仕事の都合で少し遅れてしまったもので、
後から追いかけるチーム。
先斗町を四条通りから上がっていきます。
しかし、先斗町なんて本当に久しぶり。
京都に来てもう長いですが、やっぱり
ここを通るとついつい写真を撮りたくなる。
人の波をかき分けてするする歩くと、
なにやら田舎の無人販売所みたい野菜たち。
そうなんです。なんとこちらが今回のお店。
「おうちごはん ここら家」さんの先斗町店。
この野菜、ディスプレイ用のサンプルでしょ？
と思ったら大間違い！本物の野菜たちです。
ステキですよね～、ついつい足が向いちゃいそう。
宴席の方は結構な人数だったので
お二階を貸し切りにしていただきました。
テーブルにはお鍋の具材たちが！
わー、たのしみですね～！
こちらのお部屋はお座敷っぽいのに絨毯敷きで
低めの椅子、というか高めの座椅子が。
なんだかまるで貴賓室のようです（笑）
カンパイのご発声により宴会スタート。
お鍋はまだとしてまずはお刺身が登場です。
この季節が一番美味しいブリと
焼き目のついた鯛のお刺身。
毎度のことですが、さっそく日本酒モードに
一気にギアが入る、わかりやすい酒リーマンです（笑）
それじゃ、お鍋の準備を・・・としたところに
ジャンジャ、じゃーーんっ！！
うぉぉぉぉおお！！これはこれは！！
なんとセクシーなビジュアル！！
そうなんです、つくね！
これをこねこね、丸めて投入していくんですね。
そしてお鍋の方はというとじゃーん！！
これがなんと白味噌と酒粕のお鍋！！
へぇ～、白味噌と酒粕だなんて、
いかにも京都でしょう？初めてです。
京都ではお雑煮も白味噌ですからね。
たまたまくじ引きで隣り合わせた
新入社員がよく気がつく子で、お鍋はお任せです。
なんだか少しえらくなった気分（笑）
こういうのはなれてる人にやってもらった方が
美味しいですからね。
はい、お鍋を待っている間に、こちら登場！
これも京都らしいですね、蕪蒸し。
京都らしいというのはこの味付けです。
すごくすごく優しい味わい。
アツアツの大根おろしとわさびが
口の中で広がります。
うん、はんなり。
お酒の方が全部揃いました（笑）
わがままなボクたちは
同時にこれだけないと不安なんです。
油モノには甘くないチューハイ、
食事と合わせるなら熱燗で、口を潤す焼酎水割り。
前半でチューハイが離脱して熱燗メイン。
後半で熱燗も離脱して焼酎がメインに。
うーん、贅沢だ。。
ここで天ぷらがきました！！
わーい！！これにはチューハイかな？
でも熱燗でもばっちり美味しいです。
やったーー！お鍋の方が完成です！
野菜もたっぷり入って見事な出来栄え。
さすがですね、やるじゃない！
ではアツアツのところはハフハフして、
いっただっきまーす！！
うーーーん、グーッ！！！
白味噌と酒粕の柔らかな味わいがいい。
つくねがまたいいダシをだしてて、
全体に深みを与えています。
はい、熱燗とツーショット（笑）
似合うよ～、お似合いだよ、お二人さんっ！
鶏肉好きのボクとしては
このお鍋はもうばっちりな好み。
ジューシーな鶏肉をほお張りながら、
そこへ流し込む熱燗。
それぞれが合わさって、美味しさは
もう一段階上へスパイラルアップ！
このお鍋のポイントは生姜です。
薬味としてたっぷりの生姜が出てきました。
お味噌には生姜が非常に合いますね。
生姜でアクセントを効かせた白味噌と酒粕。
うん、うん、これはごちそうです！
最後にはあら煮が出てきました！
わー、これまたお酒に合いそう。
個人的な感覚ですが、京都は焼き魚より
煮魚が多いという印象があります。
独身の頃、定食屋さんで焼き魚定食を
探したものの、なかなか無くってみんな煮魚。
焼くだけよりも煮る方が手間がかかるでしょうから、
そちらの方がごちそうということかしら。
「おうちごはん」というここら屋さんだけに
京都の定番な煮魚なのでしょう。
いやぁ、美味しかったです～！
すごくほっこりした空間で
ゆったりといただく京料理。
おうちごはんなだけに先斗町といえど、
肩肘はらずに気軽にいただける美味しさ。
いいですよね～
一番最初の野菜の並んでいる先斗町通りから
小路を入って奥にすすむとこちらが入口。
温かくて素敵な京料理を堪能でした。
ここら屋さん、ごちそうさまです～！
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おうちごはん ここら屋先斗町店
京都市中京区四条先斗町上ル鍋屋町209-12 家屋番号51
075-241-3933
http://kokoraya.moss-co-ltd.com/