弥生 三月 | Le quattro stagioni

Le quattro stagioni

あなたと心の四季を旅して・・・

 

 

 

 

グッド・ドクター 得田 真裕

 

 

 

 

 

 

 

三月の山は白黒忙しなく/心音

 

寒くとも すぐに黒くなってしまうのです

もう直ぐにっこりと笑ってくれるのでしょう

 

 

 

 

 

 

お蔭さまで母の脚もだいぶ良くなり

杖をついて歩けるようになりました

ホッとしたものの 中々気力が湧いて来ないようでした

励ましても厳しくしてもダメで・・・

 

 

 

 

 

 

それが先日、友人が立ち寄ってくれたので

梅が枝餅など温めて 小一時間もお話していたでしょうか

彼女が賑やかに立ち去った後

ふと振り返ると 母が後ろに立っていました

 

 

 

 

 

きゃぁぁwww!という私の悲鳴の後の

「降りて来てみたの」と母のにこやかな声

いつの間に2階から降りて来たのか

 

 

 

 

 

 

まるで天岩戸のように 楽しげな声に釣られて

ついつい階段を下りて来たとの事

 

やっぱり 北風よりも太陽なのですね

 

 

 

 

 

周りの先生方などに ひとりで頑張るなとアドバイスを頂いて

介護認定を受けることになり 少しホッとしています

貰えるかどうか分かりませんが まず初めの一歩です

 

先日はたくさんのお心遣い ありがとうございました

ゆっくりですが また元の生活に戻れそうな気がしています

 

 

 

 

 

お庭では クリスマスローズが咲き始め

其処此処に彩が観え 日々の楽しみが増えました

 

 

 

 

 

 

俯いているのに 皆微笑んでいるお花です

 

 

 

 

 

 

薔薇の芽が綻び始め

早過ぎる葉の展開にドキドキしています

遅霜が まだまだ降ります

慎重に行きましょう そう声を掛けています

 

 

 

 

 

 

 

母の好きな銀鱈をまた煮ました

 

紅白大根とツナのサラダ つぶ貝と葉玉葱のぬた

 

なめこと芹のとろみお澄まし

 

 

 

明日は桃の節句ですね

この季節になると 娘がいたらなぁ

なんてちょっと思います