【旅行】静岡・京都・園田 2023年12月19日~20日 その1
【旅行】静岡・京都・園田 2023年12月19日~20日 その2
【2日目】
この日の予定は午前中に東寺、午後は園田競馬観戦。
その後、伊丹から羽田空港へ戻るという予定だった。
昨晩に引き続き朝も関西ローカルのTV番組を見て過ごす。
日常だと朝はテレビ朝日の<グッド!モーニング>を見ているのだが関西では放送がなかった。
代わりに<おはよう朝日です>という番組をやっていた。
40年近く続いている番組とのことでエレクトーンの生演奏後に番組提供スポンサーを伝えたりする手法が良い意味で長く続いている番組のレトロ感があった。
着ぐるみのウサギのデザインにもレトロ感があったよ。
「ZIP!」という情報番組も放映されていたが水卜アナは全く出てこない。
名前こそ同じだけど全く別番組だなと思った。
朝8時頃、ホテルを出て東寺へ向かう。
でも先ずは東寺ではなく羅城門跡へ。
上の説明にある通り羅城門は平安京のメインストリートである朱雀大路の南端にある門だった。
羅城門を挟んで東側にあったのが東寺で西側にあったのが西寺。
でも西寺は現存していない。
ブラタモリでやっていたけど、西寺の方は湿地帯だったりと土地が悪かったので時代と共に人が東の方に住むようになって廃れていったとのこと。
西寺が火災に遭った後、復元されていないのは廃れたからだと思う。
下のリンク先でブラタモリの放送を振り返ってくれている方のブログがあったので読みたい人はどうぞ。
中学受験鉄人会 No.1314 『ブラタモリクイズ!京都・東寺~東寺は京都のシンボル!?~編』
東寺へ引き返す。
東寺といえば空海、密教というイメージ。
…と偉そうに書いているが、今回の旅行で東寺へ行ってみようと思うまでそんなことは全く知らなかった笑
なのでこのブログを読み返す必要性がいつか生じたとき為にもリンクを貼っておけば読み返せるよねって思いでリンクを貼っています。
八島神社と東寺の五重塔
お寺の境内だけど神社がある光景。
この神社は東寺が出来る前からここにあり、空海が東寺を完成させるにあたってこの神社に祈願をされたとのこと。
東寺は国の官寺として建立しようとしたがなかなか完成しなかったらしく、当時の嵯峨天皇が空海に<お寺をあげるから東寺を完成させてくれ>と頼んで空海が完成させたらしい。
下のリンクが参考になるかも。
自分も以下のリンクなどを参照しながら書いていくけど全てが正しい訳ではない気もするので気になったら自身で調べみて。
【お寺ロケ】お寺好きが東寺の魅力をわかりやすく語りかけます!初心者でもわかるように語ります!
金堂と五重塔
拝観料を支払い有料エリアへ。
この枝垂れ桜が満開になったら映えそうな場所。
金堂へ向かいます。
金堂は空海に完成させてくれと依頼を出す前からあったと言われています。
その後1486年に焼失してから100年以上再建されず。
1603年に豊臣秀頼の寄進にて再建されたとのこと。
100年以上も再建されなかったら、以前の金堂とはデザインが違ってしまっている可能性があるのでは?と思ってしまうが。
まぁ、違っているんだろうね。
あとで書くけど、東寺の金堂に寄進したのが豊臣秀頼だから隣の観智院に寄進したのが豊臣秀吉の正室ねねだったのかな。
…と思って少し調べると徳川が豊臣の資産を使わせようとして各地の寺院の改修を命じているのね。
ホント、自分の無知さに飽きれる
内部は撮影禁止なのでパンフレットから拝借。
東寺の薬師如来は手に薬壺を持っていない。
昔の薬師如来は薬壺を持っていなくて持つようになったのは東寺が出来て以降とのこと。
薬師如来も前述した火災で焼失していたので金堂再建時に当時の薬師如来に模して薬壺を持たない薬師如来を作ったとのこと。
続いて講堂へ。
講堂の外観を撮るの忘れてた。
講堂は空海さんが建てたものなので空海プロデュースの密教ワールドが広がっている。
金堂はあまり人がいなかったけど、講堂は結構人が来ていた。
講堂といえば立体曼荼羅。
立体曼荼羅とは<密教の教えをわかりやすく表現したのが曼荼羅です。曼荼羅には、胎蔵界曼荼羅たいぞうかいまんだらと金剛界曼荼羅こんごうかいまんだらがあり、それぞれ、理と智慧ちえという教えを伝えています。
その曼荼羅を、よりリアルに伝えるために、弘法大師空海は具現化することを構想しました。それが羯磨曼荼羅(かつままんだら)。一般的に立体曼荼羅として知られているものです。>とのこと。
密教で大日如来は宇宙と一体であらゆる仏に変身するトップ中のトップ。
