”第20回GID学会に参加して!” ===> そして第21回岡山大会に参加して | わたしの夢はどこに・・・

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私ってなに?本当にGIDなんだろうか?まだまだ彷徨っています。
その中で多くの方のブログを見させていただいて、いろいろなことを教えていただきました。
このブログは自らの心の整理と、一つの事例として他の方の参考になったらお返しになるかな
と思って開きました。


ということで、今年も少し振り返ってみます!

 

先日の記事でも書きましたが、今回の大会テーマは

  ~ 法律、保険、そしてその先へ ~ でした

 

それで今回のセッションでは、SRSの保険診療に伴う現状とその問題点

  これからどうなるのかの予測と対策・・・といった内容が多いのかな、と思っていました

  ところが開けてみれば山梨の百澤先生の

  「山梨大学医学部付属病院における性同一性障害の外科治療に対する公的保険適用の現状」

  一本だけでした(*_*)

ただ今回の演題では地方病院(特に公立の)におけるGID治療への取り組み

  GID医療チームをいかに作り上げるか、といったテーマを縦糸に

  当事者をいかに見つめるか、そしてその家族(特に母親)への対応といった

  医療現場以外の生活の場での取り組みを横糸に網をかけていったようです

 

今回のセッションの中の特別企画で、二日目に乙女塾の西原さつきさんが登壇されましたが

  この中で、大学を卒業してから一時OLとして埋没した生活をしていた時期もあり

  彼女の実力ですので埋没そのものは問題なくできていたものの

  ”埋没することの苦しさ”・・・・自分を、他の人をだまし続けることの苦しさ

  を感じ続けたそうです

また「transexual voice therapy」の獨協医科大埼玉医療センターの櫻庭京子のお話でも

  初めはいかに高音の女性声を出させるかが指導の主体だったのが

  今は、必ずしも、女性声でなくてもいいのではないのか?

  トランスジェンダーは(今の科学技術では)

  生体的にはどこまで行って生まれながらにはなり得ない

  それを追い求めすぎるのは整形依存症と同じで、達しえないゴールを目指すものの様

  今は”女らしい声より、あなたらしい声”

  ”わたしが私でいられる”ならば、わたしのままでいいのではないか?

  長い間、トランスジェンダーの人の指導をしていく過程で

  だんだんと変わっていったそうです

  もちろんきれいなかわいい声が出ればそれのがいいに決まって(^O^;)いますがね・・・

 

それでは今年の大会のプログラムです

赤枠がわたしの受講したセッションです