4年まえの今日の記事で書いていますが
特例法に基ずく諸処の条件をクリアして、家裁の審査が通って
戸籍の改性がなされるわけですが
このままの状態では
リブログした記事に添付したように
親に対する元々の続柄が表示されてしまいます
私の場合で言えば、家裁の手続きでわたしは「長女」となったのですが
実は下の方に 【従前の記録】として
【父母との続柄】長男 という記載が残っているのです
住民票や保険証等だけならば
単に戸籍に載っている性別が記載されるだけなのですが
戸籍謄本や抄本を取れば”長男”の文字がそのまま残っています
この状態から、本籍を移動すれば
【父母との続柄】長男の項目が削除されます
基本的には、この本籍移動はどこでもよいのですが
同じ市町村にしておかないと
いつか(多くは相続関係の時)出生から現在までの戸籍(除籍簿)を集める時に
アクセスする役所が増えてしまうので
同一市町村で移動させるのがよいかと思います
(当然ですが、過去の除籍簿を取れば旧性も表示されてきます)
私の場合で言うと
離婚した時に、同一市内でしたが一人戸籍をその時の現住所に創っていたので
一度元の結婚していた時の場所に移して
その後もう一度一人戸籍で移した(その時の)現住所に戻しました
これで表面上は”長男”の文字が隠されるのですが
それでも【平成15年法律第111号3条による裁判確定日】の文言は残りますので
分かる人にはわかるのですが
一般的にはね・・・