ハイヒール革命 | わたしの夢はどこに・・・

わたしの夢はどこに・・・

私ってなに?本当にGIDなんだろうか?まだまだ彷徨っています。
その中で多くの方のブログを見させていただいて、いろいろなことを教えていただきました。
このブログは自らの心の整理と、一つの事例として他の方の参考になったらお返しになるかな
と思って開きました。

「ハイヒール革命」真境名ナツキ著 廣済堂出版 \1300  初版:2016/09/14

  性を変える。 体を変える。 アタシは変わる。

 

  わたしは「もと・男」だけど、

  実は、あなたとたいして違うわけじゃない。

  スニーカーから、ハイヒールへ履き替えるーーー。

  それくらいの勇気があれば、

  誰でも自分らしく生きられる!

 

第25回レインボー・リール東京

  東京国際レズビアン&ゲイ映画祭正式出品「ハイヒール革命」 初演:16/09/17 \3800

    出演;真境名ナツキ  【ドラマパート】 ナツキ役:濱田龍臣 母法子役:西尾まり

 

わたしが真境名ナツキさんを知ったのは

  NHK・Eテレで2017/02/06に放送された「私は闘うトランスジェンダー」を見た時でした

その時、もちろんナツキさん自身も(きれい、というよりも)格好いい人だなぁ、とは思ったのですが

  それ以上に母親の法子さんって”なんて強いんだろう!”と思ったことでした

 

このEテレの番組自体はたまたま見つけて視聴したのですが

  その月末に観た「彼らが本気で編むときは、」のエピソードで感じた既視感・・・

  最後のエンドロールに出てきたSpecialThanks:真境名紀子、ナツキの名前

  ああ、そういうことだったのか!と

それで是が非でも彼女の出演した、というか自伝の「ハイヒール革命」を観たいと思ったのですが

  もうその時には上映していませんでした

  それが4/19にDVDが発売されることを知って、Amazonでポチっとしちゃいました

 

そのDVDが一昨日届きましたが、今日やっと見ることがq出来ました

  濱田龍臣君が中学~高校時代のナツキを演じていて

  それで全編ストーリーが展開されるのかな、と勝手に思っていたのですが

  実際には全体の1/3くらいがドラマ・パートで

  残りはインタビューないしはモノローグでのドキュメンタリーというかルポルタージュでした(^o^;)

正直言ってチョット残念でしたが、改めて法子さんの強さの根源がわかった気がしました

  セクマイの子に限らず、すべての子の親がああであってほしいな!

  わたしは成れていただろうかと、考えてしまいました(;^_^A

 

ナツキは思います

  ”ひとりでいい。「この人になら、なんでも話せる」という人をもちたい。

    それだけで人は往きていける。”

 

そしてナツキの通った定時制高校の先生のことば

  ”周りのみんなが理解すれば、君の障害はなくなるのかな!”

 

それに比べて中学の時の担任を始めとした(少なくともその時の)学年担当の”全ての”先生方

  百歩譲ってその時は知識がなかったから正しい対処が出来なかったとしても

    (それでも生徒に寄り添うという気持ちがあれば、対応は違ったはずですが・・・)

  今改めてのお電話でのお話し・・・・一言もあやまりもなく

    あまつさえ”覚えていない!”とは

  完全に先生失格、先生をやっていてはいけない、とわたしは思います

もちろんこの判断は「ハイヒール革命」の本を読んで、DVDを見ての

  一方からの情報のみで判断していることなので、絶対的に真かというと分かりませんが

  自分の子供を通したいろいろな先生方との触れ合いの中から

  十分にありうることだなぁ、と感じていました 

 

このあたりの描写は、本とDVDで微妙にニュアンスの違った表現をしていましたが

  本の中でナツキが言っている「みんな覚えていないならば、私だけ引きずることないじゃん!」

  と言う感覚が身にしみました

 

CMでかわいい姿を見せていた龍臣君

  成長して素敵な少女になっていました(^O^)