CANON PRO-100とcolor munkiのキャリブレーションまとめ | 舞珍(まいちん)のポートレートが好きっ♪

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   モデル撮影会で撮影したポートレート・ギャラリーです。

今回、CANONがPROシリーズように提供しているColor Management Tool Proというキャリブレーションツールについて、いろいろ苦労したことも併せてまとめておきたいと思います。


1)Color Management Tool Proはプリンターに付いているCDには入っていないので、キヤノンのサポートからダウンロードする必要があります。
Ver. 3.1.0が最新版でWindows8にも対応しています。(私はWindows7 64bit版です)
http://cweb.canon.jp/drv-upd/ij-sfp/cmp-win-310-jp.html

2)インストールして、ソフトを立ち上げると、測定器とプリンターが選べるようになります。

測定器:Color Munki
プリンター:Canon PRO-100series

3)ICCプロファイルの作成

これで、PRO100からA4で3枚のカラーチャートが印刷されます。
この時、実際に印刷する用紙の種類も選択
十分に乾かしてから、次にすすみます。

4)チャートの測定とICCプロファイルの作成
プリンターと用紙の種類は3)で選んだものが自動的に選択されている、

ここで、測定器のcolor munkiを接続するのですが、「未接続」となって、次にすすめません!

いろいろ調べてみると、コントロールパネル内のX-Riteデバイスサービスを立ち上げて、color munkiに入っているチェックを外す必要があります。

(注:color munki photoを使用して、キャリブレーションする時は、再度チェックを入れる必要があります、)

これで、なんとかcolor munkiが接続されます。

あとは、測定器のキャリブレーションのあと、印刷したカラーチャートを読み取っていき、3枚が終われば、名前を付けてICCファイルを保存します。

印刷用紙ごとに、カラーチャートを印刷して、ICCプロファイルをつくる必要があります。

問題は、このICCプロファイルを使用すると、とんでもない画になって印刷されることなんです。

仕方が無いので、color munki PhotoでICCプロファイルをつくって使用してます。
こちらの方は当然ですが、モニターに近い画が印刷できます。



それで、カラーマネージメントをSilky Pix側でやったものと、プリターに任せたものと印刷して比べてみましたっビックリマーク

結果はほとんど見分けがつかない。。。目
つまり、プリンターの自動補正がそれだけ優秀だってことはてなマーク
あれから、モニターのキャリブレーションもやり直しているので、かなり画面の色が忠実に表現されてます。

あと、ソフト側でカラーマネージメントをする場合は、プリンターの設定で色・濃度をマニュアル調整、マッチング無しを選ぶ必要がありますが、濃度等の微調整はできるので、濃度を-10にしたら、より画面に近い発色となりましたっアップ

なぜ、CANON純正のColor Management Tool Pro使って作ったICCプロファイルで正常に印刷されないのか、原因は不明ですが、ソフトがバージョンアップしたら、また試してみたいと思います。



さて、昨年12月23日にクレアトゥール が主催する3b撮影会で撮影したカットから高橋ちひろさん音譜




ちっちゃくて、明るくて、可愛いモデルさんでしたっドキドキ
   ポートレートが好きっ♪






そんぢゃパー