンの効きは個人差があり
何を、どのくらいを、どういうサイクルで摂取するかは
個々人それぞれが自分の最適解を探し求めるものだとは思いますが
多くの人はその選択肢にパッチ剤をあまり目に留めていないのかな??
と感じています
わたしもガイドラインに乗る前には
パッチ剤でも個人輸入で手に入る「クリマラ」も使いましたが
これは一枚を7日間貼りっぱなしで使うので
皮膚の弱い方だとかぶれてしまうかもしれません
でも今処方されている国産の「エストラーナテープ」なら
一日一枚の用法なので
毎回貼る位置をずらしていけば
肌のかぶれには対処できるのではないでしょうか?
フライングの方は難しいかもしれませんが
既にガイドラインに乗ったHRTを開始されている方は
一度検討されることをお勧めします

