スパイ天国の日本では、民主党は「鳩」ではなく「鴨」である | My Aim Is True

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[産経新聞10月18日]

【朝鮮総連内部文書】

【政界工作を指示 制裁解除狙う】


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[記事リード部]

「北朝鮮の朝鮮労働党指導下にあるとされる朝鮮総連(在日本朝鮮人総連合会)が9月中旬に開いた中央委員会で『われわれは新しい連立政権(民主党連立政権)に対北敵対政策を是正せしめ、日朝平壌宣言を誠実に履行させる対外事業(工作)を進行的に広げる』などの方針を示し、幹部約350人に政界工作を指示していたことが、産経新聞が入手した総連内部文書でわかった」


それにしても、日本はつくづく平和ボケしたスパイ天国だと思う。

国交のない「ならず者国家」の工作機関を、無警戒に(?)日本国内に存続させ、挙句の果てには、民主党は、スパイ&対日工作員養成学校とも言うべき、朝鮮学校の授業料を無償化すると言い出しているのである。

民主党は民団(在日本大韓民国民団)との深い繋がりは自他共に認めていますが、間違いなく朝鮮総連ともパイプがあるでしょう。

千葉景子法相は、拉致事件実行犯の辛光洙が韓国で逮捕されると、菅直人らと共に釈放嘆願書を出したほどである。

身近にいる韓国人留学生もよく、「朝鮮総連とか朝鮮学校だけは勘弁してもらいたい。何であんなのが日本にあるの?」と言っています。

理解不能なんでしょうね。まあ、当然です。

例えば、「愚かな韓国人に鉄槌を」の著者である李鍾植(仮名)氏は、生まれも育ちも日本であり、ある程度の年齢になるまで自分が在日であることも知らなかったそうですが、ある時、韓国の在日工作部員になりました。それを聞くと短絡的に、「在日、けしからん!」と思う人もいるでしょうが、彼は日本に対する工作活動をするためでなく、日本で工作活動をする北朝鮮の工作員に対抗するためのものだったのです。我々、日本人が平和ボケしている中、かつては日本国内で北朝鮮と韓国が熾烈なスパイ戦を展開していたのです(実はユダヤ・イスラエルとアラブ系との工作戦も活発)。

何故、韓国が日本国内の北朝鮮勢力を警戒したかといえば、当然、日本が北朝鮮寄りになってしまえば、韓国が挟み撃ちされる格好になるからです。

そもそも、80年代に入るまで、左翼に支配された朝日新聞を筆頭にした日本の左翼メディアは、「北朝鮮は地上の楽園、韓国は軍事独裁政権」と明らかに北朝鮮寄りでした。

そのため、僕が、無自覚に左翼思想に毒されたニホン人と議論する際の常套句は、「で、あなたは今でも北朝鮮のことを地上の楽園だと信じているの?」です。すると、ニホン人はさすがに「何、馬鹿なこといっているのか!?」と反応しますけど、「あなたの思想は、かつてそう言っていた人たちと同じで、彼らから刷り込まれたものだ」と返すのです。


あ、すみません、どうしても民主党の核心部分を書こうとすると、控えめにしてもアカ字が増えて、目がチカチカしてしまいます。


[記事]

「総連は、日本の政権交代をこれまでの対北強硬路線から融和路線に転じさせる好機と受け止めており、16日には都内で欧米などの親北団体を集め、『海外同胞大会』を開いている。(略)

関係筋によると、総連首脳部が訪朝し、朝鮮労働党の指導で作成され、決裁を受けているという。

文書では『与野党をはじめ政界、言論界、在野の人材、社会団体との事業を強化、日朝関係改善と国交正常化を追求する社会的世論を大きく活気付けること』として親北ムードの情勢を指示。日本政府への働きかけとして、貨客船『万景峰92』の入港禁止など日本の独自制裁の撤廃を『闘争』の目標に掲げた」


これを読んで、僕が以前書いた記事「『霞ヶ関解体』は中国の『日本解放工作』の指令か!? 」などを連想する人もいるかもしれません。

まあ、朝日新聞などは北朝鮮の拉致疑惑を「でっち上げだ。北朝鮮との友好関係が崩れる」とずっと否定してきましたが、小泉が訪朝して、金正日が拉致を認めても、それでも「北朝鮮との国交正常化を遅らせてはならない」と社説で主張しているほどです。


[記事]

「さらに5月の核実験を受けた追加制裁として実施した輸出禁止措置により『同胞が祖国の家族らに送る郵便物や人道物資まで遮断された』などと主張。『前代未聞の人権蹂躙だ。国際社会に暴露、糾弾し新連立政権(鳩山政権)がこれを即時撤回する措置を取るよう強力に要求する』とした。(略)

