砂肝のアヒージョ | 西洋料理人のオリジナル・レシピα
アヒージョはもうお家でも作るヒトが
いらっしゃるくらい定番だと思います✿.。゚❤
 
ただ一般のみなさんの場合、
スペインの本当のレシピとかには
こだわらないかたがほとんどみたいで、
 
アヒージョだけじゃなくってイタリアンとか
でも、お店で出すプロの料理人でさえ
本場のレシピを知らずに
作っていらっしゃるみたいです.。・*♥*・
 
 
アヒージョって響きがオシャレみたい
なのだけでもう満足、っていうふうに
見えてしまうんですけど、
 
日本のお寿司を知らないでアメリカで
寿司屋さんを営業してるアメリカ人を見たら、
日本の鮨職人さんが怒るのといっしょで、
 
スペイン人のシェフも怒っていらっしゃったので、
きちんとスペインのレシピを教わりました♡*゚¨゚゚・*
 
 
■砂肝のアヒージョ
イメージ 1
 
 
①砂肝はスジを処理して半分にカット、
 φ20cm弱のお皿に入れて、
 お塩を強めに振って、黒胡椒、
 イタパセのコンカッセを振って軽く浸る
 程度の白ワインを入れます(☆´v'b)b❤
 
 シェリー酒を少し加えて和えておきます✿.。゚❤
 
パセコンをパセポンっておっしゃる
同業者の方がいらっしゃるんですけど、
そういう名前の商品があったそうです❤♬♥
 
②ニンニクをスライスして、小口切りの鷹の爪
 1/2~1本といっしょにカスエラに入れて、
 ニンニクが隠れるくらいのEXオリーブオイルを
 入れてから(冷たい状態から)火にかけます♡*゚¨゚゚・
 
鷹の爪は種を捨てないで必ず入れるのが
特徴で、火加減は火がカスエラから
はみ出さないていどの強火です❤♬♫♬
 
ニンニクオイルにも味がつくように
お塩をします(❛ᴗ❛(❛ᴗ❛♡
 
カスエラはスペインの耐熱陶器で、私は
持ってないのでスキレットで代用しました☆^∇゜)!!
 
③ニンニクスライスのふちが色づいて来たら
 ①を入れます❤♬♥
 
熱々のオイルにワインが入るとはねるので、
落ち着くまでフタをかぶせます♥
 
少し砂肝が見えてる部分があるくらいの
オイルの量です(*゚v゚*)
 
 具材を入れたら火を強めて、裏返してオイルの
 表面から外に出てた側にも火を入れます..。♡*゚¨゚゚・
 
④火を強めて1/8カットのレモンを絞ったら
 出来上がりです.:*・゚♡★♡゚・*:.。 。.:*・゚.
 
 
かさ増しにマッシュルームをスライスして
入れてますけれど、基本的にはエビや
牡蠣(かき)がふつうで
余計なものは入れません(◕‿◕✿)❤
イメージ 2
 
いちばん大事なポイントはバゲットを必ず
添えて、バゲットの上に海老や牡蠣と
ニンニクスライスを重ねて食べるってことです♥♬♫
 
なのでニンニクはみじん切りじゃなくって
必ずスライスです(d'v`★b)♪
 
 
ほかのお店とかでどう提供してるか
知りませんが、
バゲットをつけないアヒージョは
 
カレーライスをルゥだけ、
お寿司をネタだけで食べるようなもので、
 
アヒージョだけじゃしょっぱいので
スペインではマストです✿.。゚❤
 
 
スペインの食卓にはパンは欠かせない
そうですけど、基本パン屋さんには
バゲットと田舎パンの2種類しか
置いてないそうです❤♬♥
 
外カリっと、中やわらかっていうのが
スペインのバゲットで、日本のバゲットは
外まで柔らかいのでスペインのヒトは
がっかりしたそうです(❛ᴗ❛(❛ᴗ❛♡
 
 
アヒージョは「にんにく」、
スペイン語はイタリア語と似てて、
アーリオ・オーリオ(ニンニクオイル)・
エ・ペペロンチーノ、
 
スペイン語で「アヒージョ・コン・○○」って
言ってコンは「○○といっしょ」っていうイミで、
イタリア語でもコンは同じイミで使います♡*゚¨゚゚
 
ニンニクオイルってことでイタリアの
バーニャカウダと似てるんですけど、
バーニャカウダみたいにアンチョビを入れない
ので、ガリバタ料理に近い感覚です❤♬♥
 
 
ネットで「たこ焼き器でアヒージョを作る」
って記事を見ましたけど、
危険なのでNGだそうです.。 。.:*・゚
 
Yahoo!ホームページにネットで
話題の動画っていうのがあって、
炊飯器で卵の黄身だけ数十個炊いた
なんていう投稿があったんですけど、
 
TVでもし放送したらゼッタイ苦情が
来るような一般人のおふざけで、
見るのも不愉快でした✿.。゚❤
 
良識を疑うってこういうことです。 。.:*・゚