【旅行】静岡・京都・園田 2023年12月19日~20日 その2 | としぬぅぅぅぅぅんのBlog

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日常の事・旅の事・競馬の事・アメーバの事などを書いていこうと思います。
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青春18きっぷが使える時期だね。

この切符を使えるのに使わないのって軽く罪悪感を感じるので使ってきました笑

 

ただ、今回はANAの今週のトクたびマイルを併用してみた。

トクたびマイルを片道だけでも利用すれば移動が楽になるし現地滞在時間が増えるしね。

以前から青春18きっぷにトクたびマイルを併用したら旅行が楽になるんじゃないかと思っていたけど実際その通りでした。

 

旅行の行程は以下の通り。

1日目は静岡の久能山東照宮へ寄って京都泊。

2日目は京都をチラっと観光して午後は園田競馬で競馬観戦。

その後、伊丹空港から羽田空港へ戻るというものでした。

 

京都はホテルが高いって聞いていたけど直前予約だったからなのか5000円以下でビジホに泊まれた。

 

【1日目】

 

朝イチの列車に乗って静岡を目指す。

 

 

静岡駅からはバスを乗り継ぎ久能山へ。

 

 

下矢印下の写真下矢印の山の上の方に建物があるけどそこが久能山東照宮の一ノ門と言われるところ。

なのでそこまで上っていかないといけない。

 

今でこそ日本平からロープウェイで久能山東照宮へ行けるけど以前はこの石段を上るしか久能山東照宮へ行く方法はなかったし正式な参道はこっち。

 

 

鳥居の脇に石碑がありました。

石垣いちご発祥の地とのこと。

 

 

石垣いちごって聞いたことはあったけど何も知らなかった。

久能山って以前は武田の山城があった場所だから山城の石垣を利用して栽培?とか思ったら全然違った笑

玉石を拾ってきて斜面に石垣の様に積み上げていちごを栽培していたから石垣いちごなんだね。

玉石とはフツーに丸い石のことで大雨や台風後の河原や海岸に打ち上げられた石を拾ってきたらしい。

 

石垣いちごは品種ではなくあくまで総称であって、様々な品種のいちごを栽培している様です。

詳しく知りたい人は下記リンクを踏むと何となく分かると思う。

 

石垣いちごWikipedia

 

久能石垣いちごの歴史

 

ここから久能山東照宮まで1156段の石段を上っていきます。

 

 

道中つづら折りの石段になっています。

 

 

280段目。そんなに上った??って感じ。

 

 

1156段といっても石段の段差がないので坂道を歩いているような感覚に近いのであまり疲れない。

写真だと段差や傾斜が分かりにくいけど笑

 

 

石段を上っていくと視界が開け眼下には太平洋が広がる。

ビニールハウスではいちご栽培しているのかなぁ?

 

 

雲が面白かったので撮ってみた。

これって鱗雲で合ってるよね⁉

 

 

 一ノ門は工事中でした。

この門を額縁に見立てて海を撮りたかったのに。

 

 
下矢印下の写真下矢印の井戸は勘介井戸と呼ばれる井戸。
武田信玄家臣・山本勘助が作ったと言われている。
 

 
前述したけど、久能山は久能寺→武田の山城(久能城)→久能山東照宮と変遷を遂げている。
 
拝観料を支払い中へ。
ここからは久能山東照宮のHPや他の方のブログなどを参照しながら書いていきます。
間違ったことも書いてしまっているかもしれないので、「ふぅ〜ん」程度に読んで笑
 
 
 
 
 
先ず見えてくるのが楼門。
楼門は寺社の顔ともいえるらしいので社殿以上に豪華なこともあるらしい。
久能山東照宮は社殿の方が豪華だけど。
 
 
楼門の正面には獏(バク)の彫刻。
獏は日本だと夢を食べるとか言われるけと、中国の思想では鉄や銅を食べる幻獣とされているらしい。
武器を作る為の金属が必要のない世の中(戦乱のない世)=平和の象徴とのこと。
 
