母と言うもの | Le quattro stagioni

Le quattro stagioni

あなたと心の四季を旅して・・・





母の日の溜息やけに重たくて/心音




明日は母の日ですね



そこで お友だちのてんとう虫くんの話を
少しお喋りさせてください

この春の芽吹き後に 楓の花散里がありんこの大群に襲われました
もう 新芽はボロボロです
シジュウカラくんが樹から離れてしまったので ありんこの運んだ大量のアブラムシ
を食べてくれるものがいません



仕方が無いので消毒をしようかと樹に近づいた時でした
黒い何かがたくさん新芽の裏に見えました
それは全部てんとう虫の幼虫だったのです




アブラムシはお尻から甘い蜜を出して ありんこに美味しい新芽へ運ばせます
そして アブラムシがびっしりついた場所にそれを餌とするてんとう虫が卵を産みます

子どもが飢えないようにすくすくと育つように 食べるに困らない場所に卵を生むんです

もう消毒は出来ません
すごい数のてんとう虫ジュニアです




生き物は 皆同じなんですね

成長に従って 思うようにならない時
離れすぎて理解出来なくなってしまう時
いつまでも親でいたくて老いを認められない時
戸惑う瞬間は時々に訪れるけれど
子どもの幸せを願いながら
親はいつかこの生を卒業してゆきます

あなたをいつも愛してるって想いながら




ゴマサバの唐揚げ
フルーツトマトと新玉葱のマリネ
蕪と胡瓜と茗荷の昆布出汁漬け



昨日 母に新しい病気の可能性が浮上し
病院の帰り道や部屋に戻ってから
母の溜息を何度も何度も聞きました

90だもん 病気の一つくらいするよ〜
どんまい♪って言いました
そうよね!ってすぐ復活です(笑)