「MIDNIGHTSWAN]読みました! ヨガ教室(4/7) 【201030追記】 | わたしの夢はどこに・・・

わたしの夢はどこに・・・

私ってなに?本当にGIDなんだろうか?まだまだ彷徨っています。
その中で多くの方のブログを見させていただいて、いろいろなことを教えていただきました。
このブログは自らの心の整理と、一つの事例として他の方の参考になったらお返しになるかな
と思って開きました。

先日「MIDNIGHTSWAN」を2回も見てきました

  このお話は映画のために書き下ろされたものなので原作は無いのですが

  監督&脚本の内田英治さんが、新海監督と同じように、本にもしてくれているとのことで

  AMAZONを検索してみました

ただその時には、あることはあったのですがkindle版の電子書籍しかなかったので

  今回はいいか、とあきらめていました・・・・kindleも持っているのですが、只今所在不明中(^O^;)

  それが昨日本屋さんに寄った時に、文春文庫で出ているのを見つけました

 

それで早速今日から読みだしたのですが

  新海監督の「君の名は」にしても「言の葉の庭」にしてもそうですが

  映画と書籍という表現手法の異なる別媒体のせいか、また著作した時期や順番のせいか

  映画では読み切れなかった、または編集カットされた?部分の記述もあり

  自分の読みの確認やら、欠落していた部分が補正されて、すっきりとしたりします

 

一果はいつ、どうやってバレーをはじめたのか?

  またコンクールでオデットが踊れなくなったのは、りんにシンクロしたのかと思ったのですが

  違いました

それに凪沙の術後不良は、早く一果の母親になりたくて、資金不足で病み医者に流れたせいかと

  思っていたのですが、そうではなかったのですね!

  ただこれはこれで設定が現実に即してどうかなぁと思いましたが・・・

 

本にはなくて映画にあった場面で、一果がニューヨークのステージに出ていく時に

  「見て!」と言いながら出ていきます

  わたしは、この言葉は凪沙にあてたのだと思いましたが

  その答えが本に出ていました・・・・この部分は映画には出てきません

 

  ・・・・・・

  あの時、一果が探していたのは誰なのだろう。

  一果が「お母さん」と呼んだのは、誰だったのだろう。

  最初は単なる、都合のいい妄想だった。しかし、毎日毎日、あの日のことを考えるうちに、

  そうだったに違いないと思うようになった。

  凪沙を、呼んでいたのだと。

  ・・・・・・

 

そして本の最後は、踊り終えた一果が、大切な何かが凪沙の身体から失われたことを知って

  二人に会うためにまっすぐ海に歩き出した時 ・・・・ わたしもそう感じました

  羽根を宙に散らしながら白鳥が空へと飛び立つの見たところで終わります

 

映画では、ニューヨークに渡って一年

  ステージに向かう一果が、「見て!」とつぶやいて

  思いっきり舞い、想いに向かって飛び立ちます

わたしはこちらの方が、とってもいいです

  この時の涙は、とても心地よいものでした・・・

 

【201030追記】

出版するにあたって加筆はしているのでしょうが

  多分この本のストーリーの方が、映画のプロットになっているのではないのかなと思います

どなたかがYOUTUBEで感想を述べていらっしゃいましたが

  「スイトピー」で混乱していた店内を鎮まらさせた一果の踊りと対比させるために追加された

  結婚式場でりんが踊っている時に現れた花嫁に関心を持ってかれた場面は

  一果の天賦の才を見せつける、良い演出だたっと思いました

 

また、本の最後の場面だけだと「The Danish Girl」のリリーが

  すべての束縛、呪縛から解き放たれて飛び立った様に

  一果の成長した踊りを感じて、見届けることは叶わなかったけれど

  一果の母に成れたことを胸に飛び立つのだけれど

  この部分は映画では描写されていないのですよね!

それで唐突に、一年後のニューヨークなのですが

  わたしは凪沙の飛び立つ姿を、一果が見送ったならば

  ステージに向かう時の「見て!」が、もっと誰に、ということとリンクしていくのではないかなぁ・・・

 

多分今回の足らない部分にしても撮影はしてあって、興行条件とかいろいろの絡みで

  この時間に編集されたのだろうけれど、もっとお時間とって残しておいてもらいたい場面が

  あちこちにありました

新海監督の映画と本では、足らない部分が補足された充足感はあったものの

  映画そのものでの不足感はなかったのですが、なんなのかなぁ・・・

 

 

そしてわたしの今日は、ヨガ教室の4回目、折り返し点です

  今日のテーマは「腰痛」

  腰回りののストレッチですが、ヨガの場合は”腰痛だから腰だけ”というのではなく

  そこに連なる筋肉や骨格、経絡を追いかけて、周りからも緩めていくので

  結局はほぼ全身への対応となります

 

今コースの先生が変わったこともあり、以前よりは多少は楽かなと思っていたのですが

  今日はギリギリついていけなくて、とっても大変でした(^O^;)

  それでも最後のシャバーサナにたどり着いた時には、ほっとしていました