 
両脇には「あ」「うん」の随身像。
阿吽は仏教で宇宙の始まりから終わりまでを表す言葉なので宗教的な像に取り入れられるケースがよくあるとのこと。
 
随身像は神を護る兵士。
正確には随身像がある門は随身門と言うらしいが、この門は2階建てなので楼門とも言える。
なので随身門でもあり楼門でもあるとのこと。
 
 
楼門の横に徳川家康が38歳だったころの手形がありました。
 
 
身長155㎝らしいので手は小さめでした。
身長は位牌を基に推定したとのことだけど<何で位牌から身長わかるのか?>と思って調べると、愛知県岡崎にある大樹寺に歴代徳川将軍の等身大の位牌があるらしく、その位牌の高さが155㎝らしい。
 
 
楼門の狛犬。「角」がある方が狛犬で無い方が獅子とのこと。
 
下矢印これ下矢印は正確には狛犬ではなく「獅子」
 
 
仏教が日本へ伝来した時に仏像も入ってきたが、その頃は角のない獅子であって狛犬ではなかったらしい。
また、口は開いている像ばかりで閉じている像はなかったみたいで口を閉じた像が出てくるのは平安時代の頃らしい。
 
角があるので下矢印狛犬下矢印
中国で生まれた様々な霊獣の中に獬豸<かいち>と角端<かくたん>というのが居て角があった。
これが日本に伝わって狛犬になった説がある。
 
 
「狛犬<こまいぬ>」の呼び方は、朝鮮半島の高麗を経由して伝わった「高麗犬」が変わって「狛犬」になった⁉
高麗<こうらい>は高麗<こま>って読むよなぁ。
 
その後、いつの間にか「獅子」「狛犬」がごっちゃになって「狛犬」になって現在に至るって感じで良いのかな。
 
狛犬に関してはこの方のHPを参照して書いています。読んでみると良いかも。
 
 
家康自身が植えたと伝わる梅。
詳細は下記画像で確認を。
 
 
下矢印神厩下矢印
 
 
神馬の像は左甚五郎作とのこと。
左甚五郎と言えば日光東照宮の<眠り猫>も左甚五郎作って言われてるね。
馬の目はギヤマンとのこと。
 
 
鼓楼はスルーしてしまったアセアセ
 
 
石段下から、唐門、社殿を望む。
 
 
この青銅灯篭は元和3年製ってことだよね⁉
元和って元和偃武っていうワードでしか聞いたことがないよ。
元和3年は1617年で家康死後1年後。
 
 
石灯篭の方にも何か彫ってあったので写真に撮っておいた。
風化が激しくて文字が読みにくいけどネットで調べるとこの人らしい。
詳しく知りたければ下のリンクを踏んで読んでみて。
 
 
ブログを書きながら一つ一つ調べていくのが疲れてきたよガーン
 
下矢印下の画像下矢印は実割梅。
熟すと実が2つに割れることからその名がついたとのこと。
ここにある実割梅は家康自身が植えたものをここへ移植したといわれている。
 
 

<江戸時代、駿府城ではこの実割梅から梅干を漬け、東照宮に納める仕来りだったそうです。しかし、奉納は明治維新後に行われなくなってしまい、当時の第一祠官(現在の宮司職)であった出島竹齋は梅樹そのものの存続を憂慮し、徳川慶喜公と協議の上、駿府城から東照宮への植え替えを敢行>とのこと。

詳しくは久能山東照宮のHPリンク貼るから読んで笑

久能山東照宮HP 実割梅

 

唐門を正面からは潜れないので横道から中へ。

 

 

しまったアセアセ

社殿全体が分かるような写真を撮り忘れた。

 

 

権現造りって名前しか知らなかったけど、本殿と拝殿を一体化してその間に石の間を設けている作りがそうなんだね。

ここ、久能山東照宮が権現造りの発祥だそう。

 

拝殿の目立つところに3つ彫刻が並んでいる。

 

下矢印司馬温公の瓶割り下矢印は命の尊さが込められている。

司馬温公が子供の頃、水瓶に落ちた友人を助ける為に大切な水瓶を割って助けた。

それを聞いた父は水瓶を失ったことより友達の命を救ったことを褒めたという逸話。

 

