きっと、これがインナーチャイルドなのかと。
先日、同窓会が重なり、帰郷していました。そこで、20年以上ぶりに会った 元剣道部の男子の一言。
(※ 私たち剣道部は、男女同じ部でした)
盛り上がった本会、二次会も解散の頃の事。
『 どこにおったん? 今まで同窓会しても、全然来なかったやろ。なかった事にしてるなー』
その時は、適当に否定したけど、翌日、東京への帰りの飛行機で、彼の一言が蘇ってきた。
そうだ、そうなんだ。
私、無意識に、ここでの事をなかった事にしようとしてた。
小さい頃、地元が好きじゃなかった事。
人間関係がうまくいかなかった事。
人から好かれる人ではなかった事。
人から嫌われていると思っていた事。
そうだ。
だから、私、人に好かれようと一生懸命だったんだ。
人から注目を集める仕事についた。
そうでもしないと、人から存在を認めてもらえないと思っていた。
だから、心の奥底に、人が怖いと言うことを抱えていたんだ。
彼の一言で、それがすべて明らかになった。
大号泣…
飛行機の中で。
横の席に誰も居なかった事に感謝。CAさん、ご心配おかけしました…。
インナーチャイルドって、親との関係性だけかと思いきや、幼い頃抱えてしまった自分への思いも含むんだ、と。
全く意識してなかった。
そして、20年以上ぶりに会った同窓生達から「会いたかったー!」とか
「また帰ってきてー!」とか
(本業の仕事をミナサマの前で発揮?したので)「すごかったー!かっこよかったー!さすがやったー!」とかお褒めの言葉を頂きました。
他にも「昔から憧れてた」とか「昔からずっと話したいと思ってた」とか色んなメッセージも頂きました。
みんな、受け入れてくれてたんだ。
当時も今も。
青春期特有の不器用さだけが問題だっただけで、みんな仲間だったんだ。
今まで一生懸命頑張って来た私。
「よく頑張ったよ。みんな、好きでいてくれてたんやね」と声をかけてあげました。
色んなことが重なって、インナーチャイルドを癒すことができました。
本当に完璧に癒せたかは分かりませんが、足下が固まった気がします。
足下を固めなければ、前へ進めません。
心の固い殻が破れた気も。
しかし、その声をかけてくれたM君。
きっと、神様からの言葉を言わされた(笑)いたこの様な働きだったんでしょうね。だって、覚えてないらしいし。
こえー。
ってか、神様、ありがとう。
一本、取られたよ。