こちらは築150年の町屋を階層されたお店で店内も素晴らしい雰囲気なんです。
ぜひサイトの方 をご覧いただいた方がいいでしょうね。
これぞ正当な町屋という雰囲気や階段タンスなどじつに味わい深い。
一人先についてしまったので、2階のテーブル席からパチリ。
お隣には外人さんファミリーをおもてなししているご家族が。
暗くて分かりにくいですが、天井はやはり昔ながらの造りを感じさせます。
夏には川床も出るという鴨川沿いのお店は、落ち着きのある静かな雰囲気。
決して静かすぎることもなく、心地よい音楽と温かなサービスにほっこりできるよい空間です。
さぁ、はじまりましょう!!まずはチューハイをいただきます!
乾杯~っ!!こうやって飲むのは初めてですよね、Kさん。
Mさん遅れてる?じゃ、先に飲っておりましょう。
つぶ貝あたりでもう舌はすぐに日本酒モードに入ってしまいます。
ダメダメ、まだ早いですよ。
こちらは京赤鶏のスモークサラダ。
雰囲気のよいお店なのでライトはアンダー気味。写真の方はこれくらいで許してください。
やはり鶏好きな酒リーマン。野菜をいただくにも鶏があるとなおうれし。
ご一緒したこのKさんがまた面白い人で、彼の話を聞きながら飲んでいるだけで、
こちらはもうかなりご機嫌状態です。
はい、いきなりきちゃいました、ゴージャス系!!!
和牛塩焼きです!!
このトマトと万願寺を合わせてくるところが京都らしくてステキですが、
それにしてもこの和牛の美しさは素晴らしい。
ヘンなタレは必要ない、塩焼きだからこそ浮き彫りにされるお肉自体のもつ甘み。
この絶妙なレア感もあって封じ込められた肉汁と食感も美味しさをさらに強調するのです。
この「和牛塩焼き」ですが、「唐辛子の麹添え」とかかれています。
どうやらこれがそれのようです。
麹味噌のようなものに唐辛子を混ぜ込んであるようですね。
これでいただくとお肉はまた別の表情。ぐっと深みが出てきます。
このあたりで遅れていたMさんも登場されまして、日本酒へチェンジ。
あ、Mさんはチューハイいってくださいよ。はい、では改めまして乾杯~っ!!
ちょうどいいタイミングでお刺身が登場です。
わおーっ!!これまた華やかなお刺身ですね。
季節柄というのもありますが、品ぞろえがまたおもしろい。
こうなるともう日本酒モードはつきすすむしかありません!
さぁ、行ってしまいましょう!!
きました~っ!!!生カキです!!
わおーんっ!!
このジューシーなお汁をたっぷりとたたえたカキさま。
こちらはまたプックリと太った身がたまらなくセクシーじゃないですか!
あぁ、もうダメです。いただいちゃいますっ!アムロ、いきまーす!
ちゅるりんっ!!キャッ!
あーーーー口の中がとろけていく。口自体がもう海になっていく~!!!
そこへするりと流し込む日本酒のまた素晴らしいこと!!
口の中が化学反応を起こしそうなとんでもない状況です。
いかんいかん、一息つきましょう。このままでは壊れてしまいます。
実は通された2階席は鴨川側に大きく窓が張られていて、
こうして向こう岸を臨むことができるのです。
写真では一部しか切り取れませんが、川端のネオンを川面にたたえた鴨川を
四条大橋の方から三条大橋の方までぐるっと見渡すことができます。
夜は夜の魅力でしょうが、もう少し明るいと実はすごく見晴らしがいいと思います。
確かに夏に川床にうかがってみるのもいいかもしれませんね。
キタ!!きたキタきた!!!の、のどぐろさまです!!
うふふふふっ!!えへへへへへっ!!
この反抗的な下アゴがいつ見ても凛々しく頼もしいヤツ。
あぶらたっぷりのところを、はい、いただきまーす!!!
うお~っ!!!うめし!うまし!
やっぱりボクは焼き魚が好きなんです。焼き魚と日本酒。これかな、やっぱり。
当然、ご飯でもいいですけど、つまりご飯に合うものは日本酒にもバッチリなわけで。
いや、どちらかというと、このところずっと言い続けていますけど、
良い日本酒ってのは食中酒であって、それは米のお酒ってこともあって、つまりは「ご飯」なんですね。
先日、ガーデンオリエンタルさんの記事 の時に「日本酒に目覚めた20代」が
「日本酒ってピザに合うんですね」と大発見をした話を書きました。
実はその青年というのが、この日ご一緒したKさんだったのです。
だからすっかりKさんとは日本酒談義に花が咲いて大盛り上がり。
「チーズ系は絶対に合う」「クリームチーズの酒盗のせって試してみて」
「ピザもアンチョビのピザだとさらに合うね」
このあたりでボクは一旦席をたってしまったので、オーダーがわからなくなっちゃいました。
こちらは唐揚げなのですが、おそらくはあんこうの唐揚げ。
そして一番わからないのがこちら。うーん、ものすげくうまそうなのですが、なんだっけな。
つまりはボクは食べていないのかもしれません。
なんともったいないことを!!!
いや、おそらくは日本酒話があまりに盛り上がっちゃって覚えていないのが正解でしょう。
あー、こんなの絶対くやしい。。
最後は土鍋でご飯が登場しました。こちらは鯛飯ですね。
ご飯粒が美しい炊きあがりですね~!
みつばをのせていただくとまた素晴らしい香り。
炊き込みご飯も大好きな酒リーマンです。
赤だしも合わせてほっこりといただきます。
先ほどから日本酒はご飯だ!とかいっておきながら、
こんな炊き込みご飯だと、ご飯に合わせて日本酒も飲めちゃうので不思議です。
ご飯でご飯をいただくようなもの!?
階段を降りる途中一瞬だけ中庭の撮影に成功。
こうした中庭がある造りも町屋ならではですね。
先斗町通りからは細い路地を入って奥に行かないとお店がありません。
こういう構造も京都ではよくあるパターン。
ちょっと秘密めいた穴場感もあっていいじゃないですか。
いやぁ、満喫しました、魯ビンさん。ごちそうさまでした!!
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- 先斗町 魯ビン[京町屋 京野菜 京料理]
- 京阪電鉄本線 三条駅 5分
- 〒604-8011 京都府京都市中京区先斗町通り若松町137-4 (二番路地奥北)
- 075-222-8200
- ※2009年1月12日現在の情報です