 

司馬温公の彫刻が中央にあるのでこれが最も重要だというメッセージだと思う。

即ち、徳川は国民の命を大事にすると言いたいんだろうな。

 

下矢印瓢箪から駒下矢印

あり得ないことが起こるという意味から実直に謙虚にという教えらしい。

 

 

下矢印三賢人下矢印

教育の必要性を重んじたことから。

 

 

この社殿には<逆さ葵>があるんだよね。

日光東照宮にある陽明門の柱にも模様が逆になっているものがある。

それと同じ意味だと思う。

完成した瞬間から崩壊が始まるってことで。

 

<逆さ葵>は複数あるらしいけど全部探してなんていられない笑

なので1つ見つけたところで探すのは止めました。

 

 

1つだけ逆だよね。

 

 

社殿の周囲は玉垣という垣根で仕切られているんだけど、玉垣にたくさんの彫刻があってこれがまた見事。

鳥を扱った彫刻が1番多いらしい。たぶん平和を願ってということなんだと思う。

 

 

下矢印唐獅子と牡丹下矢印

獅子の悩みは鬣に付く虫でその虫を退治してくれるのが牡丹の花に溜まる夜露だとのこと。そこから共存共栄を表す⁉

あくまで一説だけど下のリンク踏んで読んでみて。

古好屋 「百花の王 牡丹(ぼたん)」

 

 

拝殿の外部は一般の民衆が見るから教訓めいた彫刻や絵があるけど、位の高い人が拝める拝殿内部には天女が11人描かれているとのこと。

天界をイメージしているそう。

 

 

廟門を抜け、徳川家康が埋葬されたと言われている神廟へ。

廟門の上部には鳳凰と牡丹が描かれています。

廟門は日光東照宮だと眠り猫と鳥が描かれている場所にあたるのかな⁉

 

 

鳳凰は幸運を運ぶ伝説の鳥で幸運の時に現れると伝えられることから願いを叶えて幸せと繁栄に導く力を持ち、人生を良い方向に進めて行くとのこと。

 

 

牡丹は百花の王とされ、幸福、富貴、高貴、豪華さを表す。

幸福や富貴の象徴であり、「丹」は不老不死、不老長寿という意味も持っているとのこと。

…と、下のリンク先に書いてあった。

 

天龍 鳳凰牡丹

 

 

廟所参道を抜け神廟へ。

この石灯篭にも〇〇国主とか碑文があったけど写真を撮ってなかった。

 

 

神廟

<神廟は西向きに建てられていて、西の方には公の御両親が子授け祈願の参籠をされたという言い伝えを持つ鳳来寺があり、さらにその西に岡崎の松平家の菩提寺大樹寺、家康公誕生の地である岡崎城があります。そしてその延長線は京の都へと続いています。>とのこと。

 

 

神廟の隅に愛馬を埋めたと言われる場所もありました。

 

 

徳川家康は亡くなる前に以下のようなことを言っていたらしい。

 

 

なので、久能山に埋葬されたことは事実だと思う。

…で、日光東照宮へは<勧請>なので遺体を日光東照宮へ運んだかどうかは不明らしい。

 

デジタル大辞泉によると勧請とは<1 神仏の来臨や神託を祈り願うこと。また、高僧などを懇請して迎えること。2 神仏の分身・分霊を他の地に移して祭ること。「熊野権現(くまのごんげん)を—する」>とあるので日光東照宮にあるのは分身・分霊なのかもしれない。

 

今まで科学的な調査はしていないし今後もすることはないだろうから真相は藪の中だろうね。

 

上の遺言を読むと位牌は大樹寺ってあるね。

 

この後は併設された資料館へ。

歴代徳川将軍の鎧などが展示されていました。

撮影禁止なので写真は無し。

 

でも、この資料館の前にいた狛犬(正確に言えば角がないので獅子だが)がブサカワでした。

 

 

久能山東照宮を離れ復路は往路と反対の日本平へ抜けるコースを選択。

ロープウェイで日本平へ。

 

 

日本平に夢テラスという回廊が出来ていた。

隈研吾デザインなので回廊は木を使ったデザインだったよ。

 

