- 日本がもし100人の村だったら/池上 彰

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本屋でみかけて、さらっと立ち読みしたもの。
本当はあまり興味がない分野だったりするので
勇気をだして(?)敢えて手にとってみた。
あくまで”さらっとみた”程度なのだが、
今の日本の諸問題を、マクロ的に捉えて数値化
することによって、考えるきっかけを与えてくれる
本だな、と思う。
社会に疎い私にとっては、時々眺めて考えること
をするべきなのだろうな、と思いつつ・・・。

本屋でみかけて、さらっと立ち読みしたもの。
本当はあまり興味がない分野だったりするので
勇気をだして(?)敢えて手にとってみた。
あくまで”さらっとみた”程度なのだが、
今の日本の諸問題を、マクロ的に捉えて数値化
することによって、考えるきっかけを与えてくれる
本だな、と思う。
社会に疎い私にとっては、時々眺めて考えること
をするべきなのだろうな、と思いつつ・・・。
あっさり年が明けてしまいました。
今年は自分にとって、自分がどのように生きるか、を
選択する、、というか方向性を探る年になりそうです。
なかなか腰が重くて、動き出すまでが遅いのですが、
”自分にとって本当に必要なものは何か?”を
今更ながら、じっくり自分と対峙して見つけていこうと
思っています。
今までは、とにかく”今、目の前のもの”をやることに
精一杯で、一心不乱にやっていれば、何か見えてくる
はずだ、と思っていました。
やっていて、苦しみの中に楽しさも見出せてはいたの
ですが、”何かが違う!”という思いが、日に日に強く
なっていったのも事実です。
それが何であるかは未だに整理できていません。
けれど、転機により、それを考える時期にさしかかって
います。
生活に必要だから、とかではなくて、自分が本当に好きな
もの、これはわがままな思いだと今まで封印してきたものを
ようやく解いて、他のものと並べて考えることができそうです。
最近とみに思うのは、柔軟さの必要性。
相手の意見を取り入れつつ、自分の意見
もさらりと嫌みなく述べる。
方向性をまとめつつも、周囲の個性を
受け入れ生かしていく、など。
ある種、柔軟性を持つということは、
しっかりと自分を持っていてはじめて、
できることなのかもしれない。
歳を重ねるにつれ、頭がかたくなって
きているのを折にふれ感じ、また、何か
に縛られているようにも感じる。
ある程度の年齢になれば、確かに社会に
置ける役割だったり、責任は発生する。
それに縛られているのだろうか?
「○○であるべき」と。
思い込みの池に膝までどっぷりはまって
しまっているようだ。
もっと謙虚に様々な意見に耳を傾けて
視野を広げる努力をしよう。
物事を人に教えることは難しい。
なぜなら、相手によって受取る言葉の
ニュアンスが異なるからだ。
さらに、相手の知らない概念を教える
のはもっと難しい。
自分と相手、お互いが知っている共通
の言葉、(=言葉の最大公約数のような
もの)を探りつつ、それを使用して説明
しなければきちんと理解してもらえない
からだ。(もちろん、相手にもよるけれど。)
私はそれほど語彙が多い訳ではない。
だから、少ない最大公約数の言葉や図
などを用いて、いかにスマートに伝える
ことができるのか、日々頭を悩ませている。
相手の中にそのイメージさえ浮かべて
もらえることができれば、半分はもう理解
してもらえていると思うのだが・・・。
う~む、まだまだ修行中。
先日、久しぶりに「ソクラテスの人事」(NHKの番組)を見ました。
この番組は
①毎回3社の人事担当者が出演してそれぞれ過去の入社問題を出題し、
②様々なゲストがそれに解答、各会社ごとに内定者を選出する。
③3社の内定者がそれぞれ出揃ったところで、各社最終内定者を決定する。
というもので、出題の面白さと珍解答がウリになっています。
なお特筆すべきは、各社の入社問題を解答していく過程で、最終内定者に
内定者以外の人を選出してもよい、という点。
今回番組の中でとても印象的だったのは、土田晃之さんでした。
ある入社問題でグループディスカッションがあり、「前に言った人の意見を
否定して自分の意見を述べよ」という内容だったのですが、ゲストの中で
なかなか意見が上手く発言できない人を思いやり、わざと自分の意見を
下手に発言し、それを繰り返すことでその出題のハードルを下げて発言を
促していました。
その様子を見て私はとても感動しました。確かに本番の入社問題ではない
とはいえ、普段フォローをしていなければ、その場でとっさにできることでは
ありません。
いつもTVでは辛口なコメントを言われていますが、この方が様々な所で
ゲスト出演されている意味がわかるような気がしました。
ちょっとしたことかもしれませんが、そういう気遣いが場を和ませ、また、
チームワークを良くするのですよね。
とても勉強になりました。
先日、ボクシングの内藤選手の試合をテレビで見ました。
最後のラウンドなどは流血がひどく、見続けるのがつらいくらいでした。
試合がおわり、結果は判定でかろうじて内藤選手が勝利したのですが、
私が驚いたのは、あんなに出血もひどく、試合でフラフラになっている
にもかかわらず、まずはお客さんに対して、会場変更のおわびとこの
試合の観戦のみのために来場してくれたことへのお礼を述べ、また、
次への課題としてVTRを見て勉強しますという意の言葉を述べたことでした。
自分を弱い部分を自覚し、受け入れ、それを克服するために努力をする。
なかなか簡単にはできることではありません。
内藤選手の試合が視聴率20%を超えるというのも、なんとなくわかる気がしました。
久々に更新。なんやかんやと半年以上経ってしまった。
とりあえず、最近読んだ本を書いておこう。。。
「視点をずらす思考術」 森 達也 著
how toを期待して読むと裏切られた気がするかもしれないが、
私個人的にはこの著者に非常に興味をもった。
昔、浪人時代に小論文の講師が語っていた言葉がよみがえって
きた。
「マスコミの情報はあくまでその報道者の視点で編集され加工した
ものであり、それがはたして真実を伝えているのかどうか定かでは
ない。
我々は、その事を念頭において情報を受け、それを自分で判断
しなければならない。」
今は、確かにネットである程度のことは調べられるけれど、本当に
それが正しいのか自分で確かめることは大切だよな。。。
すっかりネット検索に頼り切っている自分に、「喝」を入れてくれた
ように思う。
最近よく出ている、掃除とか風水などの本。
きれいにするといいことが起こるとか言われているが
それについては一理あると思っている。
結局は自分の意志、モチベーションなりをどうコントロール
するか、ということに尽きるのだと思うが。。。
昔、アサーションの講義で講師が言っていた。
自分の中で知らず知らずに着てしまっている、”思い込み”
の洋服を、少しずつ脱いでいくことが必要だ、と。
それによって、自分自身が身軽になり、人とのコミュニケー
ションがしやすくなる、と。
余分な思い込みや、自分を取り巻いていた、’自分を他人に良く
見せようとする、自分の体に合わない膜’から脱皮していけば、
アサーションに限らず、いろんなことが変わっていくように思う。
さて、生涯終えるまで私は何度脱皮できるだろう。