【独り言】平田オリザは何者か? | My Aim Is True

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久しぶりに【独り言】と銘打ちましたが、これは「大して中身のあるものじゃないよ」という記事に記されます(笑)。


それはさておき、先日、平田オリザ氏が、「韓国のソウル市内で『震災と日本再生』について講演し、東京電力福島第1原発の事故で汚染水を海に放出したことについて、『汚染水の処理問題では韓国の方々にも大変な迷惑をかけた。流された水は非常に低濃度で、量も少ない。米国政府からの強い要請で(海に)流れた』と述べた」(5月17日)というニュースが流されました。

僕がこのニュースを読んで驚いたのは、別に「米国政府からの強い要請」云々ではなく、平田オリザ氏が、いまだに内閣官房参与であったということです(笑)。

おまけに翌日、「米国政府からの強い要請」が事実無根であり、「『不用意な発言で、大変申し訳なく思っている』と述べ、発言を撤回して陳謝」というニュースが流され、ずっこけました。

内閣官房参与の立場でありながら、思いつきで適当な、しかも同盟国のアメリカに責任転嫁する軽率かつ重大な発言をしたのに、翌日になってあっさり撤回して陳謝とは…。

普通なら、「反国家権力」を売りにする左翼系大メディア様から、辞任するまで「問題発言」と激しいバッシングを浴びるはずなのに、ほとんど話題にすらなっていません。


そもそも、平田オリザ氏とは何者か?

一応、本職は劇作家のようです。

それも、左翼育成大学として名高いICU(国際基督教大学)出身で、在学中に韓国に1年間留学しています。

元々、鳩山由紀夫内閣で内閣官房参与に抜擢され、劇作家の本領を発揮すべく、鳩山首相のスピーチライターとして辣腕を振るいます。

あの有名な「いのちを守りたい」と「いのち」を16回も繰り返した所信表明演説を書き、演劇的に表現する手法を伝授したほどです。

そして、問題は、このICU出身の平田オリザ氏の思想です。


有名な発言なのでご存知の方も多いと思いますが、今現在も内閣官房参与の地位にいる人物がどんな思想を持っているかを知る上で重要だと思いますので、改めて書き記しておきたいと思います。

2010年2月29日に開催された「友愛公共フォーラム発会記念シンポジウム」という会において、


平田オリザ・内閣官房参与(当時&今現在):

「ずっと10月以来関わってきて鳩山さんとも話をしているのは、やはり21世紀っていうのは、近代国家をどういう風に解体していくかっていう百年になる。しかし、政治家は国家を扱っているわけですから国家を解体するなんてことは、公にはなかなか言えないわけで、それを選挙に負けない範囲で、どういう風に表現していくのかっていうことが、僕の立場」

「国にやれることは限られるかもしれませんっていう、実はすごく大きな転換をすごく巧妙に、(演説に)入れているつもりなので先々、研究対象として何が変わったのかということを考えていただきたい」


思想的には、言うまでもなく、反国家主義の極左です。

「巧妙」にいかに大衆を反国家主義へと洗脳していくかという演説を左翼首相に語らせるかに力を尽くします。

親しかった(?)鳩山由紀夫(前首相)のスピーチライターとして、内閣官房参与に抜擢されただけでなく、いまだに菅直人内閣においても内閣官房参与であったことが驚きです。

中国及び南北朝鮮の工作員、というより、内密な工作員として抱えなくても、勝手に工作活動をしてくれる馬鹿な極左人物として、「政権中枢に平田オリザを入れろ」と指示があったのかもしれませんね。

まあ、岡崎トミ子国家公安委員長に任命するくらいの民主党左翼政権ですから…。


自民党時代においては、諸外国の諜報機関は、そのエージェントをいかに見抜かれないように政権中枢に送り込むかに精力を注いだと思いますが、民主党政権になってからは堂々と工作員を政権中枢に送り込めます。

いや、直接抱えない工作員じゃないのに、勝手に工作活動をしてくれる左翼を民主党は重用してくれるのです。


「大臣に重要な情報を上げない官僚は何様のつもりだ! 官僚が国家を牛耳っている」

「脱官僚、政治主導!!」

「政治を官僚から国民に取り戻せ!」


馬鹿らしい。

諸外国の工作員とも言える、あるいはその疑いのある政治家に国家の重要な情報を上げられますか?

いかに左翼メディアからそのような批判を浴びようとも、国家のために情報を政治家に上げない官僚は愛国者だと思います。