一方、地方政界への工作について『いくつかの地方自治体選挙でわれわれの活動を理解し、同情する人材が当選した』と評価し、『これに関連し、地域密着の対外活動(政治工作)を現実的な条件に合わせ、更に強化、努力すること』と指示している。

朝鮮総連は旧日本社会党や総評、日教組などと歴史的な交流関係にあり、民主党の支持団体には、なお関係の深い団体が少なくないとされている」


総選挙前、あるいは政権交代後も日本のTVメディアが、民主党の政策論議で、ずっとタブーにしてほとんど触れないのが、日教組教育外国人参政権の問題である。

僕ら保守派が決して民主党を支持できない最大の理由が、こうした民主党の左翼体質なんですけど、総選挙前、あれだけテレビで自民党らと政策論議を交わす機会を与えながら、「どっちのばら撒きが得か」とか「民主党の政策の財源はどうか」とかばかり議論されて、こうした点に関しては全く触れられませんでした。

僕は全ての番組を観たわけではありませんが、できる限りの番組を見て、日教組教育について突っ込んだ場面を見たのは一度だけでした。

それも総選挙当日の深夜、政権交代が決まった後に、三宅久之氏が藤井裕久現財務相に、「民主党は良いことも言うけれども、気に入らないのは日教組とか胡散臭い団体が支持母体にいることだ。それについてどう思う?」と訊いたのです。

ところが、すぐさま、「ただ今、中継が入りました!」と遮断されてしまったのです。


ちょうど1年前ですか、中山斉彬大臣が、日教組を批判すると、大メディア様から激しいバッシングを受けて失脚しましたが、外国人参政権に関しては、テレビでは完全な言論統制が敷かれているがごとく触れられませんし、今後、法案化する段階になっても批判的な言説が述べられることはないのかもしれません。

一昔前までは、「北朝鮮」という言葉さえ、アナウンサーは口にすることができなかったそうです。朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)も大韓民国(韓国)もお互いが正統な「朝鮮」を主張していましたから、「『北』を付けるとは何事か!」と、テロが起きるかもしれないと危惧したそうです。

ちなみに身近にいる韓国人留学生は韓国を英語で「SOUTH KOREA」と言われることを嫌います。「KOREA」だと。

まあ、似たもの同士ということで(笑)。


それにしても、外国人参政権に関しては、鳩山由起夫、小沢一郎、岡田克也ら民主党執行部がいずれも積極的推進派なので頭が痛いです。

小沢一郎は「地方参政権を付与することによって、彼ら(在日朝鮮人)のわだかまりを解き、帰化を促進させられると考えている」と言いますが、僕は全く逆の見解です。

別に僕は諸外国人の帰化を認めないという民族主義者ではありません。

日本に忠誠を誓って帰化してから初めて参政権が与えられるべきと思っています。

そうでなければ、在日がまたしても新たな特権を得て、帰化あるいは帰国をも拒む中途半端な位置づけで満足してしまうからです。


[産経新聞10月18日]

【保守結束へ決起集会】

【議員ら1400人 鳩山政権に懸念


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[記事]

「衆院選での自民党大敗と民主党政権発足を受け、日本の保守勢力の結束を図るシンポジウム『10・17 日本解体阻止!! 守るぞ日本! 国民総決起集会』が17日、東京で開かれた。

平沼赳夫元経産相(無所属)は講演で、鳩山首相ら民主党幹部が在日外交人地方参政権付与に意欲を示していることについて『どこの国の政党か、慄然とした』と批判。『自民党にも変な議員はいる。自民党を含め、保守が再結集し、真の保守政党をつくることが必要だ』と訴えた」


平沼さん、超党派で真の保守政党を作ってください。

本当に切望しています。


[記事]

また、山谷えり子参院議員(自民)は、(民主党)政権への日教組の影響に強い懸念を表明。自公政権で推し進めた道徳教育や教員免許更新制度が次々と否定される現状を憂え、『来夏の参院選で自民党が勝ち、逆ねじれを起こさなければ大変なことになる』と訴えた」


僕は、基本的に日本人は腰が重くて保守的だと思っています。それ故、民主党が生活に直撃する悪政を展開しない限り、来夏の参院選でも「民主党で良いんじゃない」と、何も考えずに民主党に投票してしまう人が多いのではないかと危惧しています。

さすがに、来夏までには民主党の悪政が、日本に混乱を招いていることが顕著になると思いますが、子ども手当」などの餌付けが実施された後では厳しいのではないかと思います。

というのも、「民主党のせいでメチャクチャになった気がするけど、政権交代して『子ども手当』がなくなったら困る」という念が強まるからです。