朝鮮日報では、単なるエンタメのニュースではなく、
社会的な問題としての扱いになってます。
韓国だけの話ではないのかも、、、、
芸能界に限った話ではないのかも、、、、
という気もします。
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2011/03/08 09:43:21
女優チャン・ジャヨンさんが、芸能界で横行していた性的な接待について暴露する文書を残して自殺してから2年がたったが、警察が当時、中心人物に対し十分な捜査を行わなかったため、現在もあらゆるうわさが飛び交うなど、あきれた事態が繰り広げられている。
SBSが今月6日、チャンさんの知人から入手したとして、チャンさんの自筆の手紙のコピーだという50通の文書を公開し、チャンさんから性的な接待を受けた人物が31人に上る、と報じたことから、再び疑惑が浮上している。
李貴男(イ・グィナム)法務部長官は7日、国会法制司法委員会で野党・民主党の朴智元(パク・チウォン)院内代表から「検察が捜査を再開するのか」との質問を受け「(SBSが報じた)文書を入手し、検討した上で申し上げる」と答弁し、また京畿地方警察庁はSBSに対し、問題の文書を引き渡すよう要請するなど、真相の把握に乗り出した。
一方、これに対し「疑惑のための疑惑」ばかり持ち出すのではなく、これ以上疑惑が残らないよう、徹底的に真相を究明すべきだ、という声も高まっている。
チェ・ソンジン記者
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2年前に自殺した女優チャン・ジャヨンさんが書いたとされる手紙の一部がテレビ局によって公開され、事件が再び注目を浴びている。問題の手紙はチャンさんの知人から入手したもので、チャンさんが性的な接待を強いられた相手が31人いるという内容に加え、相手の実名も書かれているという。手紙の真偽をめぐっては、偽物ではないかとの報道もあるが、こうした疑惑が再燃したのは、チャンさんに性的な接待を強要したとされる所属事務所代表(42)に対し、警察が2年前に十分な捜査を行わなかったためとの指摘も上がっている。
民主党は7日、「警察は事件当時、手紙の内容に対する調査をまともに行わず、根拠のない推測による手紙だとして、真実の隠ぺいに必死だった」と批判し、検察と警察に性的な接待相手のリスト(いわゆるチャン・ジャヨンリスト)の公開と捜査のやり直しを要求した。同党の朴智元(パク・チウォン)院内代表も同日、国会法制司法委員会で、検察に再捜査を求めた。これに対し、法務部(省に相当)の李貴男(イ・グィナム)長官は「検討したい」と答弁した。
警察はチャンさんが2009年3月7日に自殺して以降、「性的接待疑惑」が浮上したため、捜査員41人による捜査班を結成した。当初は単純な自殺として処理しようとしたが、相次ぐ報道で疑惑が拡大したことを受け、捜査班は42日間にわたり捜査を進めた。しかし、捜査は事件解明のカギを握る所属事務所代表が日本に逃亡した状況で行われた。
われた。
- チャンさんが所属していた事務所の元代表。事件解明のカギを握る元代表は、チャンさんが自殺してから4カ月ほど日本に逃亡し、警察の取り調べに応じなかった。写真は、2009年7月に日本から強制送還され、京畿道盆唐署に移送される元事務所代表。/写真=李泰景(イ・テギョン)記者
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警察は同代表が日本の警察に逮捕され、身柄が送還されたことを受け、取り調べを行った。当時、家宅捜索27回、通話内容照会14回、参考人137人の聴取が行われたという。
その後、警察の捜査をめぐっては、疑惑を解明できないまま、幕が引かれたとの批判が巻き起こった。捜査の核心部分は、チャンさんから性的な接待を受けた相手が誰なのか、また事務所代表がチャンさんに対しどのように接待を強要していたのかという点だ。しかし、警察は当時、性的な接待を受けたとされる人物について、事実関係を明らかにしなかった。警察は事務所代表が契約解消を要求するチャンさんを暴行、脅迫したとして在宅起訴したが、性的な接待を強要したという疑惑については、「証拠がない」と判断した。これに関連し、警察はチャンさんの元マネジャー、ユ・ジャンホ氏(29)を名誉棄損の容疑で在宅起訴した。
警察は捜査の初期段階で、事務所代表が海外に逃亡していたため、明確な捜査結果を示すのが難しかった可能性はある。しかし、事務所代表が帰国して以降も、警察の捜査内容は変わらなかった。
法曹界関係者は「今回の事件はチャンさんに性的な接待を強要した事務所代表がすべての事実を知っているため、元代表を徹底的に調査すれば、接待を受けた人物や、接待の構造が明らかになる」と指摘した。しかし、これまで捜査機関はこれらの部分を追及しなかったため、この機会に事件の真相をすべて明らかにし、虚偽事実による疑惑についても、徹底的に責任を追及すべきだとの声が上がっている。一方、チャンさんの自殺で明るみに出た芸能界の構造的問題も旧態依然だ。当時、警察は不当契約や性的接待の慣行、ドラマ出演をめぐる接待など慢性的な問題点にメスを入れると公言したが、口先だけに終わった。この問題以降も、性的な接待や不当契約の暴露は依然として続いている。
チェ・ソンジン記者
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2年前に自殺した女優チャン・ジャヨンさんをめぐる疑惑が再燃し、警察と検察による再捜査が避けられない状況となっている。このため、チャンさんに性的な接待を強要したとされる所属事務所元代表(42)の出国を禁止し、出頭を求めるべきだとの指摘が出ている。
捜査が終結してから1年8カ月後に再び事件が取り上げられているのは、初動捜査で警察が事件のカギを握る元代表の身柄を速やかに確保できず、時間を費やしたためだ。チャンさんが芸能界での性的接待に関する文書を残し、自ら命を絶ったのは2009年3月。チャンさんが所属していた事務所の代表は、チャンさんが自殺する前の08年12月、麻薬服用とわいせつ行為の疑いで警察の捜査対象となり、日本に逃亡していた。元代表は逃亡先の日本で警察の捜査網を避け続けていた。
