今回分の青森出張の最後の思い出はこちらです。
地元の方が足しげく通う、焼き鳥屋さん。
仕事を無事に終え、飛行機までの少しの時間に訪問です。
創業昭和22年という老舗中の老舗。
基本的に大衆酒場が好きなボクですから、
もうお話を聞いただけで、そりゃ「行ってみたい!」と。
お店を入るなり奥に向かって直線に並んだカウンターが
「これぞ老舗の酒場!」を無言で証明。
ボクたちは5名でしたので入ってすぐ右の個室へ。
でもこの個室もすごくムードがあるでしょう?
古い喫茶店を思わせるこの個室からは
「奥州いわいどり」の看板が。
この重厚な雰囲気だけでもうノックアウト気味なのに
焼き鳥も美味しいらしいときたもんだ。
さっそく乾杯です!おつかれさまでしたー!
まずはおつけものをいただきながら、
焼き鳥が焼けるのを待ちます。
個室の入り口からのぞけたカウンターを少しだけ。
あの椅子がいいでしょ!シンプルな椅子がソソるでしょ!
これはぜひもう一度少人数でうかがって
カウンターに座ってみたいですね。
老舗酒場に来たら必ず頼むものが煮込み!
そのお店の看板ともいえるメニューなのと同時に
お店の味わいというか嗜好が如実に出るアイテム。
そしてこのやまがみさんの煮込みがまたカクベツ!
これは、うまいっ!!
簡単にいうと味わいはやや濃いめなのですが、
つまりはしょっぱめなのですが、それがまたいい。
牛肉自体もいいお肉なので深みも素晴らしい上に
この塩味は汗をかく労働者向けだとわかります。
四の五の言わずにプハーっとやりましょっていうね。
ボクのテンションはここで最高潮に!
そして焼鳥盛り合わせが登場です!
きたね~っ!!やった!!
食べ応えバツグンの身の大きさが垂涎モノ。
もうどれをいただこうか悩んじゃってしょうがないところ。
ハツをいただきます!!
おー、これが奥州いわいどり!!
ここまでずっと青森づくしだったので
あえて岩手県とうのもいいかもしれない。
弾力のある歯ごたえとにじみ出る肉汁。
ハツならではの食感が飲みたくさせますね。
うーん、力がみなぎるカンジ!
そしてチューリップ!?
いやチューリップは唐揚げの方か。
こちらはどちらかというとカツですね。
ただここで酒リーマン、運悪く携帯に呼び出しが。。
京都と東京を結んで大トラブル発生・・・
しかも物理的なトラブルではなく、電話ではとても無理な
人の感情がもつれた非常にデリケートな問題。
飛行機の時間まであまりないというのに、
お店の外で30分ほど長電話です。えーん。
最後に残しておいてもらったのがボクの大好物。
ネックとさんかくです。
これだけ食べられたからもう満足ですけどね。
そんなわけで、少しでしたが雰囲気満喫でした。
川沿いにででーんと存在感のあるやまがみさん。
このあたりで働いていたら、
会社帰りにプラっとのぞきたくなるお店でした。
やっぱり大衆酒場はいいですね。
ごちそうさまでしたー!
ちなみにこちらはやまがみさんの裏手にある中華のお店。
「王味(わんみ」)」というギョーザとラーメンの名店だそう。
開店前の時間でしたが、店頭には大量のニンニクが。
強烈にニンニクの効いたギョーザが看板なんだそうです。
翌日まで臭いのとれない程のニンニクですが、
夜になると満員御礼の大人気なんだそう。
青森はニンニクも有名ですもんね。
いつか行ってみたいものです。
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焼鳥 やまがみ
青森県青森市堤町1-11-4
017-722-5004
http://r.tabelog.com/aomori/A0201/A020101/2004008/