その大日如来を挟んで金剛波羅密多菩薩、不動明王があり、それらを他の仏像が守護している感じで良いのかな。
金剛波羅密多菩薩は一般人を救い、不動明王はヤバめ系な人などを救うというイメージらしい。
だからか不動明王が鎮座するゾーンは守護する仏像も怖いものが多い。
講堂を見た後は食堂へ。
食堂は僧が生活の中に修行を見出す場所とのこと。
今は絵の展示や写経が出来る場所になっていました。
写経は今回やらなかったけど時間があったらやってみたいなと思った。
自分が行った日、12月20日のお言葉。
お寺に行くと門前にある掲示板にお言葉が貼り出されているけど、それの東寺版。
分かりそうで… う~ん、わからん。
大師堂とかスルーしてしまった
…で、観智院へ向かう。
観智院は大学の研究室のような場所とのこと。
観智院前の道(櫛笥小路(くしげこうじ))は平安時代の道幅がそのまま現存している唯一の道らしかったのだが、それを知ったのは帰ってきてからだった。
この日のお参りは心願成就とあったので観智院で
観智院は1596年の地震で崩壊したがその後再建。
再建の際には秀吉の正室ねねから寄進があったとのこと。
その為、観智院のふすまの取っ手や柱の留め金などに桐の紋が入っているとガイドさんが説明してくれた。
あと、宮本武蔵が3年近くここに滞在しており、その際に「鷲の図」と「竹林の図」を描いている。
多才だよね。
滞在するきっかけになったのは宮本武蔵と吉岡一門の争いで身の危険を感じた武蔵が観智院に身を隠していたことから。
下のリンクを参考に。
宮本武蔵が熊本で亡くなったのは聞いたことがあったけど豊肥本線にある武蔵塚っていう駅が宮本武蔵の墓の近くにあることからその名がついたというのは知らなかった。
観智院で唯一撮ってOKな場所が庭だったので撮ってみました。
枯山水の庭って良いよね。
京都は東寺だけ見て終了。
京都観光ってみんなどんな感じでしているのだろうか?
前日の久能山東照宮もそうだけど、寺社仏閣って仏像や飾りとかそこにあるもの全てにそうする理由があるからそしたってことだよね。
そういったことを下調べしてから観光に行ってるの?
自分はそういうのを少しでも調べてからじゃないと見ていて退屈なので行っても仕方がないと思ってしまうんだけど。
<この仏像は… この寺社が出来た時代背景は…>とか調べて行けば楽しめるけど、知識を入れてから行かないのであればガイドさんとかと一緒に回らないとツマらなくない⁉
だから自分はそういった予習が必要な京都奈良や寺社仏閣へ行くのを避けて自然の風景を見に行くなどの旅行をしていたんだけど。
でもブラタモリを見るようになったら自然の風景も<ここに川が流れている理由、山や谷が出来た理由>がしっかりとあるんだよなぁとは思ったけど。
書いていてよく分からなくなってきたので話を戻そう笑
この後は園田競馬場で競馬観戦だったが、その前に立ち寄りたい場所があったので阪急の曽根駅へ向かう。
京都から山崎までJRで移動し、近くの大山崎駅から阪急に乗り換える。
山崎ってあの山崎の戦いの山崎だよね⁉
京都は歴史関係で見聞きしたことがある!っていう地名が本当に多い。
曽根駅に着くとお昼頃だったので昼食はお好み焼きにしました。
ケンミンショーでお好み焼きとご飯を食べているシーンを見たことがあったので挑戦してみた笑
実食した感想としてはこれはこれで有りかもなぁという感じだった。
抵抗なくご飯を食べられたよ。
ただ、定食として頼むことはもうないと思うけど笑
曽根駅からはレンタサイクルで園田競馬場方面へ。
園田競馬場へ向かう途中、伊丹空港の近くを通るので飛行機を見に行きました。
千里川沿いの土手から間近で飛行機が見られるよ。
伊丹は離発着が多いので見ていて飽きない。
着陸してきた飛行機を何機か動画に撮ったので貼っておきます。
これは最初に撮ったプロペラ機。
どの程度の倍率で撮って良いのか分からずで…笑
近くに居た人から次はディズニーの塗装をした機体が飛んでくると聞いたので撮ったが機体の大きさが把握できず。撮影場所も近すぎて失敗笑
これは小さめだったので撮れたけど、ビミョーに機体が全部収まっていない笑
倍率は1.0倍のままで撮った方が良さそうなので、1.0倍で撮ったがやはり機体が少し切れてしまう。難しい。
1時間弱滞在していたかな。
風が強くて寒かったけど、ここは結構楽しめるポイントだった。
園田駅や曽根駅でレンタサイクルすると行きやすいと思う。
そして、この日のメインイベント・園田競馬!