 

日本平からの富士は…雲の中ガーン

この日の朝は曇天だったんだけど、久能山東照宮に居る間に晴れてきたから<もしかしたら富士山が見られるかも>と思ったけど残念。

 

 

バスで東静岡へ戻り、本日の目的地・京都を目指す。

 

当初の予定では静岡県の島田で下車して大井川に掛かる蓬莱橋を渡ろうと思っていたけど、よくよく調べると資料館などへも行った方が良さそうなこと、資料館への移動も考慮すると3時間くらい時間がとられてしまう可能性がある為、断念。

 

GoogleMapを見ながら<東海道線沿線で何か予定を組み込めないかなぁ?名古屋で台湾まぜそば?台湾ラーメン??以前食ったしなぁ…>と調べていくと…

 

<そういえば岐阜に金神社というのがあったよな>ということを思い出した。

この日は久能山東照宮でお参りはしたが、日課になっている個人的なお参りはしていなかった。

久能山東照宮では<この国の安寧とこの国を正しい方向へ導いてほしい>と願ってきました。

 

…ということで、岐阜で下車。

岐阜と言えば織田信長なので駅前に金の信長像が建っています。

 

 

岐阜駅から1㎞くらい歩いて金(こがね)神社へ。

 

 

いつものお参りに加えて有馬記念、年末ジャンボ宝くじの高額当選までお願いしてしまった笑

でも有馬記念は外したから年末ジャンボこそ高額当選を拍手

 

 

昼ごはんは日本平でバスを待っている間に食べたパンだけだったのでお腹が空いたこともありスガキヤへ。

 

 

スガキヤってケンミンショーというTV番組で見聞きしたことはあっても実際に店舗に入るのは初めて。

今までは名古屋駅の売店で台湾ラーメンのカップ麺を買うくらいでしか接点がなかった。

 

特製ラーメンとチャーハンを注文。

ラーメンの味は…関東の方でいうと東秀っぽい味でした。

今の東秀の味は知らないけど、学生時代に食べた東秀ってこんな感じだった気がする。

東秀の醤油ラーメンだけど。

 

恐らく愛知や岐阜の人たちにとって味の良し悪しではなくスガキヤはスガキヤなんだと思う。

北海道の<みよしの>みたいな感じなのかなぁと思った。

 

 

岐阜駅へ戻ると列車が遅延してたアセアセ

大垣では列車の接続を取ってくれたけど米原では接続せずで新快速に乗れなかった。

まぁ、米原では接続は取らないだろうなと思っていたけど。

 

 

新快速に乗れなかったので快速で京都へ。

 

 

久しぶりの京都。

外国人観光客でごった返してましたアセアセ

たまたま通った京都駅地下の宝くじ売り場はかなりの人が並んでたよ。

 

 

この日の宿は八条口側。

なので駅前のイオンで色々と買い込んでからホテルへ。

 

お寺のライトアップやってないかなぁと調べたら平安神宮が<NAKEDヨルモウデ 2023 平安神宮>を開催していてプロジェクションマッピングとかやっていたみたいだった。

 

プロジェクションマッピングって何が良いのか正直分からんガーン…と書いてから、平安神宮のyoutube見たらプロジェクションマッピングはともかくライティングは幻想的で良さそうだった。

行けば良かったかな⁉

 

自分はプロジェクションマッピングとかではなく普通のライトアップが見たいと思っていたら、普通のライトアップはいつもやっているんだね。

ちょっと遠回りして東寺のライトアップを見てきました。

 

 

東寺は新幹線で東京の方から来ると京都駅手前で進行方向左側に見えてくる五重塔が印象的。

京都へ来たと思わせる。…と書いているが、自分が京都へ来るときはほぼ在来線だから見ていない笑

 

東寺は門が閉まってました。

翌日ここに来る予定なので場所を把握できて良かった。

 

 

この後はホテルでまったり。

関西ローカルのTV番組って面白いな。…というか、海原やすよ ともこ、友近にブラマヨの吉田まで出ていたら番組が面白いのは当然ではあるが。

 

その3へ続く…