今日は、忘れられない日。
いい思い出として忘れられないのではなく、
ひとえに"後悔”のために忘れられない日。
反省しても後悔しないでいたいけれど、
一年前のこの日ばかりは、反省だけじゃすまなかった。
生きている間、
3月7日は、ずっと心に留め置きたい一日。
去年もブログに記録したけど、
詳しいことは、7日には書かなかった。
たくさんの人に読まれないように、
次の記事を書いてアップしてから、
こっそりアップした。
この一年、私はキラキラしていられたか?
どちらかと言えば、“No!”
キラキラしていられるために、
自分で自分に何をしたか。
……恥ずかしながら、
いろんな人や、モノから影響を受けることはあっても、
自分では何もしていない。
ただ、無理をせずに、
自分に甘々な過ごし方をしてきた。
嫌なことは極力避けてきた。
落ち込むたびに、
体調がおかしくなるたびに、
彼女を思い出した。
4月下旬、そろそろ四十九日だな、
っていうころまでは毎日頭をよぎって、
毎月7日になると、ああ、○ヶ月過ぎたな、
お盆には、今年は初盆だな、
そういえば、誕生日のはずだったな、
お彼岸だな、
……と、折に触れて思い出したっけ。。。。
お風呂に入るのが遅くなると、
またまた彼女を思い出して、
ゆっくりのんびりできずに、
カラスの行水だった。
特に嫌な頭痛を感じるときは、
私もこのまま、、、、って不安になった。
彼女はたくさんの人に惜しまれたけれど、
正直、私を必要としてくれているのは、
ごくごく限られた人だけで、
私がいなくても、心から悲しむ人なんて、
どれだけいるんだか。。。。
彼女を思い出すとき、
自分の生き方を問われるようだ。。。。
ここでは好きなように書いているけれど、
活発なように見られても、
実はそうではないし、
まめな人付き合いは、どちらかというと苦手。
2,3人ぐらいの少人数だったり、1対1ならそうでもないし、
ものすごく大人数なら、存在が目立たなくて平気だけど、
中途半端に人数がいるところが苦手。
いつでも、誰にでも、同じように公平に接したいけど、
実は心の中は葛藤だらけ。
どうしても心が拒否する相手には、
その場限りのものでも、社交辞令でよくても、
まったく笑顔は向けられない。
汚すぎる人間には、
顔に出すのは抑えるように努力はしたけど、
心の中ではつばを吐いていた。
そんな、“正直すぎる”の頭に“バカ”がつく私。
一年経っても、
そこはまるっきり変われなかった。
生まれてから今までかかった年月で形成された性格、
そうそう簡単に変わらない。
つくづく不器用な人間だ。
そんな私を彼女はどこかで笑ってみているかな?
一年前に彼女を送るために会った人たち、
今日の日を思い出しているかな。。。。
毎日顔を合わせていた人でも、
携帯以外は知らなかったから、
お宅に伺ってお仏壇の前で手を合わせることも、
お墓参りすることもできなかった。
彼女を偲ぶ時間を持って、
私の記憶の中の彼女の笑顔を思い出す。
そこに涙はいらない。
元気なうちに交流しておけばよかったのに、
亡くなってから羨ましく思うなんて。。。。
やっぱり、魅力的な人だったんだなぁ。
この世に生まれたからには、
やりたいと思うことはできるだけやって、
いろんなことを知って、
いろんな人と交わって、
時には立ち止まることがあってもいい、
歩みが遅くてもいい、
少し方向をう変えてもいい、と思うけど、
自分がこっちだ、と思う方向に向かって、
胸を張って歩いていけたらいいな。
明日は必ずやってくるけど、
そこにいつものように自分がいられるかどうかは、
誰も保証してくれないから。