お正月用のおもちが残っています。皆さんふだんおもちをどうやって召し上がっていますか?お雑煮やお汁粉は定番でしょうし、石油ストーブの上にのせて磯辺焼きなんてのも、昭和の原風景のような気がします。
さて今日はですね、ちょっと変わったおもちの食べ方をご紹介します。タイトルからもわかる通り、グラタン風におもちをいただこうというものです。と、いっても私はふだん料理を作り慣れている人間ではありません。なすの煮びたしレシピに続き、ひまひよのお母ちゃんさんに再度アイデアをいただきました。
・切りもち:2個
・ベーコン:1枚
・長ネギ:1/3本
・牛乳:大さじ2
・めんつゆ(濃縮2倍):小さじ2
・味噌:小さじ1
・ピザ用チーズ:40g
・マヨネーズ:大さじ1+1/2
・七味唐辛子:適量
【つくりかた】
①もちを手で2つに割る。
②長ネギをななめ薄切りにする。
③ベーコンを1cm幅程度に切る。
④耐熱のグラタン皿に味噌を小さじ1投入。米こうじ味噌です。
⑤めんつゆを小さじ1投入。
⑥よく混ぜる。下の写真の通り分量が少ないように感じたので、この後めんつゆをもう小さじ1足しました。
⑦牛乳を大さじ2投入。
⑧よく混ぜます。
⑨もちを並べてラップをして電子レンジで1分半加熱。電子レンジは550Wでセットしました。
⑩一度出しておもちをひっくり返します。おお、柔らかくなっているぞ。お味噌の良い香りが漂います。ひっくり返したら再度電子レンジで45秒加熱。
⑪出してきました。お雑煮みたいになりました。テンションが上がります。
⑫冒頭②と③の手順で切った長ネギとベーコンをもちの上に敷きます。
⑬ピザ用チーズを敷きます。「いいね、いいね、フン、フン、フンフンフン♪」。出鱈目な鼻歌が弾みます。
⑭マヨネーズも投入。ひまひよさんレシピでは小さじ1と紹介されていますが、器が大きめだからか、どう見ても物足らない。「そうか、ひまひよさんはプロだからファンも多い。様々なジャンルのマジョリティー同様、きっと極端なことを言いにくい立場なのだな」と勝手な解釈のうえ、マヨネーズを好きなだけチュルチュル投下しました。この後オーブントースターで8分加熱します。
ここで問題が2点発生。
ひとつめ。ひまひよさんが「220℃のオーブントースターで7~8分」と書かれているのですが、この220℃が素人にはよくわからない。早速Google先生に訊いてみたところ、ワット数1000Wで大体230℃とのこと。うちのオーブントースターを引っ繰り返して調べてみると940Wでした。とすると、7~8分で問題なさそうです。
ふたつめ。順調にオーブントースターで加熱していたんですが、「まだかな、まだかな」とトースターの窓を覗いていたところ、トースターの伝熱管の灯りがフッと消えたのです。トースターの目盛りが半分を越えた程度の時点です。コンセント抜けではなさそう。こ、故障か??スーパーカブの電気系統の故障なら、自分でやるんですが、トースター??
しかしあまり悠長なことをしているとグラタンが冷め、もちが硬くなってしまいます。トースターは5分だけ加熱というところで、いただくことにしました。
⑮ジャーン!!食べてみたらおいしーい!!最高ですよ、これ。アイデアからして素晴らしいし、コンビニあたりと提携して世に出せばいいのに。ひまひよさんは特許をとって、特許料をもらう。まさしく天才かと思いました。
おもちがびよーんと伸びたかというと、モタモタしていておもちが少々硬くなりました。それでもめちゃんこおいしかったです。ひまひよさん、どうもありがとうございました。
⑯食べている途中で七味を忘れていたことに気づきました。オーブンから出した時点で投入してください。七味とも合いますね。
【追記】
食べ終わった後、オーブントースターの調子をもう一度調べたところ、直っていました(ガックシ)。直っていても、点いたり消えたりでは困りますので、新品と入れ替えが必要ですね。
⇒(1/29 8:00追記)コメント欄No.1のSamuさん情報によると、故障ではなく仕様とのこと。過熱防止の観点からサーモスタットという安全装置が付いているため、ヒーターが消えるようです。