■タリアテッレのボロネーゼ♥
Tagliatelle alla bolognese
〈2人分〉
粗く刻んだ牛肉パルプ・・・140g
豚バラ肉のスライス・・・50g
玉ねぎ・・・20g
にんじん・・・1/3本
セロリ・・・1/3本
ワイン・・・1カップ
トマトピューレ・・・60g
トマトペースト・・・小さじ1
全乳 1 杯(お好みで)
軽い肉や野菜のスープ
EXバージンオリーブオイル・・・大さじ1
卵・・・3個
小麦粉・・・300g
①パンチェッタのアッシェを大さじ3の
オイルで鍋に溶かす
②細かく刻んだセージなどのハーブと玉ねぎ
人参・セロリのアッシェを入れて中弱火で
ゆっくりと調理=ソフリットを作る
③火を強めてひき肉を加え、よく混ぜながら
数分煮て、ワインを注いでアルコールを
飛ばしてから、濃縮液とピューレを加える
④よく混ぜ続け沸騰したスープをカップに注ぎ
(水でもオケ丸)約2時間ゆっくりと調理する
推奨される古代の伝統に従って、
調理の途中で牛乳を加える
炊き上がったらセルポワで調味
⑤塩湯でタリアテッレを茹でてボロネーゼに
チーズはパルミジャーノ・レッジャーノ
お店では山羊のチーズ=カプリーノや
羊のチーズ=ペコリーノ・ロマーノも♡
polpa di manzo=牛肉パルプ
日本じゃこういう呼び名がないけど
モモの赤身肉のこと
日本のボロネーゼは合挽肉ですけど
牛モモと豚バラ=パンチェッタを7:3
イタリアのリチェッタを翻訳すると
pancetta tesa macinataを
Googleは「みじん切りベーコン」って訳す
でも燻製のベーコンは使わない
燻製のベーコン、豚肉のみ、ニンニク、
ローズマリー、パセリ、ハーブとスパイス、
ワインの代わりにブランデーなどを
使ったリチェッタは邪道♡.。.:*・゜
イタリアのボロネーゼには長い歴史があって
間違ったリチェッタが広まらないように
ボローニャ商工会議所に
公式のリチェッタが登録されてます♡.。.:*・゜
TVでセブンの商品開発の人が作った
「金の○○」シリーズのピッツァや
ボロネーゼをイタリアの人に食べてもらう
企画を見ましたけど
ピッツァはイタリアで修業したプロ監修
ボロネーゼは商品開発の女子が20店舗
食べ比べして作った
デミグラスソースにベシャメルソース入り?
っていう創作料理スパゲッティ
料理は他の仕事と一緒で
お手本を忠実に再現するものなんで、
金のピッツァが評価されたのに対して
金のボロネーゼはまずイタリア料理じゃない
タリアテッレじゃない
イタリアのオリジナルを再現してないんで
「違う」って言われるのは普通の人なら
ハナからわかるはず
「ソースが濃すぎて肉の味がしない」
そもそもスタートから間違い
まずイタリアのリアルなボロネーゼを知る
これが第一歩のはずなのに
違うものを色々食べ比べてさらにアレンジを
加えて、「こっちの方が美味しいでしょ」
とでも言わんばかり?の思い上がり
長い歴史のある国民的料理
そういうイタリアの食文化を尊重してない
本物のボロネーゼには目もくれないで
独自にあれこれアレンジした真似事=
「もどき」をイタリアの人にボロネーゼだ
って臆面もなく食べさせることが、
そもそもイタリアの人に失礼だって気づけない
空気が読めない独りよがり
ため息・・・
髪型だけマネてご本人に面と向かって
「広瀬すずです」って言うくらいイタい。。。
家で自分が食べるためにやるんなら
いくらでも好きにすればいいけど.。 。.:*・゚