25歳のワタシは
7月1日
母と一緒に
がんセンターの乳腺科診察室で
ごめんなさいね
がん細胞が出ちゃいました
と
初めの主治医に告知された
先生が謝らなくていいんだけど
気の毒そうに
申し訳無さそうに
言葉を選んで伝えてくださる
主治医N先生
その優しさを感じると
診察室では泣けなかった
(そういえば今までどの先生の前でも
泣いたことはないかもしれない)
告知が終わって
外で待っててくださいと言われ
しばらくすると
看護師さんが来て
今後の検査の話をしてくれた
その時
大丈夫?
と優しく声をかけてくれて
その言葉に緊張の糸がプツッと切れて
マルコ号泣
こんな時でも食べないと!
と帰りに寄ったスタバ
一人で泣きながら食べた
サンドウィッチが
砂を噛むような感覚がしたのを
はっきりと覚えている
妙に冷静に
心がどん底になると
食べ物の味がわからなくなるんだなー
って感じた
それからしばらく
眠気も食欲も感じなかった日々
25歳で乳がん告知のダメージは
かなりキツかった
その当時と今と
環境はガラッと変わったけど
ワタシが前向きに頑張れる理由は変わってない
家族のため
家族を泣かせないため
それだけ
20年前は快晴で暑くて溶けそうな日だった
今日は1日雨予報で気温は低め
さぁ手術まで3週間!
頑張る