シンディの働く若者指南!至難?!

シンディの働く若者指南!至難?!

日系、外資など企業で20ウン年間奮闘し、本人、知人の経験から学んだ指南を紹介していきます。実生活では不屈の妖怪課長ですが、ブログではやさしいキャリアコンサルタントとして、シンディが送るメッセージで少しでも悩める若者が元気になってくれるとうれしいです。

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プレッシャーは嫌なもの、という印象があります。

日々の生活には、大小様々なプレッシャーが存在します。あまりに重いプレッシャーはつらいものですが、適度なプレッシャーは、成長のきっかけになります。

人には、適応力がありますから、困難な状況に出くわすと、乗り越えようといつも以上の能力が発揮されるものです。

この時に、あらゆる能力がフル回転し、集中力が高まり、並外れた努力により、今までできなかったことが達成されます。

自分の経験値や総合能力がワンステップ高まります。この時に特に重要なのは、体験です。

自分がやった事もないことにチャレンジし、達成できた、という事実が、自信になり、快感になります。気分がよければ、またやりたい、また同じ気分を味わいたいと思うわけです。

こうしてプレッシャーを乗り越え、小さな成功体験を繰り返すことで、成長していくことができます。

人の能力には底深く素晴らしいものがあります。
自分を信じて、プレッシャーをうまく活用して、快感を得られるようになればしめたものです。
ひとつの会社に勤め続けられないなんて我慢が足りない。

日本の社会では、昔からよくこのような言葉が聞かれてきました。

本当に転職は悪いことなのでしょうか?

最初に勤めた企業が、しっかりとした経営状態で、自分のやりたい仕事をやり続けることができる。更に、自分の成長に合わせて、お大きな仕事が任される。評価も、給与も納得できる。こんな環境なら、敢えて転職する必要がないかもしれませんね。

しかし現実は、なかなか思うような仕事ができなかったり、将来性に不安を感じたり、待遇面で納得がいかなかったりと、希望通りに行かないものです。

また、視野を広くして経験を積みたい場合、ひとつの企業で望みを叶えるのは難しいでしょう。

こういうケースでは、転職もステップアップのチャンスになります。

自分の現在いる環境と自分自身の能力と目標を、客観的に判断できて、なお、転職したほうが良いと判断できれば、決断すべきではないでしょうか。

一番気をつけなくてはならないのは、これら全てを客観的に判断できない場合です。現状からただ逃げたいだけだったり、目標をがあいまいで、なんとなく夢みがちだったり。

逃げではないのか、と何度も自問自答してみましょう。自分でとことん考えても分からなければ、家族でも、親友でも、自分のことをよくわかってくれている人に相談しましょう。

転職は、あなたの今までの経験と知識は持って行けますが、社内で作り上げた信頼関係や人脈は持って行けません。全て捨てることです。新しい環境では、ゼロからまた作り上げなくてはなりません。

次に働く企業では、あなたはよそ者で、同期もいなければ、信頼できる協力者もいないのです。

当然、知らない世界に行くのですから、誤算もリスクもあります。それでも変化や、成長を望むなら、決断が必要です。

決断がなければ、チャンスも得られません。今の環境は、自分が良く知っているのですから、不満がありながらも安心です。

知らない世界は不安がありますが、リスクゼロで望むものを手に入れることはできません。

よくよく考えて、挑戦したい気持が残っていたら、最後は、勇気を持って一歩踏み出しましょう。

それだけの決意を持って挑めば、きっとうまくいくでしょう。
企業では、従業員それぞれに与えられた役割がありますが、その役割をベースにどう動くかは、個人次第です。

仕事ができる、存在感がある、行動力がある、など、周囲から定評を得るのはこの部分なのです。

与えられたフィールドで、いかに自分らしく、自分の得意とする能力を活かして働くか、これこそ自分の居場所を作る第一歩です。

「○○さんにお願いしよう。」「○○さんしかいない。」と社内外から言われるようになれば一人前です。
逆に、誰がやっても同じ、と思われるような仕事振りでは存在感がない、ということです。

働く道のプロフェッショナルとして、これではプロとは言えません。

これは年齢やポジションには関係なく、誰にも当てはまることです。逆に、年齢が若いほど、一番顧客や現場に近い立場で働いていますから、ニーズも把握しやすく、チャンスがあります。

また、存在感があり、欠かせない人材は、当然同じ職場に長く所属する傾向があり、ますます専門を極めることになります。

部署を転々として上手に自分のキャリアを作れる人もいますが、欠かせない存在になれなかった為に、会社や部署の都合から、所属を次々とまわされてしまう人もいるのです。

どんなボジションを与えられても、不動の地位を築くのは自分次第というわけです。更に、実績が認められて来ると、更に大きな仕事のチャンスを与えられるようになるので、どんどん重要な立場を確立することができます。

さあ、今日からあなたならではのやり方で、確固たる立場を確立できるよう頑張って下さい。

数年後には、社内の誰もが名実ともに認める存在になれますよ。