待っていたのかな。 | ☆流しちゃお~なでしころりん☆

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その日にあった出来事をメインに、仕事のことから健康・美容など、気分次第で書いています。
注意力散漫な自由人なので、話題が飛んでばかりですが寄って行ってください♪




 
 お義姉ちゃんの父が亡くなりました。

 数年間患っていたので青天の霹靂ではないものの、「まさか」と驚き

 ましたし、ショックでもありました。


 聞けば、去年の秋に余命1年の宣告を受けていたそうですが、何かと

 奥ゆかしいお義姉ちゃんのこと、私達には何も言いませんでした。

 お義姉ちゃんの気遣いも理解出来ますが、話してくれていたらお見舞い

 に行けたのに・・・と両親共々残念でなりませんし、心中を察するに

 余りあるだけに胸が痛みます。

 
 姻戚とはいえ良い関係で、義父が病に侵されるまでは年に数度遊びに

 来てくれて、その都度皆で楽しい時間を過ごしたものでした。


 儀父は

 ちょっとハニカミ屋・義母にベタ惚れ・ここぞ!って時にしか怒らない

 様な温和なタイプですが、分野は違っても職人気質でうちの父ともよく

 語り合っていました。


  
 余命1年を過すことなく逝ってしまいましたが、最後はお義姉ちゃんや

 孫に会い話す事が出来たのがせめてもの慰めになっています。

 
 法事で帰省していたのでお義姉ちゃん達は異変が起こって直ぐに病院に

 駆けつけられて、少しだけれど話をする事が出来たそうです。

 偶然という意見もあると思いますが、私には義父は帰省すると知って

 いて娘達を待っていたと思えてなりません。

 同じく、他県に嫁いだお義姉ちゃんが最後を看取る事が出来た事にも

 「神様ありがとう」と言いたい気持ちです。


 

  
 明日は私達親子も葬儀に参列させて頂きます。

 朝が早いので前泊を考えたのですが、田舎迷信?を強く持っている父の

 こだわり等の事情から、高齢者並みの早起きをして家からの出発です。

 ちょっと昼寝をしたけれど、げら不安。何せ遅れる事が出来ないですし

 義母やお義姉ちゃんより疲れた顔になっていたら失礼だから。


 
 今は事実と情報の狭間でどこかリアルじゃなくて・・・お義姉ちゃんの

 痛みを減らしたいって事で頭が一杯だけれど、いざ義父に対面した時に

 悲しみと病に対する憤りが吹き出してくるのでしょう。


 それでも一つ一つのシーンを良い思い出として、お世話になった・楽し

 かった時間に感謝して、しっかりお別れをしてきたいと思います。