予防接種健康被害救済制度の否認率について考える | マサヤのブログ

マサヤのブログ

政治経済に関するテーマについてコメントします。

コロナワクチン接種で私は体調を崩し、予防接種健康被害救済制度を申請することとなり、図らずもこの制度に
ついて嫌というくらい詳しくなったと思っている。

 

最近、気になっているのは、否認率についてである。申請するための書類をやっと集めたのに、金銭的な負担もかかったというのに、それでも否認というのは何とも辛いものである。

 

ここで、気になったのは地域ごとで否認率に差があるのか?ということである。いくつかある手元のデータを使って、いくつかの地域間で比較をしてみた。これらはデータを取得した時間にもずれがあれば、それぞれの地域における接種率や高齢化率も異なるのであくまでも参考である。

 

なお、否認率は否認数÷(認定数+否認数)で計算をしている。

 

さて、まずは国である。

https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/001265008.pdf

否認率19.8%と高い。5人に1人は否認されている。もちろん、医療費だけでなく、障害年金なども含まれている。

そして、次に情報公開請求を通じて取得した阪神間8つの自治体である。
https://kwansei.repo.nii.ac.jp/records/2000706
2023年11月なのでちょっと古い。否認率は8.3%である。
多くは医療費・医療手当の認定である。

そして、次にこれもまた情報公開請求を通じて取得した兵庫県のデータである。
https://ameblo.jp/myasuoka1978/entry-12848036213.html
否認率は14.7%である。

次は愛知県である。データ取得は2024/6/21時点である。
https://www.pref.aichi.jp/site/covid19-aichi/hukuhannoutoumimaikin.html
愛知県の場合はHPで公表されている。否認率は16.6%である。

そして最後、最近、開示請求で取得したN市のデータである。
否認率は9.8%と低い。

こうも否認率が地域間でバラバラだと気になってしまうのである。