この日はJRAとの交流重賞・兵庫ゴールドトロフィーの開催日だった。
園田競馬場のHPに掲載されている漫画を読んで昔の鉄火場みたいな殺伐とした雰囲気がある競馬場という印象を持って来場したが意外と綺麗でガッカリ笑
マークシートは基本的に来場時に入り口で必要な分だけ持っていくスタイルなのでとにかくゴミが少ない。
到着後、最初に見たレースで勝ったのが佐々木世麗騎手騎乗のブランディー号。
佐々木世麗騎手は順調に勝ち星を積み重ねていたが今年はケガで長期離脱などもあって勝ち星があまり伸びていなかったがこの日は2勝。
このあと手前の柵より前まで来てくれて観客のサインの求めに応じていました。
園田競馬場へ来たのだから何か名物っぽいものを1つは食べた方が良いと思い、タコ天と串カツを食べてみた。
手前が串カツで奥がタコ天。各200円
風が強くてクソ寒い中で温かいものが食べられて良かった。
兵庫GTはMデムーロ騎乗の馬か田口貫太騎乗の馬か迷って本命にしたのは田口騎手騎乗のマルモリスペシャル。
JRA所属の馬は総じて力はあるが成績の不安定な馬が多く信頼性が一息だった。
パドックでのマルモリスペシャルは問題なさそうだったし、馬場へ出てからも落ち着いて返し馬が出来ていたのでこれならと思っていたのだが…
レース時間が近づくと、マスコットの<そのたん>が出てきてファンサービスをしていました。
ファンファーレの生演奏が始まりいよいよレース。
スタート後、⑥マルモリスペシャルは自分が想定していたよりもずっと後ろの位置取りになっていて…
4~5番手辺りで競馬をしてくれるだろうと思っていたのに、差し~追い込み脚質のセキフウと並んで後方にいる時点で<あ~あ>って感じでした。
下の写真での位置取りだと後ろから3番手のインかな。
マルモリスペシャルは諦めてはいたんだけど少しずつポジションを上げての直線を向かえた。
最後の直線では⑥マルモリスペシャルが良い差し脚を見せていたので、<セキフウを差せれば3着に入れる>と思って見ていて実際にセキフウを差したので<やった!>と思ったら内に1頭、スペシャルエックスが凄い脚で差し込んできていてハナ差の4着でした。
⑥マルモリスペシャルはスピードに乗りにくい馬なので小回り競馬場での不安はあったんだけど他のJRAメンバーに物足りなさがあったので足りると思ったんだけどなあ。
1着はMデムーロ騎乗のサンライズホークでした。
この馬は出遅れが怖かったので評価を下げていたんだけど、ブリンカーを前走からつけたら行きっぷりが良くなったとのコメントがあったので警戒はしていたが。
でも、スペシャルエックスはノーマークだったのでサンライズホークから買っても外してた。
競馬観戦の後は園田駅周辺のスーパーでご当地のお菓子やらを買って梅田へ。
意外と時間が余ったので梅田でちょぼ焼きを食べて帰ろうと思ってね。
しかし大阪・梅田の地下街が工事中ということもあって訳が分からなくなっていた。
大阪へ来た乗って何年ぶりだろ?
魔境が完成していた笑
そんなこんなでたどり着いた阪神百貨店のスナックパークでちょぼ焼きを食す。
これ、本当に美味しい。
この後は伊丹空港へ向かうため阪急の大阪梅田へ。
地下街を歩くとまた迷うと思ったので帰りは地上から行くことに。
そしたらイルミネーションが綺麗だった。
阪急に乗り蛍池でモノレールに乗り換え伊丹空港へ。
羽田行き最終便に乗って帰ります。
こんな感じの2日間でした。
青春18きっぷとANAの今週のトクたびマイルを組み合わせた旅行はかなり使えるなと思ったよ。
ただ、今回大阪行きの便がなかったら東北か北海道へ行くことになっていたかもしれないので大阪便がが選択肢にあってくれたのはラッキーだった。
でも今までの傾向から大阪便は関空・伊丹・神戸のどこかが選択肢にはあるだろうと想定してはいたけど。
今後も青春18きっぷとANAの今週のトクたびマイルの併用をしていこうと思います。
おしまい。