止められない、止まらないになってしまう
THE ALFEEのDVDシリーズ。
面白すぎ。
アルフィーは
「メリーアン」がヒットする前までの
二年間ほどよく聴かされた、
中学生の妹に。
妹が初めて買ったレコードは
アルフィーの『通り雨』
『ラブレター』、このころの名曲。
地方都市の市民会館、
無料で行った
ガラ空きの初めてのコンサートで出会ってから
「アルフィー!アルフィー!」と
うるさい日々が始まった。
特に、高見沢さんを一押し。
わたしにとってのポールマッカートニーが
妹にとっての高見沢俊彦さん。
姉妹そろって、
中学一年生は芽生えの季節。
そもそもは、
売れ残りのチケットを仏壇屋さんが引き取って、
部活フォーク部の自分ちの娘と
その仲間たちにくれたもの。
アルフィーは嫌いではない。
ブレイク前を知っているし親近感がある。
でも、いつも思う
「高見沢さん、どうして年々、
派手になっていくのだろう?」
大晦日、妹に会った際、
「Dear Beatles 2018」に誘った。
「幸ちゃん、出るよ。
昔、コンサートの後、公園で会わせてもらってたじゃん」
「うーん」と気乗り薄、
それより、紅白初出場のエレカシが気になる様子。
「でもさぁ、アルフィー、ずっと人気があるのは不思議。
そんなに凄いかなぁ?
高見沢さん、内田裕也みたいになっちゃってさ、
昔と全然違うよね~」
何が気に障ったのか、
妹が語気強く言い放った。
「お姉ちゃん!アルフィーは上手いんだよ。
それに、いったいいくつになると思ってるの!?
もうこれからは
高見沢さんの好きにやっていいんだよ!」
・・・、ずっーっと好きにやってきてるじゃないのぉ。
桜井さんが高見沢さんに言っていた、
「おまえみたいなのがもう一人いたら、
とっくに解散してた。四十年はもたなかった」と。。。
笑った。
年令を重ねても哀愁感が漂わないアルフィー、
時間が止まっているかのように明るい。
最後に、笑いをおすそわけ。
That’s entertainment !!!