仏教は"悟り"にいたる道をこれ以上なく詳細に説いているのに、そこがなぜ広まらないのか⁉️ | 俺の仏教!《仏教とはお釈迦様がといた心理学!"無我"を会得した心理セラピストが分かりやすく仏教を説きます》

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仏教とは古代にお釈迦様がといた心の作用、心の仕組み!
まさしく心理学そのもの。でも、いかんせん仏教の言葉は難しすぎます。"無我"を会得した心理セラピストが現代心理学・科学の要素を取り入れながら、分かりやすい言葉を使って独自に仏教を語ります!!

本当は、仏教は"悟りにいたる道"を、


1から10まで言葉にできる範囲は全て語っています。


しかも、かなり詳細に‼️


では、なぜ未だに"悟りとは何か?"ということを


スピリチュアルな本では、


いろいろな形であーでもないこーでもないと


語られているのか…。



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答えは、悟りの内容自体がつかむのが難しい上に


仏教で使われている言葉が難しすぎて


みんなに理解されていないからです。



今回はまず、仏教で使われている言葉 で


誤解しやすいものを解説していきたいと思います。



まずは、"法"という言葉について。


実は、仏教にて使われている"法"には


2つ意味があり、それを知らないと


 全く仏教の教えの大切な部分が


分からなくなります。




まず、1つめの意味は


⑴、真理


です。


真理とは、ブッダが生まれて教えようが 生まれず教えまいが、変わらない宇宙の真理です。


仏教におけるその真理とは、まさしく


① 諸行無常


② 一切皆苦


③ 諸法無我


です。



次に、"法"の2つめの意味は、


⑵、存在 (実相ではない)


です。



実相ではない"存在"とは


どういう意味かと言うと


"生滅変化する中での仮のすがた"


つまり、


"本来は無常で実体がない中で


コレは◯◯とラベルを貼られたもの"


の事。



実相についてより詳しくは、


また今度 お話します。



このように


"法"と言われても一般の人には


そもそも仏教の言う"法"の


意味なんて知らないし、


しかも意味が2つもあったら


ちんぷんかんぷん です。



それなのに


仏教の解説書は


そのことに


経典の内容そのままに



『あらゆる法は無我なり、と


   智慧をもって観るときに


   かれは苦しみを厭い離れる


   これ清浄にいたる道なり』


   『法句    二七九』



みたいに解説するから


全く重要なところが説明できてないことが多い‼️



この場合の"法"は


"存在"という意味なので


現代語に訳すと


"全ての存在は、無我である、と


   知恵をもって観るとき


   その者は苦しみから離れる


   これが安らぎにいたる道である"


という意味になります。



今回はここまでとし、


これから今後も少しずつ説明していきますね ^ ^





≪ 参考文献 ≫
ブッダのことば―スッタニパータ (岩波文庫)
ブッダの真理のことば・感興のことば (岩波文庫)
龍樹 (講談社学術文庫)
般若心経・金剛般若経 (岩波文庫)
小説ブッダ―いにしえの道、白い雲


ダライ・ラマの「中論」講義―第18・24・26章
一個人別冊 仏教宗派入門 (ベストムックシリーズ・82)
宇宙はわれわれの宇宙だけではなかった (PHP文庫)