元代表は09年6月、日本の警察に不法滞在の疑いで逮捕され、7月に韓国に強制送還された。元代表は昨年11月、水原地裁城南支部でチャンさんを暴行、脅迫した罪で懲役1年、執行猶予2年、社会奉仕160時間の判決を受けた。現在は検察による控訴で二審の裁判が進んでいる。
現在、一部放送局が「チャンさんの自筆の手紙を入手した」と報じている段階であり、元代表は再び海外に逃亡する可能性がある。法曹界関係者は「警察による捜査が不十分で、事件が再び議論の的になっている以上、今回は検察が前面に立って事件の決着を付けるべきだ。元代表が海外に逃亡できないように、出国禁止措置を下し、速やかに捜査に着手する必要がある」と指摘した。
李錫雨(イ・ソクウ)記者
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コチラはエンタメニュース扱いの記事。
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2009年に自殺した女優チャン・ジャヨンさんに関する事件が再捜査が検討されることになった。
SBSによると、京畿地方警察庁は7日、チャンさんが残したと推定される自筆の手紙約50通をやり取りした知人に関し調査に着手した。また、法務部(省に当たる)の李貴男(イ・グィナム)長官もチャンさんの自筆の手紙を入手・検討し、捜査するかどうかを決めると述べた。
09年3月にチャンさんが自殺した後、いわゆる「チャン・ジャヨン・リスト」の真偽が話題になった。このリストには、チャンさんに性的な接待を強要したという芸能事務所・制作会社・大企業・メディア関係者などの名前が挙げられていた。しかし、こうした人物のほとんどが証拠不十分で嫌疑なしとなっている。こうした中、この知人とチャンさんがやり取りしたという手紙約50通をSBSが入手、筆跡鑑定の結果、チャンさん本人の物であることが確認されたと報じられ、大きな波紋を呼んでいる。
SBSが公開した手紙には、チャンさんのほかにも性的接待の場に呼ばれた先輩女性芸能人2人について言及されており、「酒席に同席したタレント希望者の中には10代後半から20代初めの子も多かった。血も涙もない人々」という内容がある。また「自殺した先輩芸能人たちがむしろうらやましい」とし、悲劇的な運命を示唆している。
警察によると、この知人は09年3月、あるメディアの記者に「ワン・チェンチェン」という名でチャンさんの知人を名乗り、手紙を送った人物だという。知人は当時、「自分は財閥企業の後継者」「チャンさんとは1995年に知り合い、兄と妹のような仲だった」と話していた。ところが、警察が調べたところ、知人は財閥企業後継者ではなく一般人で、チャンさんとは学校や地域的なつながりが全くないことが分かった。この知人は特殊強盗・性的暴行の罪で逮捕され、03年から刑務所で服役している。警察は2年前にこの知人の主張と手紙を検討したが、チャンさんとは関係ないという結論を下している。
警察はこの知人から入手した手紙約50通を再調査し、知人とチャンさんの関係や成長過程をあらためて把握する方針だ。また、知人が03年5月から刑務所5カ所を転々としているため、これまでの刑務所の郵便物台帳を確認し、チャンさんと交流があったかどうか調べる。知人とやり取りした手紙には、性的接待を強要されたチャンさんの心情が日記のようにつづられており、チャンさんは「ソウル市江南区や京畿道水原市にある高級クラブで100回以上も無理やり接待をさせられ、自分が相手をした人物は31人に上る」と書いている。
法務部の李貴男長官は7日、チャンさんの自筆の手紙に関し「文書を入手・検討し、捜査するかどうかを決める」と述べた。民主党の朴智元(パク・チウォン)院内代表が同日、国会法制司法委員会全体会議で「疑惑を解消するという見地から、検察は捜査を再開するのか」と質問すると、李長官は「検討してみる。絶対に捜査するという意味ではない。現在まで報道された内容だけでは性的接待疑惑などが明確でない。放送局の協力を得なければならない」と答えた。
イ・イェウン記者
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一人の芸能人の自殺から、
ついに国も動かすことになりました。
視聴する立場としては、
こういうことは知らないほうが気楽にドラマ等々見られるのだけど、
女として、人間として考えたときには、
やはり放っておいていいものではないと考えます。
チャン・ジャヨンさんって、
生きているときには、ものすごく注目された女優さんではなかった気がするけれど、
亡くなってから、世間に与えた影響がすごいです。
今朝は、
日本のワイドショーでも取り上げていましたね。
昨日から今日にかけて出ていた関連記事。
あとは、リンクで。。。。
<中央日報>
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自殺女優チャン・ジャヨンの手紙「性接待の苦痛、とても不潔で悲惨」
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<wow korea>
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チャン・ジャヨン自殺の真相は、明らかにされるのか…韓国芸能界
自殺した女優チャン・ジャヨンの手紙発見「31人を100回以上、接待した」
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<innolife>
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誰かが傷ついてから、
何かが起こってから、
問題が解決するっていうのは、
いつの時代にもあったけれど、
今後は、そういう悲しい事態が起こる前に阻止する動き、
行き過ぎた権力行使が無くなっていくといいですよね。。。。