人は、相手の態度によって、
人格が変わったかのような態度になるんだ、
ということがわかりました。
姉妹の場合は、
どんなにこじらせて乱暴な言葉づかいをしても、
わたしがそれに反応しない態度でいることで、
だんだんと「この人は味方かもしれない」と
思うようになったのではないかと思います。
一般的な大人のふるまいは、
乱暴な言葉づかいをすると、
「もっと丁寧にしなさい」とか、
「女の子なんだからそんな言葉は使わない」と言ったりする。
姉妹にとって、
その言葉は聞き飽きるぐらい
いつも言われているんだと思う。
だから、あえて私は、
何も言わない、何もしない、
という無抵抗でいたのです。
とにかく自由に言わせておく。
そうやっていくうちに、
彼女たちは変わっていきました。
だんだんと、
心の内を話してくれるようになり、
時には、幼い子のように甘えた声で
話してきたりする。
”愛”とは、
相手のすべてを尊重すること。
これがよくて、あれはダメ、という
条件がありません。
どんな態度も、
オッケーなんです。
一番上に貼った記事からのスクショです。
「無抵抗」は、
「無視」とは、ちょっと違うような気がします。
いいも悪いも反応しない。
どれも、オッケー
どんなに気に入らない態度であっても、
さらっと交わす、みたいな感じ。
「ふーーん」みたいな。
「無視」は拒絶の反応を含んでいるので、
相手は自分が拒絶されたと思ってしまいますが、
「ふーーん」は、
受け入れてもらえている、という感覚があります。
自分自身を受け入れていない状態だと
すぐに身体が反応します。
(わたしの場合は頭痛とか身体のだるさなどでわかります)
まだ姉妹のことを受け入れていなかったときは、
この身体のだるさが翌日に出ていて、
これは自分自身を受け入れていない状態なんだと思います。
自分の身体の反応も意識しながら、
自分と向き合うということを
していくと、今の自分の感情が
すぐにわかるかもしれません。
そして、毎回レッスンを重ねるごとに、
「過去の記憶」を持ち越さないように
していました。
常に新しい姉妹に会う、つもりで。
過去の記憶をひきずると、
またあの子たちはこじらせるのではないか・・・、と
脳は決めつけて彼女たちと接することになり、
投影の法則のように、
こじらせる状態を引き寄せてしまうからです。
こうやっていくうちに、
彼女たちが日毎にどんどんと
進化成長していったのです。
すごい進化だよ、本当に。
わたしの身体も、
レッスン終わって帰宅してからも
ずーっと軽い
今では、自分からピアノに向かい、
「練習してきたよー」って、
まず私に報告してくれます。
そして、
二人とも
ずーっとお母さんがそばにいないと
ピアノを弾かなかったのに、
最近はひとりで部屋に入り、
自分からすすんでイスに座ります。
「鏡の法則」って
ほんとうにあるんだなーと
この子たちと接していて、
毎回驚いています。
そして、姉妹を通じて、
自分も進化できていることに
感謝の気持ちでいっぱいです
自分や他人という境界線などはなく、
すべてがひとつだとすると、
この子たちがわたしのもとにやってきたのも、
何かのタイミングだし、
互いの進化成長のために、
引き寄せられたのかもしれないな、と
思っています。
人と人との関係は、
タイミングで引き寄せられたり、
離れたりする。
それが、リアルに会える状態でも、
ネット上のつながりでも・・・。
たくさんの情報が行き交う今の世の中で、
自分に合うタイミングは、
すべてベストタイミングです。
そして、離れていくタイミングも、
ベストタイミングです。
どうこうしようと、
もがいても、
エネルギーの無駄遣いになるだけ。
進化成長しようとしている人は、
同じ進化成長している人に
引き寄せられ、
エゴ的意識で生きている人は、
同じエゴ的意識で生きている人に
引き寄せられる。
すべてはベストなタイミングで。
今日も”愛”あふれる一日をお過ごしくださいませ