スパゲティ ボロネーゼ | 西洋料理人のオリジナル・レシピα
LA BOCCAやPENTOLAで
イタリア料理のレシピを
いくつか教えていただきましたけど、
誰もがご存知の「スパゲティ ボロネーゼ」
=「ミートソース」をきちんと教えて
いただいたコトがありませんイメージ 1
 
会話の合い間的にリアルなイタリアの
「ボロネーゼ」について
お聞きしたコトがあるので、
北イタリアに近いボローニャ地方の
リアルなレシピの
キーワードをいくつか織り交ぜながら、
「アルポルト」の片岡シェフのお出しに
なってる本のレシピにそって作りましたイメージ 2
 
■スパゲティ ボロネーゼ
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材料(4~5皿分)
 ディヴェラ・ヴェルミチェッリーニ#10
  (1.4ミリ)・・・2人分
 牛豚合挽き肉・・・200g
 にんじん・・・1本
 玉ねぎ・・・ひとつ
 セロリ・・・1本
 にんにく・・・2かけ
 ローリエ・・・2枚
 ローズマリー・・・1本
 セージの葉・・・3枚
 ナツメグ・・・少々
 ホールトマト・・・400gx1缶
 塩コショー・・・少々
 ブイヨンスープ・・・300mlていど
 赤ワイン・・・120ml
 パルミジャーノレッジャーノ・・・適宜
 
①ブイヨンスープを作ります。
②香味野菜をみじん切りしますイメージ 6
 
③にんにくのアッシェ(みじん切り)を
オリーブオイルで炒めて香りを出します。
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にんにくのアッシェは日本のシェフが
日本人向けになさってる調理法で、
イタリアでは日本人以上に口臭に敏感
なのでアッシェはぜったいしないそうで
せいぜいスライス、
フツウはつぶして入れるようですイメージ 7
 
アッシェの時点で日本向けアレンジ
ってコトです。
 
④香味野菜のアッシェを加えて
 きつね色になるまで炒めます。 
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だいたい90分ていど炒めるって言われてます
けど、45分ていどできつね色になります。
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⑤挽肉を入れて塩コショーで軽く
 下味をつけます。
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⑥挽肉の色が変わったらハーブを3種類
 (ローズマリー、セージ、ローリエ)
 入れてさらに炒めます。
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ミラノ・ナポリ・コモなどの星付き
レストランで7年修行をなさった
LA PENTOLAのシェフは
「ローズマリーは入れない」って
おっしゃってました。
北イタリアのレシピとは違うようです。
 
⑦赤ワインを入れてひと煮立ちさせて
 しばらく煮込みます。
 
毎年年に数十日イタリアでお過ごしになる
LA BOCCAのシェフはたしか
「ボロネーゼは煮込まない」って
おっしゃってました。
 
⑧ホールトマトをつぶしながら
 ストレーナーなどで濾して入れます。
 ブイヨンスープを1/2カップ加えます。
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⑨ナツメグを入れて弱火で3時間ていど
 煮込みます。
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ナツメグはホールでしか見たコトが
ありませんけど、片岡シェフのレシピでは
おろし金で削ってお入れになってました。
 
煮詰まってくるので
水分が少なくなったらその都度
ブイヨンスープを足します。
 
LA BOCCAのシェフがたしか、
本場のレシピでは「ブイヨンは入れない」
ともおっしゃってました。
 
⑩1%の塩湯(お水3Lにお塩30g)で
 パスタを茹でます。
 スパゲティはいつものディヴェラです。
 楽天市場では「ディベラ」で。
 
アルデンテに茹でたらお皿に盛って
ボロネーゼソースをかけて
パルミジャーノレッジャーノを削って
出来上がりデスo(*^▽^*)o~♪
 
イタリアではソースの味を入れながら
茹であげるカンジの調理法なので、
茹で上げたパスタにソースかけるとか
絡めるっていう時点で日本特有の
アレンジレシピですイメージ 4