「リンパマッサージ」教室の講義です | わたしの夢はどこに・・・

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私ってなに?本当にGIDなんだろうか?まだまだ彷徨っています。
その中で多くの方のブログを見させていただいて、いろいろなことを教えていただきました。
このブログは自らの心の整理と、一つの事例として他の方の参考になったらお返しになるかな
と思って開きました。

先日から始まった「リンパマッサージ」教室で教えていただいたことを整理してみました。




リンパ(lymph)は 脊椎(せきつい)動物の血液の血漿(けっしょう)が毛細血管壁から組織中に浸出し、組織内の毛細リンパ管に入ったもので、リンパ液ともいう。


その組成は血漿とほぼ同じで、免疫反応に関与します。  【参照】日本大百科全書(小学館)




このリンパは静脈血管のバイパスのように静脈のすぐ近くを(ですから表皮から浅いところです)流れています。


しかし血液のように心臓というポンプがあるわけではありません。それではどのようにしてリンパ腋を流しているかと言うと、下肢静脈と一緒で逆止弁と周囲の筋肉による圧迫と開放による収縮運動で行います。


このリンパ腋は組織に浸潤しているものが、毛細リンパ管を通ってリンパ節に集まり、最終的には大静脈に流されていきます。





この流れのつまりを解消するのが、リンパマッサージです。




このリンパ節はリンパの中継地点で、細菌や老廃物などをろ過して体内に入らないようにブロックしてくれます。


このリンパ節は体全体で800か所くらいあるそうで、その中でも大きなものが次のリンパ節です。


  ①顎下リンパ節 ・・・・両顎の結節点


  ②腋窩リンパ節 ・・・・両脇


  ③鼠径リンパ節 ・・・・両股関節


そして最後に大静脈に戻っていく最終出口が


  ④鎖骨リンパ節 です




わたしの夢はどこに・・・-人体全身図_リンパ節


リンパマッサージを行うポイントは


  ・リンパの最終出口である鎖骨から始める


    出口のつまりを解消しておく!


  ・出口に近いところから、遠くへ順次移していく


  ・リンパを流す方向は近くの大リンパ節の方向に流す


    ただし上記の絵にあるように


      肩とお腹でブロックを分けて


      そのブロック内で方向を決めます


  ・リンパ管は皮膚の下1.6~2.0mmくらいなので


    皮膚のみに刺激が伝わるくらいの


    ”やさしい圧力”で同一方向に手の平を流してください


      (手を往復してはだめです)


リンパマッサージを行う時の注意点として、次のような方にはリンパマッサージの刺激で血のめぐりがよくなっていたりして体への負担が増えるので控えたほうがよいそうです。


  ・妊娠中


  ・飲酒中


  ・食事直後(1時間以内くらい)


  ・皮膚病


  ・骨粗鬆症


  ・心臓病、糖尿病、高血圧・・・刺激が負担になる人





以上、坐学でのまとめでした


実践は来週以降です